映画 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 第15作 あらすじ 動画 無料 感想 見どころ 考察 人生を見つめ直す時間を作ろう
映画 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 第15作

引用元:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/
心の余裕はもちろん大事ですが、物理的に時間と頭の中の余裕をつくることも必要です。
特に、人生の再構築なんて考えるなら尚更ですよ。
映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(第15作)
を観ました。
この記事は、映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(第15作)のあらすじと感想、見どころを紹介します。
またストーリーセラピーとしては【考察ストセラ】の項で人生を考える間も無く働くサラリーマンが家庭と人生を大事する時間につての考察を書いています。
あなたが映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(第15作)に興味を持ったり、自分の時間を現実的に作り出す勇気を持つきっかけにでもなれると嬉しいです。
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映画 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 第15作 あらすじ
ある日、とらやを訪ねてきたのはリリーでした。
とらやではちょうど、今年は寅さんの帰りが遅いと噂をしていたところ…
懐かしい顔によろこぶさくらや博、おいちゃんとおばちゃん。
実はリリーは夫と別れてまた旅に出ようとしていたのです。
やはり、自分には普通の暮らしはできない…
北の方に行くから、もしかしたら寅さんに会えるかも…
なんて言いながらリリーは旅立って行きました。
そのころ寅さんは青森で知り合った中年男・兵藤謙次郎と旅をしていました。
どうやら兵藤は東京に家族を置いて家出をしてきた様子。
寅さんは見かねてとらやに電話し、兵藤家に電話するようにさくらに言います。
ご主人は自分と一緒だから心配するなと伝えろというのです。
さくらはわけもわからず兵藤家へ連絡をしました。
すると翌日、兵藤の奥様がとらやを訪ねてきました。
聞くところによると、月曜にいつものように出勤したと思っていたら昼過ぎに会社から電話が来て兵藤が出社していないと言われ大騒ぎになっているのだとか。
とにかく無事だったと安心する兵藤夫人。
一方、寅さんと兵藤が函館のラーメン屋の屋台で飲んでいると、そこにやってきたのはなんとリリーでした。
再会を喜び合う寅さんとリリー。
そして兵藤を含めた3人は、初夏の北海道で気ままな道中を楽しみます。
兵藤は、小樽で30年前の初恋の相手・信子に一目だけ逢おうとしました。
それを“男の甘え”だというリリー。
まるで寅さんにやつ当たりです。
寅さんとリリーはそれで大げんか。
そこで、リリーとも兵藤とも別れることになってしまいました。
数日後、兵藤が帰宅したと兵藤夫人から連絡をもらったさくらたち。
電話を切った直後、寅さんもとらやに帰ってきます。
寅さんは、リリーに酷いことを言っちゃった……と、後悔していました。
すると、その寅さんの懺悔を聞くように店の前にリリーが現れて……
映画 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 第15作 感想と見どころ
これまでのパターンとは全く違いました!
いや、それは言い過ぎか?
冒頭はいつもの寅さんの夢(寸劇)で始まりました。
恋が実らないのもいつものこと。
でも、それ以外のお話がいつもの「男はつらいよ」とは違うんですね。
やっぱりリリーがこのシリーズにとって重要な鍵なんですね。
全体的に寅さんとリリーのラブストーリーといった感じ。
仲が良い者同士のすれ違い。
正にラブストーリーの王道。
それだけに見応えもまた、ひと味違うんですね。
じゃあ、違う映画になっちゃったかというと、そうじゃない。
寅さんだし、とらやの面々です。
ああやっぱりこの世界だなって思えるんですよね。
観客としても「帰ってきた~」って感じ。
長年愛され続けたのもうなずけますね。
また船越英二さん扮するオジサン。
寅さんは「パパ」と呼んでいました。
兵藤ですね。
彼がまたいい味出してるんですね。
毎日、勤め先と家庭の往復。
そんな生活の中でふと自由を求めてしまったんでしょう。
でも、彼・・・兵藤自身が語るほど画面に映し出される兵藤家の様子は悲惨じゃないんですね。
サラリーマンと寅さんやリリーのような放浪人。
その対比もまた感じ入るところがありますね。
1975年の作品。
前作、第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」もそうだったかな?
やっと、わたしが生まれた年に入りました。
寅さんが歩く町並みが、ここから少しずつ変わっていくのでしょうか?
寅さんと時代、という視点でも見ていきたいですね。
年末公開の第50作目「男はつらいよ50 おかえり寅さん」は平成も越えた令和の寅さんですからね…
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映画 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 第15作【考察ストセラ】人生を見つめ直す時間を作ろう
どんな時も心は自由…でありたいとは思いますよ…
でも、じゃあ馬車馬のように働いている毎日のままでも心の自由だけで満足してやっていけるのか?
…っていうと、なかなかそう甘いモンでもないですよね。
わたしは今年2019年の春、1シーズンまるごと休みをもらいました。
2月下旬に足が職場に向かなくなり有給をもらい、3月~6月は休職。
人には向き不向きだったり性格や好みがありますから一概には言えませんが、わたしはこのとき痛感しました。
今送っている毎日の生活はわたしにとっては人間らしい生活リズムではない。
…と。
仕事メインの生活ですからそれ以外のこと、家庭のことも個人としての将来のことも、日々の心の余暇も全部が二の次三の次。
いくら忙しい中で心だけは豊かに・・・と心がけていても、少しずつ蓄積していくものはあったんですね。
特に息子は反抗期に入り、家庭ではわたしが蚊帳の外的な立ち位置だと感じていましたからなおさらでした。
それでもその期間が嬉しかったのは、ずっと家にいてその「蚊帳の外」感を味わっていると、決してそうではないことがわかってくるんですね。
視線が外を向いていただけ。
内に向ければいいだけじゃん!
みたいな。
やっぱり家族というかけがえのないものがあるからこそ自分は感謝の念が湧くし、感謝の念が幸福感そのものだとしみじみ思う休職期間でした。
療養を経て、今また人間の生活リズムじゃないと思った生活に戻ったわけですが、かなり慎重に今後のことを考えながら準備しています。
自分のためにも家族のためにも。
映画「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」(第15作)は寅さんとリリーさんの再会と恋がメインではあります。
でも、もうひとつの重要なファクター。
サラリーマン生活からつかの間逃避行して寅さんにくっついている兵藤。
彼の存在が、この作品をひと味違ったものにしています。
彼も会社では上司やノルマやいろいろあるのでしょう。
で、家庭では家族の視線が冷たい…などと言っています。
でも、劇中につかの間映し出された兵藤家では妻も娘も親戚たちも兵藤の身を案じていました。
アレ?っと違和感があるんですね。
で、その兵藤が帰宅した後、その家庭の中にいる兵藤も少し映し出されます。
コレもまた、兵藤自身が言うほど冷たい扱いをされているわけでもない。
つまりは彼自身の気持ちの問題だったのでしょう。
おそらく彼が思うほど家族は冷たくないし、むしろ彼が思う以上に必要としてくれている。
…だから、内に目を向けて頑張れ…
なんて言いたいわけじゃないんです。
もっと上手に、ちょっと会社生活から遠のいて、できれば家族のことも俯瞰して観れるくらい落ち着いた時間を作ってみる。
有給休暇、休職制度、私傷病手当、育児休暇、などなどサラリーマンだからこその制度というものはあります。
会社だけではなく厚生年金、社会保険でもあるはずですよね。
仕事に穴があく?仲間に顔向けできない?
違いますよね、たぶんそれ、自分自身が「当たり前」から外れた行動をとる勇気が出せないことへの言い訳ですよ。
特に40代、人生再構築第一世代なんて、政治屋にとって都合のいいレッテルを貼られている世代はしがみつく軸そのものを見直す必要あるでしょうから。
兵藤さん、けっこう思い切ったことしたと思いますよ。
腹、座ってんな~!(笑)
全ての物語のために
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