映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 動画 無料 あらすじ 感想 見どころ考察 あなたが帰る場所です
映画 男はつらいよ 純情篇 第6作

引用元:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/
心の拠り所が必要な時ってありますよね。
本当は命を授かって今生きている。
その事実だけで充分なんですよ、拠り所なんて。
そうはいっても口で言うほど簡単にはいきません。
だから拠り所が欲しくなる。
『自分のルーツ』はたくさんある拠り所候補の中でも頼りになるものの一つだと思います。
映画「男はつらいよ 純情篇」(第6作)
を観ました。
この記事は、映画「男はるつらいよ 純情篇」(第6作)のあらすじや感想、見どころ、無料見放題で観る方法をお伝えします。
また、ストーリーセラピーとしては、心の拠り所としての故郷や帰る場所についての【考察】を書いています。
あなたが映画「男はつらいよ 純情篇」(第6作)に興味を持ったり、自信が無くなった時に自信を取り戻す方法を学ぶきっかけにでもなれると嬉しいです。
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映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 動画あらすじ
男はつらいよ 純情篇(第6作) あらすじ① 故郷が恋しい素直な寅さん
飲み屋でテレビを観ていた寅さん。
テレビで柴又の特集を放送しているのを観ていました。
帝釈天だけではなくとらやの様子や妹のさくらまで画面に映ります。
故郷への懐かしさがこみあげてきた寅さん。
一方、柴又のとらやでもさくらや博、タコ社長まで揃ってテレビを観ていました。
「男前だったかい?」というおいちゃんに、「全国へのいい宣伝になったね」というタコ社長。
さくらが呟きます。
「お兄ちゃんもどこかで観てないかな…」
…と、そこへ掛かってくる一本の電話。
電話の主は寅さんでした。
電話に出た博は近くにいるんでしょ?と聞きますが寅さんは山口県にいました。
テレビを観てみんなの声が聞きたくなったのです。
長距離電話で10円玉をせわしなくつぎ込む寅さん。
さくらに電話が代わってすぐに10円玉も尽きて電話は切れてしまうのでした……。
山口から商いのために長崎県へやってきた寅さん。
五島列島への船が翌日まで出ないことを知って困っている赤ちゃん連れの女性を助けます。
一晩、自分の宿に泊めてやり彼女の話を聞く寅さん。
彼女は暴力亭主から逃げて、故郷へ戻ってきたのは良いけれど、駆け落ち同然での結婚だっただけに実家へ帰るのも気が引けているようです。
五島列島で母子と別れようとした寅さんは彼女の様子から放っておけなくて結局、福江島の実家まで送ってやる事に……
そこで再会した父と娘のやり取りを見ながらまたもや柴又へ帰りたくてたまらなくなるのでした…。
男はつらいよ 純情篇(第6作) あらすじ② 下宿人にまたも寅さん一目惚れ
その頃、とらやでは……
おばちゃんの遠縁の親戚の夕子がしばらく下宿することになりました。
夕子はわけあってしばらく夫の下を離れて柴又へやってきたのです。
年の瀬で忙しくなる頃…
人手が欲しいとらやにとっては大助かり。
おいちゃんとタコ社長は、あまりにもイイ女で店の株も上がると盛り上がります。
しかし、こんなときに寅さんがいたらまたどんな騒動になるのやら…とも…
そんな所へ帰ってくるのが我らが寅さんです!
期待を裏切りません(笑)
2階へ上がろうとする寅さん。
それを止めようとするおいちゃんとおばちゃん。
「あれ?」
寅さんは気付きます。なんか様子が変だな?
問い詰めると下宿人に部屋を貸したと言います。
またもや、いじける寅さん。
俺の帰る場所はなくなった…。
もう2度と帰ってくることはないだろう…そう言って出ていこうとした時…
夕子が現れます。
もちろん、一目で恋に落ちる寅さん。
やっぱり期待を裏切りません(笑)
それでも出ていくと言った手前、居心地悪そうにしていると今度は兄の姿を見つけて喜びの声で駆け寄ってくるさくら。
寅さんも笑顔でさくらを迎えます。
ついでにおいちゃんとおばちゃんにも笑顔。
夕子とさくらの挨拶に便乗してへらへらしたまま夕子を帝釈天へ案内することに…
一方、さくらの家では夫の博が実家の父親に神妙な顔で手紙を書いていました。
独立するために必要な印刷機械の80万円を用立ててもらえないか?
…という相談の手紙をしたためていたのです。
しかし、博はまだタコ社長に自分が独立を考えていることを言っていません。
博はタコ社長の工場の要(かなめ)なのです。
そんな博がいま抜けてしまったら、工場はどうなることか…?
そのことは渦を巻いて、とらやも寅さんも巻き込んでいくのでした…
そしてまた、そんな騒動を目の当たりにしていた夕子の心にもある変化が…
映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 動画 感想と見どころ
祝日の早朝、まだ夜が明ける前から早々と起きだしてU-NEXTで観賞しました。
本当は、録りためているドラマをみなきゃと思っていたのです。
大本命、日曜劇場の「グランメゾン東京」、そして原作漫画を数話読んだことがあって気になっていた「死役所」。
でも、冒頭再生し始めて…明らかに面白いのに自分が求めている波長が「今コレじゃない」と告げるんですよ。
もう、観念してテレビを消してPCに向かいました。
そしてU-NEXTで「男はつらいよ 第6作」と検索。
この「純情扁」を再生したわけです。
すると松竹のタイトルバックと共に流れてくる「男はつらいよ」のテーマ曲。
「これこれこれ~!きたきたきた~!」
とワクワクして顔がほころんでいく自分に驚きながら、スゥっと引き込まれて、爆笑しながら涙を流していました。
映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 感想と見どころ① 新しい型のスタート
「男はつらいよ」は毎回お話の型が決まっている…と言われています。
そうは言っても数パターンはあるようですね。
第1作目、2作目はほぼ同じ型でした。
3作目もほぼ一緒でしたがちょっと変化球。
4と5あたりでまた違ってきて、この6作目はわたしが昔何回か観た覚えのある型でした。
<旅先で少しドラマがある→そして柴又に戻る→騒動起こす→失恋→また旅に出る>
みたいな感じ
5作目はほとんどが冒頭で柴又に戻りますから、そのあたりがだいぶ違いますね。
映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 感想と見どころ② 帰るところがあると思うと甘えてしまう
泣きのスパイス。笑いのツボ。
…としての伏線が初めからしっかりと張られています。
今回は……
「帰るところがあると思うから甘えてしまう」
ということ。
冒頭の長崎でのエピソード、そして故郷でのすったもんだを得て、最後のさくらとの別れのシーン。
悲劇は喜劇。
本当に心にしみわたるような見事な人情喜劇のスパイスになっていました。
…そこが渡世人の辛ぇところよ…
という寅さんの口癖が、だんだんと染み入るようになってきました。
映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 感想と見どころ③ マドンナがとらやから得るもの
今回は夕子というマドンナが登場します。
とらやの下宿人です。
とらさんが一目惚れする相手。
人妻でしたがなにかしらの事情があって遠い親戚のおばちゃんを頼ってきたのでしょう。
そんな彼女がとらやで巻き起こる騒動…
…またその騒動の内容も博の独立話しという見どころの一つなのですが…
…その騒動を目の当たりにして笑いながら泣きます。
「こんな風に思っていることを言い合えるなんて…」
と羨ましがっているんですね。
なにが、あったんでしょうね。
実は、第1作目の時に書いた核家族があたりまえの現代と、親戚も近所もみんな近くて家族みたいだった一昔前。
その対比みたいなのが1971年のこの作品に少しだけ顔を覗かせている。
わたしはそんな風に思えて仕方ありません。
人情喜劇、人間賛歌。
辛いこと悲しいことはいっぱいあるけど実際こっけいだよね。笑えるよね。
笑えるから生きていけるよね。
って思える、ステキな作品でした。
また次も楽しみに~♪
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映画 男はつらいよ 純情篇 第6作 動画【考察ストセラ】自分の拠り所
わたしたちは生まれた。
命を持って生きている。
その事実だけがあれば、本当は自信の拠り所としては充分なんですよ。
それは揺らがない事実です。
それでもやっぱり生きているとそんな風には思えない時があります。
なにかにすがりたい時が出てくる。
自分は何のために生まれてきたのか…?
という問いの答えにすがりたいときとかありますよね。
「生きてる!」「これをやるために生まれてきたんだ!」
そう思いながら活き活きと生きている人って輝いていますもんね。
そういう自信がないときに…
・悪い宗教にハマったり
・お金を持つことだけが力だと勘違いしたり
・出世することが認められることだと勘違いしたり
・ただ無気力になったり
・自分を否定したり、自殺したり、犯罪に走ったり
…などなど、心の隙に負けちゃうことがあります。
みんなそうならないために『自分』を知ろうとしますよね。
何かにすがりたい気持ちがあって自分を知りたいときはそういうものにハマったりしないように気をつけてくださいネ。
今ここに生きている。
ただその事だけがバチッ!とわかれば本当はもうそんな必要はないはずなんですよ。
でも、わたしも含めてそれがそう簡単じゃないんだなぁ。
やっぱり自信を求めて自身を知ろうとする。
じゃあ、何かにすがりたくて自分を知ろうとするのが悪いのかとそんなこともないと思っています。
自身を知る、自分を知る、自己理解をするというのはけっこう大切なことです。
自分のことをわかっていないと上手く自分を使えない。
どんな道具だって知識や知恵だって、ちゃんと理解していないと使い方を間違うように自分のこともちゃんとわかっていないと使い方を間違っちゃうんですよね。
それって、もったいないじゃないですか?
だからわたしは自分を知ろいうとすることは薦めます。
その上で自信が持てるならなおいい。
ただし、自信に関してはそれだけを拠り所にしない事。
ここ、けっこう危険なところなのでしつこく注意しておきますね。
で、その自分を知る方法の一つの手掛かりとして、『自分のルーツ』を知るということがあります。
自分の家系図を見て歴史や時代と照らし合わせて先祖たちがどんなことをしてきたのか…
とか、自分が生まれ育った町の歴史を知って誇りに思えたり…とか。
これって結構わくわくするし受け止め方によっては自分を幸せにしてくれます。
わたしも先日コンビニ漫画のコーナーで薩摩武士の劇画を見つけてつい手に取ってしまいました。
薩摩隼人の血が流れている。
そう思うだけで、辛い時に歯を食いしばれたりします。
あるいは、自分が道に迷った時、里帰りなんかしますと、子どものころよく遊んだ近所をぶらついたりします。
どんな思いで子どものころを過ごしてきたのか?
それを思い出すためですよね。
まさに自分という魂のルーツを思い出そうとするかのように。
両親に会う、祖父母に会う、親戚やご近所に挨拶する…
そういうときに蘇る記憶がある。
思い出す感覚がある。
それって結構有り難いことだと思います。
感謝すべきことだと思います。
自信の源になりますからね。
帰れる場所がある。
これはデカいです。それは事実。
もし、あなたが帰れる場所を持っていないのなら、ないならないで結構です。
だって、生まれてきただけで、命を持って生きているだけで本当はルーツなんて知らなくてもそこに信じるに足るものはあるんです。
自分のルーツはただ、それを見失った時に思い出す方法の一つに過ぎません。
自信を取り戻す方法なんていくらでもありますから心配なさらずに。
それよりも、もし、あなたが帰れる場所をもっていないのなら、その寂しさを自分のモノにして、糧にしてあなたが誰かの帰れる場所になってあげたらステキだと思います。
寅さんは不器用でいつも恋は成就しません。
ハートはブレイクしてばっかです。
でも、幸せだよなって思います。
不幸ではないですよ絶対に。
幸せって何だろうって迷ったら、寅さん見るとイイですよ。
ふるさとを懐かしんで、戻ったらケンカして、失恋までしてもう帰らねえよってまた出て行く。
でも帰っちゃうんですよね。
幸せだと思いますよ。
あなたが誰かの帰る場所になれたらその人を幸せにできるわけですからね。
全ての物語のために
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