映画 男はつらいよ 葛飾立志篇 第16作 動画 無料 あらすじ 感想 見どころ 考察 心理学は万能じゃない
映画 男はつらいよ 葛飾立志篇 第16作

引用元:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/
心理学や脳科学を勉強しています。
物語にもカウンセリングにも人間関係にも役立ちますよ。
書店でもタイトルに「心理学」と書いてあるとかなり売れるようですね。
でも、注意しないと万能ってわけじゃないんですよね。
映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」(第16作)
を観ました。
この記事は、映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」(第16作)のあらすじや感想、見どころを紹介しています。
また、ストーリーセラピーでは決して万能じゃないけど勉強をする理由について【考察ストセラ】で書いています。
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映画 男はつらいよ 葛飾立志篇 第16作 あらすじ
とらやをひとりの高校生が訪ねてきます。
最上順子(桜田淳子)。
山形から修学旅行で東京へ来て、そのついでにと寅さんを訪ねてきたのです。
とらやの面々がどういうことか?と話を聞くと…
車寅次郎という人から毎年、母あてに手紙が送られてくるとのこと。
順子への500円も添えられて…
そこへバッチリのタイミングで、旅から帰って来た寅さん。
順子の顔を観て、ちゃんと母親の面影を読み取り誰の子か当てて見せました。
もしや寅さんが実父ではないか!?
順子のその反応は、さくらたちとらやの面々を大いに困惑させるのでした。
何とかその誤解は解けて、順子をもてなして帰らせます。
しかしとらやではまたもやひと騒動。
寅さんは旅へ出るのでした。
寅さん不在のとらやにやってきたのは、御前様の親戚で大学で教授の助手をやっているという筧礼子(樫山文枝)。
そのころ寅さんは旅先の山形で順子の母の墓参りをしていました。
墓参り中の寅さんに声をかけたのはお寺の住職さん。
「学問は己を知るためのもの」
住職のお話しを聞いた寅さんは柴又に帰ってきます。
学問をやる!
そう言って帰って来たとらさんは、礼子が下宿人だと知って更にやる気を燃やします。
御前様のはからいで礼子が寅さんの家庭教師をやることになるのですが……。
映画 男はつらいよ 葛飾立志篇 第16作 感想と見どころ
冬の気配が強まって来たこのごろ、穏やかに晴れた日に観たり、仕事で疲れて帰って寝る前に少しだけ観たり。
何回かに分けて観ました。
そういう見方も心地いい作品でした。
まず冒頭で寅さんを訪ねてくるのが桜田淳子さんですよ。
わたしは幼少のころに「8時だョ 全員集合」でドリフターズといっしょに教室で笑っていた人…
としてしかほとんど知りません。
若いですねぇ。
そんな当時のアイドルがこうやってゲスト出演しているんですね。
しかも、寅さんの隠し子か?
みたいな登場の仕方で、さくらもおいちゃんもおばちゃんもびっくりしちゃう。
このくだり…掴みはバッチリです。
女学生が登場して、旅先で学問とは…という問いにお坊さんに答えてもらって「学問をする!」と帰ってきたら、下宿人は大学教授の助手。
映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」(第16作)は学問がテーマでした。
勉強は何のためにするのか?
己を知るため。
それも一つですね。
そんな寅さんが教授……礼子が手伝っている大学の教授、田所教授と話をしていて、恋愛に関しては寅さんの方が「先生」って呼ばれちゃうんですね。
この辺りも非常に面白い。
で、今度は寅さんが悩み苦しむマドンナ、礼子に何もしてやれず、「自分に学がないから」だといいます。
もっと勉強していればいい言葉をかけてあげられたのに……と。
上手いですねぇ。
とってもテーマがわかりやすい。
勉強していればいいってもんじゃないこともこのお話は考えさせてくれます。
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映画 男はつらいよ 葛飾立志篇 第16作【考察ストセラ】心理学は万能じゃない
心理学なんか勉強してるんだ…
だったらアタシの悩み解決してよ!
みたいな態度を取られることが、ごく稀にあります。
心理学というより心理カウンセリングという言い方をするとその確率はさらに増えますね。
「アタシ ~ で悩んでるんだけどどうすればいい?」
みたいな。
「答えは自分で探してね」
って答えると
「…ダメじゃん!」
って怒っちゃう(笑)
そもそも、心理カウンセラーはちゃんとしていればしているほどカウンセリングに入る前に自分に言い聞かせてますよ。
自分がクライアントの悩みを解決するのではない…って。
クライアントの鏡になって、クライアント自身で気付いて解決策を模索していく。
人生の課題を自分でクリアするからこそ成長があるわけです。
その機会を奪ってしまったらペテンですよ。
それこそ「ダメじゃん!」ですよ。
だから、カウンセラーに出来るのはヘルプじゃなくてサポートなんです。
心の鏡にどれだけなってあげられるか?
だから難しんですよ。
書店で売っている本で心理学とタイトルにつく本の多くは「人を思い通りに動かす」みたいなニュアンスの本が多いですよね。
特に表に並ぶようなわかりやすい本はそう。
心理学と聞くと、どうも人の心を簡単に操れると思っている人が多いです。
心理学を知っている人はいつでも答えを出してくれる人、悩みを解決してくれる人…みたいなイメージを持っているんでしょうか?
でも、そんな魔法みたいな学問じゃありません。
もちろん心理学は学問だし科学です。
でも万能じゃないんですよ。
もしも万能だったら心理学を学べば悟りも開けるみたいなことになっちゃいますよ。
映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」(第16作)は学問がテーマでした。
なぜ学ぶのか?
お寺のお坊さんは「己を知るため」と寅さんに答えました。
心理学もまずはそこに向かいます。
自己理解。
でもコレって、他のどの分野の学問も最終的には同じですよね。
歴史を紐解きながら自分と対峙する。
文学を読みながら自分と対峙する。
数式や物理、化学で世の理を理解し自己理解を深める。
そして、自分をわかって来るようになったら自分からまた世界…宇宙へと繋がっていく。
無限の宇宙サイズに自分が収まるなら万能にもなれるかもしれませんけど、そんなことは不可能。
どんな学問も地道にひとつひとつ気付いたり見つけたり予想して実験を繰り返したりしながら積み上げてきたものです。
無限の中のひとつひとつを地道に地道に。
何かを知り、あるいは何かに気づくことは素晴らしいことです。
学ぶことの醍醐味ですよね。
でもそれで世の中の全てが理解できたわけではありません。
無限の中の1を見つけただけ。
自分を万能だと思った時点でその人の崩壊は始まります。
成長がとまるわけですからね。
後は退化あるのみ。
学ぶことは万能ではないけど、今を超える力を紡ぎだす材料にはなります。
学問に頼るのではなくて、学問や知識の組合せで自分で最適解を導き出す。
それが、本当の学問の意味だと思います。
知恵ってそういうことですよね。
全ての物語のために
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