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父子は父子 ドラマ【シェフは名探偵】9話(最終話) 感想 ※ネタバレ注意

©「シェフは名探偵」製作委員会

父子は父子 ドラマ【シェフは名探偵】9話(最終話) 感想 ※ネタバレ注意

ドラマ『シェフは名探偵』9話(最終話)を観ました!

素敵なドラマ。オリジナルでもいいからまた彼らに会いたいよ~♪

では、ドラマ『シェフは名探偵』第9話(最終話)を振り返ってみましょう♪

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ドラマ『シェフは名探偵』9話(最終話) あらすじ

ドラマ『シェフは名探偵』
第9話(最終話)

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三舟(西島秀俊)は父・英雄(吉澤健)が生きていたことに安心しつつ「会うつもりはない」と言われたことはやはりショックだった様子。そんな三舟が大切にしていたスツールが壊れてしまいました。翌朝店に来た三舟は壊れたスツールが無くなっていることに気づき「どこにやった!?」と騒ぎます。実は高築(濱田岳)が処分し代わりに新しい椅子を準備していたのでした…。しかし、実はあのスツールは英雄が手作りした思い出のスツールだったのす。

知らなかったとはいえ責任を感じてしまった高築。その日からゴミ回収業者などスツール探しに奔走するのですが…。

そんな中、フランス料理は食べられないと言っていた安倍実花(奥貫薫)から乳製品を使わない料理をと予約が入りました。

そして安倍の予約の日、黒い正装のような雰囲気の服を着てやってきた彼女は「フランス料理と和解するために来た」と言います。その日を含めて2度『パ・マル』を訪れることになった安倍は、三舟との対話から胸のつかえがとれたのか、改めて英雄を説得すると言い…。

ドラマ シェフは名探偵 9話(最終話) キャストと感想

ドラマ シェフは名探偵 9話(最終話) キャストごとの感想

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三舟忍:西島秀俊

スツールがなくなったときの取り乱し方は三舟さんにしては珍しかったですね。それでも素晴らしいのは高築を責めなかったこと。ステキな人のモデルのひとりです。

高築智行:濱田岳

やっちゃった~って、罪悪感も大きいでしょうが、そこまで三舟の気持ちを汲んで行動できるのは本当い凄い。普通は罪悪感にさいなまれてもあそこまではできない。

志村洋二:神尾佑

安倍さんと嬉しそうに話できるようになったのはなんでなんだろう。また見返すときに志村の気持ちを想像してみるのは次の課題になりそうです。

金子ゆき:石井杏奈

紅一点。という言葉がピッタリのヒロインでしたね。恋愛対象が男性ではなかったけど、だからこそ『パ・マル』の家族の一員としてみんなの中に溶け込めるんでしょうね。

小倉:佐藤寛太

なぜか出かけた3人の代わりになぜかオーナーがいるのはウケました。この人も間違いなく『パ・マル』の家族の一員ですね。

安倍実花:奥貫薫

先週の伏線をしっかりと回収してくれました。あの時見せた嫌悪感のようなモノ。そこに隠れていた彼女の背景。結果的には三舟も彼女に出会えてよかった。

三舟英雄:吉澤健

結局、今さら合わせる顔がないとか照れくさいとか申し訳ないとか…そんな感覚で「合う気はない」って言っちゃったんでしょうね。だって…

ドラマ シェフは名探偵 9話(最終話) 感想

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シェフは名探偵 9話(最終話)の感想① 父と娘

感想①-1 さすが三舟

『シェフは名探偵』というタイトルの由来は三舟シェフがスバ抜けた洞察力で客の背景を推察するちからがあるからですよね。最後、三舟とお父さんのお話がメインならそういうお約束からは遠ざかるのかなと思っていましたが…そんなことない!ちゃんと安倍実花の話を聞いて固まっていた心を解きほぐすことが出来ましたね。そ

感想①-2 わだかまりからの供養

お父さんとはずっとわだかまりがあって和解できず、そのままお父さんはこの世を去ってしまった…という安倍さん。秘密が明らかになったところでもうお父さんはなくなっているので和解の仕様がないという彼女に「そんなことはない」という三舟。
そう、今回はその秘密そのものがお父さんからは歩み寄っていたことがわかるものでした。だから安倍さん自身が心の中で歩み寄ればいい。そういうことでした。

でも、お父さんが歩み寄ろうとしていたかどうかなんてわからなかったとしても自分の中でお父さんを許せたり、「ごめんね」と言えたり、そういう自分を許せたり…ってことが出来ればそれが『和解』だと思うんです。

それが本当の供養なんだと思うんですよね。亡くなった人との間にある自分の中の苦しみを癒してあげることが供養だと。

感想①-3 やっぱり愛だ

で、そのお父さんからの歩み寄り…。お父さんは歩み寄っていた…という表現すら父親の気持ちになれば片腹痛いですよね。歩み寄るも何も初めから心の中では突き放したりなんてしてないはずなんですよ。ずっとずっと心は一緒にいるはずなんですよね。その愛が具体的な形で残っていたから安倍さん良かったね。それを三船さんがわかりやすく教えてくれたからよかったね…という話。でも、もっともっとたくさん同じ思いから生まれてる誤解もあったはずですよ。秘密が暴かれてないけど全部愛ですって事実もい~っぱい眠っている。親ってそういうもんですよ。

シェフは名探偵 9話(最終話)の感想② 父と息子

感想②-1 ありがとうの連鎖

前回の8話で志村が「納得いかない!」と安倍さんに文句をいうようなシーンがあって三舟がたしなめていました。安倍さんは何も悪くないと。その通りですよね。で、フランス料理は食べれないともお父さんは合う気がないと嫌な情報を持ってきた彼女が見せに予約を入れる。みんなザワッとなります。でも三舟だけは嬉しいと言います。

その三舟の気持ちがあったから安倍さんは自分のことを三船たちに語ることができたのでしょう。そしてそのことで三舟が謎を解いてくれて、ほだされた彼女の想いが今度は三舟の父を自分が説得しようという思いにつながりました。

まさにありがとうの連鎖。マイナスの情報に嫌悪感を示すのは簡単なんですよね。でも感謝を持って受け止め、相対することができれば関係性もモノゴトも好転する。
そういうお話でしたね。

感想②-2 男は黙りがち

で、結局三舟の父・英雄は来てくれました。三舟は静かにゆっくり英雄に語り掛けました。聞いてくれたから答えることができたのでしょう。でも、三舟が聞いてくれなければたぶん黙ったままだったんじゃないでしょうかね。
「会うつもりはない」と聞いた時に「いいんです」って言っちゃった三舟と同じなんですよね。男ってそもそも上手に自分の気持ちを人に伝えられない。ヘタクソです。
三舟は上手いほう。とっても上手いほう。それでもやっぱり無理強いはできないから黙っちゃう。こればっかりは本質的に女性には適わない部分じゃないかなと思うんです。

感想②-3 やっぱり愛だ

「会うつもりはない」とか言ってたくせに!ですよ。三舟の一言個からお父さんなんて言ったか…それはもう、「はあ?」ってわたしは笑いました。やっぱりねって。もうそれはドラマで確認してください。なんだ、ぜんぜん会う気まんまんじゃないか!って微笑ましい秘密を言っちゃうから。秘密でもないか。それを聞いた三舟も一瞬嬉しそうな顔をしましたね。なんだよ…父と息子も男同士の不器用さはあるけどやっぱり愛なんだよ!

ドラマ シェフは名探偵 9話(最終話) みんなの感想

では、ドラマ『シェフは名探偵』第9話(最終話)のみんなの感想をTwitterの反応から観てみましょう♪

※重要なネタバレがあります

ドラマ シェフは名探偵 9話(最終話) 感想まとめ

本当に心がほんわかになれるステキなドラマでしたね。みんなの感想をみていると、こういうドラマ、たくさんの人に求められてるんだな~って感じます。みんなあの『パ・マル』のみんなにまた会いたいと思っているんですね。
ステキな人たちがステキなお節介でステキな秘密を暴いて優しい気持ちになれる物語。
み~んな続編待ってるぞ~~~!

 

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