ドラマ【映像研には手を出すな!】見どころと感想 実写だからこそ真に迫るもの

ドラマ
©2020 「映像研」実写ドラマ化作戦会議 ©2016 大童澄瞳/小学館

ドラマ『映像研には手を出すな!』見どころと感想 実写だからこそ真に迫るもの

ドラマ『映像研には手を出すな!』も一気見しました!

アニメ版を観た日に実はドラマ版も一気見しました

では、ドラマ『映像研には手を出すな!』を振り返ってみましょう♪

ドラマ『映像研には手を出すな!』は動画配信サービスで見放題配信しています。完全無料で観る方法もありますよ♪

ドラマ 映像研には手を出すな! あらすじ

ドラマ『映像研には手を出すな!』
全話

高校1年生、入学したばかりの浅草みどり(齋藤 飛鳥)は、極度の人見知りです。しかし子供のころから好奇心は旺盛で特にアニメが大好きでした。唯一仲の良い同級生の金森さやか(梅澤美波)とともにアニ研(アニメ研究部)の上映会へ。そこでカリスマ読者モデルとして大人気の水崎ツバメ(山下 美月)が声をかけてきます。水崎は黒ずくめの男たちに追われていて浅草のアーミーハットを借りて逃走。「金のにおいがする」という金森とともに浅草も水崎を助けることになるのでした。

お互いにアニメが好きだとわかり意気投合する浅草と水崎。お互いのスケッチブックを見せ合いその場で即興での合作を初めてしまいます。その様子を見ていた金森は、2人でアニメを作らないか?自分がサポートするからと言い出すのでした…。
水崎は両親が有名な俳優夫婦で、父親からアニメ研究部への入部を禁止されていました。彼女を追っていた男たちはお目付け役だったのです。

アニ研には入れないけど2人でアニメは作りたい!そんな2人をサポートすべく金森は学校と直談判し映像研究部を設立するのでした。金森の口八丁手八丁でなんとか同好会としてスタートした映像研は、生徒会の部活動の厳しい取り締まりに会いながら3人にとっての「最強の世界」を広げていくことになります。

ドラマ 映像研には手を出すな! キャストと見どころ・感想

アニメ 映像研には手を出すな!のメインキャスト

浅草みどり:齋藤 飛鳥

乃木坂46の人なんですね。おじちゃん知らない…。けど、なかなかどうして『映像研には手を出すな!』の世界観を見事に体現して見せてくれていましたよ。

金森さやか:梅澤美波

同じく乃木坂46のメンバー。漫画・アニメのように個性的な見た目とはいきません。何せアイドルですから可愛らしい女子があのキャラを演じているという感じ。しかし背丈は合っていてそれを活かした迫力はしっかりと醸し出していました。頼もしい金森氏は実写版でも健在でした。

水崎ツバメ:山下 美月

水崎ツバメは漫画・アニメでもカリスマ読者モデルですから、アイドルが演じるなら何の問題もありませんね。演じるのは同じく乃木坂46の山下美月さん。水崎氏の底抜けの明るさというか無邪気さがちゃんと演じられていましたよ。

藤本先生:高嶋政宏

アニメのように髭が重くて肩が凝るとはいいませんが、不思議と藤本先生らしさは出ていました。

百目鬼:桜田 ひより

音響部唯一の部員。桜田ひよりさんはアイドルではなく子役からの役者さんで、モデルさんのようですね。わたしもドラマや映画でなんどかお見掛けしたことがあります。アニメとイメージそっくりでした。

他にも原作の世界観を実写に落とし込むためにキャスティングの工夫も凝らされているようでとても楽しい配役でした。

ドラマ 映像研には手を出すな!の見どころ

ドラマ 映像研には手を出すな!の見どころ① 作品

原作は漫画

原作は『月刊!スピリッツ』連載の漫画です。作者は大童澄瞳さんという方。単行本は現在(2021年6月時点)で5巻まで出ているようです。わたしは未読ですが読みたい!!

原作・アニメ・実写比較

実は2日かけてアニメとドラマ&映画『映像研には手を出すな!』を全て観ました。原作の漫画も1巻だけ読みました。漫画の表現が100%だとするとアニメは120%。実写化のドラマ&映画はエピソードが60%、テーマは70%詰め込もうとして65%達成…といった印象に仕上がっています。トータルではアニメがすこぶる良いという判定になるのですが、実は部分的にドラマのほうがずば抜けていいところもありました。

ドラマ 映像研には手を出すな!の見どころ② キャラクター

主役の3人のキャラクター再現性は高得点

もともと原作の浅草氏、金森氏、水崎氏の3人はバランスが素晴らしく絶妙です。
実写版では、乃木坂46のメンバー…つまりアイドルがこの3人を演じているので漫画やアニメをまんま再現するのは難しいです。特に金森氏。
金森氏は漫画やアニメでは『美人』とか『カワイイ』という容姿とは言い難い。しかし実写で演じるのはアイドルですからそういう容姿は再現できません。演じている梅澤美波さんは美人です。それでも、容姿で言えば身長は3人とも現実味がある範囲で再現できていますし、キャラクター性(性格)の役作りは絶妙です。
アニメや漫画の実写化となるとキャラクターの解釈そのものを変えてしまうことも多いですが、このドラマはそこは忠実に対応しようとしていて全員カワイイこと以外は見事に再現できていると思います。

ドラマ 映像研には手を出すな!の見どころ③ 世界観

脳内世界も見事に映像化

浅草氏、水崎氏は自らアニメを作りたくて絵を描いている子たちです。自分が思い描いた世界を絵で表現する。当然、絵にする前のイメージの世界は実際の絵よりも凄いものがイメージされているわけですよね。漫画もアニメもそのイメージ世界を漫画だからこそ、アニメだからこその表現力で豊かに描くわけです。
これこそ『映像研には手を出すな!!』の表現的な醍醐味でもあります。しかし…実写という媒体のもっともハンデとなるところ。この実写版はそこも見事に乗り越えています。VFXと役者演技を駆使して見事に再現。1話目で3人が繰り広げる脳内大冒険はアニメ同様に涙が出ました。

設定を活かした構成の変更① 学校の世界観

ドラマならではの変更点が多く、アニメとドラマを最初の2~3話だけ見比べると、ドラマが大幅に原作改編してオリジナル要素をつけ足したのか?と勘違いするような構成になっていました。実はアニメも話数が進んでいくとわかるのですが、後から出てくる生徒会の状況やセリフで語られる裏設定を、ドラマでは1話目から世界観の中に登場させています。一定の役者を揃えてセットやロケを行う以上、ドラマという媒体はあらかたの登場人物を最初に紹介し全体を通して出演させておく必要もあるのかもしれません。
様々な部活動の生徒たちを実際にふんだんに映像内で登場させていますし、公安ならぬ校安などはまさに大幅に膨らませて初めから脅威として存在していました。
ドラマならでは工夫をしながら作品世界を実写として成り立たせる工夫なのでしょう。

設定を活かした構成の変更② 物語

ドラマでは生徒会が映像研究部に予算を出すかどうか?という審査会が最終話のクライマックスになっていました。そこまでのエピソードも原作やアニメとは前後させながら、テーマを盛り込みつつ表現していると思います。構成をシャッフルしている感じですね。例えばアニメではかなり公判で登場する、浅草氏と金森氏の中学時代の出会いの回想シーンなどは、ドラマラストのところではまだ出てこないはずですがしっかりと重要なところで紹介されていました。

配役・演技、映像、構成…トータルで実写化成功例と言えるのではないでしょうか。

ドラマ 映像研には手を出すな! 感想と評価

※重要なネタバレに値する記述があります

ドラマ 映像研には手を出すな!の感想

ドラマ 映像研には手を出すな!の感想① 最初は面食らうかも

アニメの1話を観てドラマの1話を観て…と、最初は交互に観ていきました。3話目くらいまで。後は一気にアニメを観てからドラマも一気に観ました。なのでアニメとドラマの1話目を比べた段階では「なんだ?なんかドラマオリジナルキャラを作りすぎていないか?」と誤解をしちゃいました。アニメを3話目まで観たときにどうやら全体の設定を一旦全てかみ砕いた上で、原作・アニメでは出番が少ない他の部活動や校安、生徒会の出番が大幅に増量されたんだなと気づきました。
本筋とテーマはいたって原作に忠実。特に1話目と最終話は涙が出ました。

ドラマ 映像研には手を出すな!の感想② ドラマならではの感動!

ドラマならではの感動は何と言っても最終回です。アニメでも描かれるシーン。生徒会や各部活動の生徒たち大勢を前に浅草氏が演説…というか啖呵をきるところですね。浅草氏は極度の人見知り。他人と話すのは苦手です。気を許せる金森氏と水崎氏との会話でさえ名前に「氏」をつけたり、「~なのだよ」みたいな変わった喋り方をします。劇中でも森崎氏が自分の心を守るための話し方だと解説していました。それくらい強烈な人見知りの浅草氏。大勢の人が集まる場に行くこと自体が怖いのに、みんなの前で話をするなんてもってのほかなのです。そんな浅草氏がどうしても言いたいことがあって感情が爆発、大勢に向かって啖呵を切るんですね。正直このシーンの表現はアニメでは浅草氏の勇気は頭で理解できた程度でした。ああ頑張ってるんだな~と。
しかし、ドラマでは齋藤 飛鳥さん演じる浅草氏が小さな体で一生懸命恐怖をはねのけながら勇気を振り絞っている感じが真に迫ってくるわけです。胸に響くんですね。涙を流しながら声を張り上げる浅草氏の姿に涙が出てしまいました。
このシーンだけは実写版の圧勝ですね。

ドラマ 映像研には手を出すな! の評価

では、ドラマ『映像研には手を出すな!』を他の人たちはどう評価しているのでしょうか?Twitterの反応からピックアップしてみましょう♪

ドラマ『映像研には手を出すな!』感想まとめ

2020年にNHKでアニメを放送し、民放で実写ドラマ化&映画化された『映像研には手を出すな!』。アニメーションの活き活きした表現力と演出・演技に完全にノックアウトされましたが、実写だからこそ共感できる部分があったのがこのドラマ『映像研には手を出すな!』でした。一見、ふざけたバカ騒ぎドラマに見えますが、原作が持っているテーマを壊すことなく丁寧に物語の中に織り込んで、楽しませてくれる良作です!

 

全ての物語のために

ドラマ『映像研には手を出すな!』は動画配信サービスで見放題配信しています。完全無料で観る方法もありますよ♪

 

タイトルとURLをコピーしました