レディ・プレイヤー1 元ネタ ガンダム AKIRA 実はほとんどの映画好きが楽しめる作品

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©2018 Warner Bros. Entertainment Inc. , Village Roadshow Films (BVI)Limited and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved. ©創通・サンライズ ©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

映画 レディ・プレイヤー1 元ネタ ガンダムとAKIRAは実はほとんどの映画好が楽しめる作品

 

金曜ロードSHOW!この4週間、楽しかったね~
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作からの「レディ・プレイヤー1」てデロリアンつながり。超わくわくした!

うん、デロリアンのレースシーンよかったね!でも…
凄くテンポよくて新しくてワクワクしたけどガンダムもAKIRAもよく知らないんだよね~

あらそう?じゃあ、ガンダムとAKIRAくらいはかじっとこうか?実は思い込みでハードル高く感じている人多いけど映画が好きな人ならどっちも凄く楽しめる映画だから。

この記事では、「レディ・プレイヤー1」に無数にあるある元ネタの中から特にメインでフィーチャーされていた「ガンダム」「AKIRA」について「名前は知ってるけど観たことない」という人向けに、あなたが楽しめそうかどうかの基準を交えて簡単に紹介したいと思います。

映画「レディ・プレイヤー1」を中心に各作品のネタバレも若干あるかもしれませんが、これから観る人の楽しみを奪うようなネタバレにはなっていません。それぞれの作品がビッグすぎてそんなに簡単に楽しみを奪えません。なので今回はネタバレなんかないに等しいと思うのでネタバレ心配しないで読んでください。

映画「レディ・プレイヤー1」はU-NEXTで配信版も無料で楽しめます。

映画 レディ・プレイヤー1 の紹介

レディ・プレイヤー1のあらすじ

©2018 Warner Bros. Entertainment Inc. , Village Roadshow Films (BVI)Limited and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

2045年、夢が実現するVRの世界「オアシス」で生活するのが人々の日常になっていました。今みんなが高じているのはオアシスの三つの謎を解くこと。ある日、オアシスの創設者ジェームズ・ハリデーが亡くなるときに遺言を発表。それはは、オアシスの三つの謎を解いた者に全財産の5000億ドルとオアシスの経営権を全て与えるというものでした。
オハイオ州コロンバスのスラムに住む若者ウェイド・ワッツはVRの世界ではガンター・パーシヴァルというアバターになり映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンに乗って第一の試練に挑む日々。というのもまだ誰一人として第一の試練すらクリアできていないのです。この争奪戦には「オアシス」の独占を目論む世界第2位の大企業IOI社の社長ノーラン・ソレントが送りこんだ、精鋭のチーム“シクサーズ”も大勢参加しています。ジェームズ・ハリデーの大ファンであるパーシヴァルことワッツはある日ハリデーのライブラリーから誰も気づかなかった攻略法に気づき第一の試練をトップで通過。世界中の注目を浴びるようになります。「オアシス」で有名なプレイヤー、アルテミスとの出会いと恋に浮かれる中、IOIに狙われるようになり…。

レディ・プレイヤー1の見どころ

スティーブン・スピルバーグ監督久々の超娯楽大作

スティーブン・スピルバーグと言えば世界中で認知されている偉大な映画人ですが、ここ最近はプロデュース業が多くなり自らメガホンをとることは少ないです。ヒューマンドラマ系ではたまに見かけますがエンターテインメント作品となるとなかなか見かけません。そんな中、「レディ・プレイヤー1」は久しぶりのスティーブン・スピルバーグ監督の超大型エンターテインメント映画でした。実写のSFアクションエンターテインメント作品としては2008年の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」依頼10年ぶりだったようです。今年の新作も「ウエストサイドストーリー」のリメイクですからまたちょっと雰囲気が違いますね。次は2021年に「インディ・ジョーンズ5」があるみたいですね。ハリソン・フォードが出るのかな?大丈夫?

映画 レディ・プレイヤー1の元ネタについて

映画「レディ・プレイヤー1」はアーネスト・クラインの小説「ゲームウォーズ」を映画化した作品です。80年代のポップカルチャー大好きな作者が書かれたんでしょうね。
アメリカ発のポップカルチャーはもちろん多いのですが、思った以上に日本のポップカルチャーも当時から世界中で人気を博していたんだなというのがわかりますね~。アメリカ発でわたしが気づいたのはスターウォーズ、スタートレック、宇宙空母ギャラクティカ、アイアンジャイアント、バットマン、スポーン、フレディ、マッドマックス(オーストラリアですかねコレは)、サタデイナイトフィーバー、と主人公が乗っていた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン。日本発作品はAKIRA、ガンダム、ゴジラ、キティちゃん、ストリートファイターⅡくらい?ソニックは元はどっちなんだっけか?実際にはまだまだこんなもんじゃないみたいですよ登場しているポップカルチャーの数は。ポップカルチャー好きで「レディ・プレイヤー1」にどハマりした人は一つ一つ探して数えている人もいるようです。

ポップカルチャーがわからなくてもちゃんと面白い映画だから凄い

オトナが観ると、自分が好きだったり知っているポップカルチャーの1つや2つは絶対に出てくると思うので心配いらないのでしょうが、別にポップカルチャーに詳しくないと楽しめないような映画ではないですよね。VRの世界という概念さえわかれば、VR世界と現実世界で「お宝」をめぐって戦いが繰り広げられるよくできたアドベンチャーアクション大作です。

文化もポップカルチャーも、代表的なものは日本のモノを知っておきたい

…とはいえ、主人公が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンでレースに出たように、「AKIRA」に登場したバイクやガンダムもメインで大活躍しました。あと、悪役が使ったメカゴジラもですけどね。さすがにメカゴジラは知らない人いないと思うけど「ガンダム」と「AKIRA」は結構コアなファンじゃないと中身までは知らないという人も多いと思います。原作小説ではガンダムではなくて昭和の特撮ヒーロー和製「スパイダーマン」が乗っていた巨大ロボ、レオパルドンが登場するらしいです。こっちはさらにコアですよね。日本人でも知らない人のほうが多いでしょう。それをわざわざガンダム変えたということはそれだけ日本のポップカルチャーの代表として世界でもメジャーだということなんですよね。禅や茶道、着物など和の文化が世界中で評価されているのに日本人が全く知りもしないというのがもったいないのと同じ現象がポップカルチャーでも言えると思うんです。世界に誇れる文化の一つとしてその基本的な良さみたいなものは知っていた方がいいと思います。

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映画 レディ・プレイヤー1 に出た日本代表 ガンダムとAKIRA

機動戦士ガンダムについて

映画「機動戦士ガンダム」シリーズ
1981年~1982年 日本

©創通・サンライズ

機動戦士ガンダムの始まり 「プライベートライアン」と「スターウォーズ」が観れるなら

人類が、増え過ぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に、半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、人々は、そこで子を産み、育て、そして死んでいった。……宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々は、自らの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた……

この設定が語られて物語がスタートします。

つまり、宇宙での生活が当たり前になっている時代の独立戦争のお話なんですね。
地球を侵略する異星人とか怪獣とかがでてくるような、悪者VSヒーローのお話ではなくて、人間同士の戦争を描いているんですね。
ハリウッド映画で言えば「プラトーン」とか「7月4日に生まれて」とか「プライベートライアン」とか…
最近の日本映画だと何でしょう…「永遠の0」とか「アルキメデスの大戦」とかもそうですかね…
そういう戦争ドラマを未来の地球統一政府誕生から数十年後の、ある国と統一政府との戦争に置き換えて描いているんです。

未来の戦争、SFアニメーションとして、兵器が人型の乗り物=モビルスーツになっているだけなんですね。もちろん10歳くらいからの子供向けに作られた作品です。

とはいえ、大人が本気で描かないと子どもたちにも大切なことは伝わりません。大人以上に分かっていたりしますからね。

で、当然ですが大人が本気で作れば、大人の鑑賞にも耐えられる作品ができてしまう…ということですよね。

宮崎駿さんの作品が好きな大人が多い理由もそうですよね。宮崎駿監督作品であえて大人向けに作られたモノって「紅の豚」と「風立ちぬ」くらいじゃないでしょうか?それ以外は子供が観ることを想定して作られていますよね。

それと変わりません。オタクが好きなロボットアニメというイメージが先行しているので観ていない人が多いと思いますが、「プライベート・ライアン」も「スターウォーズ」も観るけど「ガンダム」は観ないというのは、本当に問題はその先入観だけだと思います。

ガンダムの世界を知るにはたったコレだけで充分

宇宙時代の独立戦争に巻き込まれた人たちの群像劇をガンダムという兵器に乗ることになった10代の少年の成長を中心に描く…というところからスタートした「機動戦士ガンダム」です。

ところが、今、「ガンダム」という冠のついた作品は数十タイトルあります。最初に書いた設定とは関係ない作品もたくさんあります。それこそ、美男美女が活躍するキャラクター押しの、まったく別世界のお話もあったりするんですよね。あなたが思い描いているようなアニメ好き向けの「ガンダム」もある。もう多すぎて何が何やら…なかなか手を出せないでいる人が多い理由は、ここにもあると思います。

でも肝心の「レディ・プレイヤー1」に出てくるガンダムは正真正銘、最初のガンダムです。ガンダムというポップカルチャーの基盤ですね。

それがどんなものか知るにためにわざわざ最初のテレビ版のオリジナル「機動戦士ガンダム」を観る必要はありません。そのテレビ版の「機動戦士ガンダム」をギュギュっと凝縮して絵もきれいに書き直された劇場版「機動戦士ガンダム」の3作品を見ればいいだけ。1作品2時間強ですが、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作や「ハリーポッター」全作を観たような人なら難なく見れる長さです。

ガンダムを知るにはコレだけ見れば充分!

・劇場版 機動戦士ガンダム
・劇場版 機動戦士ガンダムⅡ 哀 戦士
・劇場版 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙

この3作だけ。これだけ見れば充分、ガンダムを「ちゃんと見た」と言えます。本質を語れます。

劇場版 機動戦士ガンダム 3部作がどういう作品か?

この「劇場版 機動戦士ガンダム」3部作がどういう作品か?イメージをしてもらいやすいようにわたしの「ガンダム体験」を少し紹介します。
実はわたしはコアなガンダムファンに言わせれば全然詳しくありません。でも本質は理解しているつもりだと胸を張って言えるのは、この3部作を中心とした作品を見ているからです。

わたしは昭和50年生まれです。わたしが「機動戦士ガンダム」で覚えているのは母に連れられて鹿児島の市民会館で観た記憶です。まだ幼かったわたしには意味がわからなかったけど隣で母が泣いていました。小学校の低学年だったのかな。それ以降もこの映画がテレビであるときは母が「コレは良いから」と率先して見せてくれて、そのたびに母のほうが泣いていました。

商業映画としても当時のヤングから大人まで大ヒットした作品のようですが、映画館ではなく市民会館のようなところで上映され、親が子に戦争の悲劇や愛や優しさを学ばせるために率先して見せるような作品なんですよね。ちなみに母は当時の一般的な女性であってアニメファンではありません。ただアニメを洋画や邦画と区別しなかっただけの普通の主婦です。
で、見せられた当の本人であるわたしが、この劇場版「機動戦士ガンダム」が何を表現しているのかを、心で受け取れるようになってきたのは12~13歳くらいからです。

エンターテインメント作品ではあっても、ロボットが出てきて「カッコイイ!」とか「熱いぜ!」とか、そういう興奮のエンターテインメント作品とは違います。ジブリ作品で言えば、「風の谷のナウシカ」のような作品にあたるのかな?エンタメ性とドラマ性、そしてテーマの深さのバランスが。

この3部作を見て(注意:3作目で真価がわかります)、つまらなければ合わないだけでしょうから、無理にすすめませんが。「ガンダム」って聞いたことあるけど実際どんな作品?というときにこの3部作を知っていれば充分ということだけ、知っておいてもらえるとこの記事の意味はあったかな…と思います。

AKIRAについて

映画「AKIRA」
1988年日本

©1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

AKIRA のざっくりあらすじ

アキラという人知を超えた少年の存在をめぐる軍の研究機関と、そこに巻き込まれた不良少年たちの戦いを描いた作品。脳をいじられてちょっとだけ普通とは違う力を持った少年たちが出てきますが、主人公は金田という生身の少年。不良のリーダー的な十代の少年です。

レディ・プレイヤー1ではデロリアンと並ぶ大活躍

「レディ・プレイヤー1」で主人公が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシン、デロリアンで走り、その時に出会ったヒロイン、アルテミスが乗っていた赤いバイクが、「AKIRA」で主人公の金田が乗っていたバイクなんですよね。“金田バイク”は漫画&アニメの「AKIRA」の象徴的なマシーンです。バックもできる(笑)

AKIRAとは… 日本でも世界でも漫画とアニメに革命を起こした作品

「AKIRA」もわたしの中では「風の谷のナウシカ」に近い作品だと思っています。
わたしの部屋の本棚では宮崎駿さんが自筆で書かれていた漫画版の「風の谷のナウシカ」と同じ位置に「AKIRA」もおさまっています。
「機動戦士ガンダム」はアニメオリジナル作品で、作者の富野由悠季さんが小説も後から書かれていますが、「AKIRA」は元が雑誌に連載されていた漫画です。
「ヤングマガジン」だったかな?これもわたしが小学生のころから連載されていましたね…。「ナウシカ」と時期はカブっていると思います。「AKIRA」の作者は大友克洋さん。緻密に書き込まれた背景とスペクタクルシーンが当時の漫画ファンを圧倒した漫画としての革新的な作品です。

で、まだ漫画が完結していない段階で、劇場用アニメーション映画がつくられ、アニメーションとしても絵の緻密さにしろ、声優の演技に合わせて絵を作るという通常の逆の順番で作られるなど、いろいろな面で革新的な作品となりました。

漫画が終わってないのに1本の映画として完結させる…とういう意味でも、また作品としてのカリスマ性も「風の谷のナウシカ」に近いものを感じますね。

ただし、暴力描写が「機動戦士ガンダム」や「風の谷のナウシカ」に比べると非常に激しいので対象年齢は10歳以上とは言えないのかな?わたしは中学生のころに漫画とアニメに触れましたが正直内容もちょっと難解でした。今の基準で言えば15歳くらいからが対象になるのかもしれませんね。

「AKIRA」は世界のポップカルチャーをリードしている存在の一つ

日本だけではなく世界中で日本のアニメーションの技術の凄さを見せつけた圧倒的に伝説的な作品と言って間違いないと思います。この「AKIRA」があったからこそ、例えば押井守さんの「攻殻機動隊 GOHST IN THE SHELL」が海外でも受け入れられ世界的な大ヒットハリウッド大作「マトリックス」の誕生にもつながったというのは言い過ぎていないはずです。
「AKIRA」についてはわたしは大人になってからもより詳しい漫画版の方を読み返してみましたが結局伝わってくるのは「なんか凄い」だけです。
なのでウンチクも語れません。でもこちらはわたしが漫画を買いだしたころ、父が興味をもって読んでいたようで、アニメをレンタルで借りてみていたら「旧市街を走っているところか?」なんて声をかけられてビックリしたことがありました。普段は禅関連の本ばかり読んでいる父がです。
「なんか凄い」が惹きつけたんですね。その「なんか凄い」しか言えないわたしもこの漫画は何度断捨離してもまったく手放すつもりがありません。「なんか凄い」のその凄さが圧倒的だからです。

まとめ

機動戦士ガンダム と AKIRA とレディ・プレイヤー1 まとめ

こんな人は「機動戦士ガンダム」と「AKIRA」いけますよきっと

シンプルに言えば、「レディ・プレイヤー1」を面白いと思った映画好きなら「機動戦士ガンダム」と「AKIRA」は観てみる価値はあるということです。
すこし深めに言えば、アニメオタクじゃなくてもジブリ作品で「風の谷のナウシカ」は好きだと言えるならどちらも観る価値はあるんじゃないかと予想します。
もう少し、わかりやすく具体的に言うなら、「プライベート・ライアン」のような戦争モノも「スターウォーズ」のような宇宙戦争モノもイケるクチなら「機動戦士ガンダム」はぜひどうぞ。「レディ・プレイヤー1」を面白いと思いつつ、少し大人向けの犯罪バイオレンスもの…「トレーニング・デイ」とか?やチョイ暴力的なエスパーもの…「キャリー」とか「クロニクル」とか?も観れるという人は「AKIRA」もイケると思いますよ。

映画 レディ・プレイヤー1が描いた少年期のワクワクに立ち返れるなら…

身も蓋もないですが…結論としてどの元ネタだって観る必要はないですよ。一つの映画として本当に面白い映画だから。でも、どれか一つでも元ネタを探し始めたり80年代90年代のポップカルチャー世界そのものに興味をもちはじめたらどんどん「レディ・プレイヤー1」の面白さが増していくことは間違いないんですよね。
わたしの世代から言わせれば、本当によく作ってくれたな!という作品です。
デジタル版「グーニーズ」ですよね。

いや~映画って本当にいいものですね!
金ロー万歳!

 

全ての物語のために

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劇場版「機動戦士ガンダム」シリーズ3部作、「AKIRA」は見放題で楽しめます。

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