面白くない?面白すぎる?どっち?映画【RRR】評価・感想まとめ グロさあり子供が観るなら…

映画『RRR』ってそんなに面白いの?

2023年のアカデミー賞で歌曲賞をとった映画ね
この記事ではインド映画『RRR』の評価・感想を分析してまとめています。
観るか迷っている方、グロいシーンが心配な方、子供にも見せていいかどうか?など判断の参考になると思います。

わたしは劇場で観れて良かったです。
みんなの評価・感想の分析の後にわたしの感想も簡単に紹介しますね♪
映画『RRR』レビューサイトでの総合評価は?
まずは代表的なレビューサイトの総合評価から。
レビューサイト | 評価点 |
Yahoo!映画 | 4.5 |
Filmarks | 4.4 |
映画.com | 4.4 |
2023年4月10日時点
圧倒的に高評価ですね。

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では、感想を詳しく観ていきましょう。
映画『RRR』面白くない!低評価の感想
非常に少ないですが、まずは低評価の感想から。
- 「大人向けとしてはやりすぎ」
- 「愛国エンタメっぷりは楽しめなかった」
- 「残虐シーン多く苦痛だった」「個人的にバイオレント過ぎた」
- 「90分を2回に分けてみたい」
- 「つじつま合わない」「怪我してすぐ復活?」
以上のような内容に分けられます。
多くの人に高評価でも、苦手な人がゼロではない。
それは当たり前のことですね。
正常に一定数あってなんだか逆に安心できる王道感があります。
それぞれを観ていきますね。
「大人向けとしてはやりすぎ」
子どもが観てもいいかどうか?とかグロさを判断する前提にもなる感想ですね。
何がやりすぎなのでしょう?
つまり…漫画なんですよ。
真剣に人間の暴力性を描きつつ政治問題やその人物のドラマを描くことが目的の映画ではないということ。
なによりも観た人が元気になるように、とにかくワクワクドキドキできるように。
そんな種類のアクションエンターテインメント。
『ハンバーガー・ヒル』『凶悪』などではなく
『プロジェクトA』『グーニーズ』とか、そっちのほう。
だから、「大人向けとしてはやりすぎ」というくらいに「そんなのありえんでしょ」表現がいっぱい。
低評価の人流に一言でいうと「子供向けでしょ」という感想なのでしょう。
「愛国エンタメっぷりは楽しめなかった」
「インド万歳!」っぷりが現代の映画としては楽しめなかった…という感覚なのでしょう。
この意見は極々少数派です。
現代を生きる日本人としてはわからなくはない感覚です。
例えエンターテインメントとはいえ特定の国を名指しで悪役にする。
この映画ではイギリス人。
インドの史実を時代背景にしてはいてもフィクション。
そうとはわかっていても、特定の国の人を思いきり嫌な奴として描くということに抵抗を感じるのでしょう。
ハリウッド映画などはもう何年も前から登場人物が多民族化されました。
『マグニフィセント・セブン』は西部劇ですが、
主人公は黒人で、その他南米系、先住民、東洋人も仲間にいました。
時代背景としては詳しくはありませんがたぶん無理がある。
邦画でも例えば映画『亡国のイージス』の敵は”某国”でした。
原作小説では北朝鮮です。
映画『空母いぶき』の敵も架空の国家共同体「東亜連邦」。
原作漫画では中国。
昔はハリウッド映画も邦画ももっと露骨でしたが、今はたしかにそういう事に敏感な空気がありますよね。
そんな中で「インド万歳!」とばかりにバッタバッタとイギリス人たちを倒していく。
そこに違和感があったのでしょう。
実際には、インド人とイギリス人の恋愛も描かれたりしていて作中でも国ごと否定はしてません。
あくまで特定の人物を悪~~~~く描いているだけ。
実際にはハリウッド映画や日本の感覚だけが「現代の基準」というわけではないのだと思います。
むしろ、その他の国々では『RRR』の感覚のほうが当たり前なんじゃないでしょうかね?
「残虐シーン多く苦痛だった」「個人的にバイオレント過ぎた」
張り付け、ムチ打ち、拷問…などなど
思わず目を背けたくなるシーンが多いというのはわかります。
しかし、ここで最初の感想が効いてきます。
「大人向けとしてはやりすぎ」
ですね。
ようするに現実味よりも荒唐無稽に振り切っています。
言葉を選ばずに言えば「作り物」「ごっこ」感がエグイ。

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この部分を苦痛に感じる方はアクション映画がそもそも苦手かも。
こういう意見があると子供に見せて良いか迷いますよね?
それについてわたしの意見は記事後半で書きます。
評価上の言葉として付け加えるとすれば…
「個人的にバイオレント過ぎた。それ以外はよかった」
と続くような感想が多かったのが事実です。
「90分を2回に分けてみたい」「面白いけど途中離脱」
180分…3時間あるのでね。
わかります。
体調万全で行ったわたしもお尻が痛くなりました。
途中でトイレ離脱した人も多いようです。
「インターバル」と出ますが数秒しかないので(笑)
他は名シーンの連続…みたいな。
逆に言えばどこでトイレに行ってもいいと言えます(w笑w)
「つじつま合わない」「怪我してすぐ復活?」
ええ、ええ…そうですね。
これが『ボーン・アイデンティティー』などのような映画なら突っ込まれるべきでしょう。
でもコレ、そういう映画ではないです。
子ども向けの伝記風冒険小説や絵本を映画にしたような作品ですよ。
そこツッコミますか?と思う人がほとんど。
主人公が生身でハルクみたいにバイクぶん回しますからね。
だから
「マーベルとかジャッキー・チェンとか観ないんです」
という人には向かないと思います。
VFXやワイヤーをふんだんに使って重力や自然の法則無視のアクションシーンが多いので「つじつまが合わない」ということなのでしょう。
「怪我してすぐ復活?」はその代表ですね。
いちおう記号的に薬草で治療したりするシーンはあるけどあきらかに現実的ではない(笑)
主役に弾は当たらない!
…みたいな。もはや娯楽アクションの鉄則では?(身も蓋もないけど)
では次。
映画『RRR』面白すぎる!高評価の感想
圧倒的に多い高評価のほうもちゃんと観ていきましょう。
- 「最初から最後まで見逃せない」「3時間ずっとピーク」
- 「インド映画の本気」「すごい熱量」「アニメを実写化したみたい」
- 「ダンスシーンが熱くなる」「観てるだけで汗かいた」
- 「少年漫画好きならおすすめ」「めっちゃ少年ジャンプ」
- 「往年のアクション映画のような潔さと分かり易いストーリー」
なんかもう…解説要らないくらいわかりやすいですね。
ただし、低評価のほうの意見も観ているので言えることがあります。
大前提として「素直に観れば」楽しめるという条件があると思います。
一応それぞれ観ています。
「最初から最後まで見逃せない」「3時間ずっとピーク」
見どころだけで物語を作ったかのようなお話。
「見逃せない」と言っちゃうとトイレ行けなくなっちゃうのでここは逆説で解説(笑)
「ちょっとくらい見逃しても、他も全部見どころなので心配いりません!」
こんなに見どころばかりで構成してよく1本の映画になったな…
と感心と驚きしかありません。
「インド映画の本気」「すごい熱量」「アニメを実写化したみたい」
最初から最後までずっとピークな映画をつくれたことの理由でもあるでしょう。
またこの映画の核でもあると思います。
とにかく「すごい熱量」ですね。
インドという国の勢いを感じます。

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「アニメを実写化したみたい」というのは低評価のところでも書きました。
とにかく荒唐無稽なことでも英雄譚として情熱だけで納得させちゃう。
その説得力の源もこの熱量にあるので同列で紹介しました。
「ダンスシーンが熱くなる」「観てるだけで汗かいた」
インド映画といえばとにかく踊る!
…というイメージがありますよね。
映画『RRR』も例にもれずフルコーラスのダンスシーンがあります。
でも…確か劇中はその1ヶ所だけですよ。
しかもストーリー上もちゃんと必然性があってそのシーンになっています。
ダンスそのものが激しくて熱い上に‥・
恋の情熱、熱い友情、ダンスバトルで火花散る…
のシーンなので印象に残りまくるのでしょう。
あとエンドロールも熱いダンスだからより印象に残るのかな。

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「観ているだけで汗かいた」という感想がダンスシーンでのことなのかわかりません。
わたしの弟は
「冒頭から作品の熱が伝わり体温が上がった…
すぐに上着を脱いじゃった…」
と言っていました。
確かに全編アッツアツの体温上昇ムービーです。
「少年漫画好きならおすすめ」「めっちゃ少年ジャンプ」
みんな感じることは同じですね。
3拍子のバトル漫画のようなお話。
「アニメを実写にしたような…」というのもこことも繋がりますね。

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「往年のアクション映画のような潔さと分かり易いストーリー」
どシンプル。
メッチャわかりやすいです。
確かに往年のアクション映画のようないさぎよさ。
往年といっても80年代、90年代のアクションヒーロー時代くらいまで十分にありましたよね。
「細かいことつべこべ言わずに楽しもう」系の映画
作っている方もわかって描いていますよ。
だからいさぎよいという感想になるのでしょう。
映画『RRR』Twitterでの評価・感想
では、映画『RRR』を観た人たちの生の声をTwitterからいくつかピックアップしてみます。
私は完全にこの視点はありませんでした。
以前『RRR』に批判的な書き込みを見た中に「想像以上に暴力的でグロい」「もっと明るい作品だと思っていた」等々ありました。
確かに拷問シーンも痛そうで殺し方もグロいですね。
お勧めする時、植民地時代のインドの革命に繋がる物語だと伝えるようにします。 https://t.co/Rmeqr4nnEC— しらゆっきぃ (@shirayukiyuki) April 5, 2023
ビームって、橋の下の子どもの魚売りから魚を買ってあげたり、事故にあっても真っ先に気づくし、(病気かもしれなかった)シータが蹴られても真っ先に助けに行くし、強いだけじゃなく、全体に目配りできて、弱いものをしっかり助けられる優しい人だから大好き。まさに「羊飼い」なのよね pic.twitter.com/AFcng4NYfl
— 母(黄色いサリーのRRR)㊗️OscaRRRs㊗️ (@love_lakshmi) April 8, 2023
#細かすぎて伝わらないRRRの好きなシーン
ラーマがつい笑ってしまっても、嬉しそうに「マダムハヤメテジェニーヨ」を噛み締めてるアクタル🐯💕その後ジェニーだと教えてもらって「短いな」ってすんなり受け入れちゃって…
兄貴の言う事は何にも疑わない森無知アクタルちゃんラブすぎる😖💘 pic.twitter.com/f1jVyH6iFA— ちーず🐯 (@RRR_cheese_) April 9, 2023
RRRのビームとラーマのキャッキャウフフイチャイチャタイム、ホントにキャッキャウフフしてて終始フワフワしたハートやお花が浮かんでそうなイチャイチャタイム描写なんですが、この映画のすごいところはこのキャッキャウフフイチャイチャ描写がめちゃくちゃしっかりした伏線になってるという…… pic.twitter.com/AErRN8QM3C
— くろまつ (@PONKOTSUforever) April 7, 2023
RRR見た!!イギリス好きだから序盤はうう、ひどい国、、て辛かったけど後半はやったれ〜〜〜‼️‼️‼️‼️このブリ◯スどもが〜〜〜‼️‼️‼️‼️になった。俺はもうナートゥを知ってる側の人間。 pic.twitter.com/Z9DnphJiJt
— 🐬 (@amo___min) April 8, 2023
RRR見た……すげえ……
— やのく( ・ิω・ิ)5/4 東4き21b (@kaon_a89_2nd) April 8, 2023
RRR見た。やばい。全人類絶対見るべき
— みやこまみれ (@mykmmrslow) April 9, 2023
RRRを見た(IMAX)!
すごいエネルギーの映画だった— ちくわ (@kajaniya2) April 5, 2023
今更すぎるけどRRR見たーめっちゃ濃厚な3時間…最後のラーマもはや神では?話に聞いてたけど薬草万能過ぎる😂戦闘シーン含め濃い場面が多くて満足✨ pic.twitter.com/4oEfYq0JUE
— はる☀️ (@hal_dgs) April 4, 2023
RRRを暴力映画だ、面白くないなどなど他人の評価なんかどうでもいい。
私は初めて見たとき面白さ(interesting)に感動して泣いてた。
今も毎回鳥肌がたつくらい面白い。
今後これ以上の映画はないかな…と思うとそれが一番残念。— 猛獣アタック🐯🦌🐻森の無知の人 (@catlove1189) April 7, 2023
今更ながら、ようやく『RRR』観てきました!
こんな映画見た事ない。
勧善懲悪の痛快娯楽作品。
低音の効く映画館で是非!
お尻が痛くなりますがそれを超えた楽しさ保証します。
薬草凄い。— 映像町工場 (@eizou_machi) April 5, 2023
RRRやっと見た。信じられないくらい面白い。なるべく情報遮断して見に行ったのでたくさんびっくりできた〜。
見終わった後の感想
「もっかい見に行こ」おかわり確定!
— gooma(グーマ) (@gooma90364835) April 8, 2023
RRRも目つぶってやりすごしたシーンがあったし、過去おもしろく見たけどなんとかやりすごしたグロシーンがきつくて二度と見なかった映画とかいっぱいあるからね
— たにやさちこ (@taniyanyanz) April 6, 2023
RRR見てたらビームとラーマが不死身すぎて麻痺してくるけど、スコット邸襲撃時のラーマ見たビームの第一声が「なぜ警察官の服を…!?」なのほんとおもろい。こっち(観客)は毒で瀕死だったのに秒でピンピンしとることに一番びっくりしたわ pic.twitter.com/Wqdzb0WSEE
— 🔥aktk🌊 (@aktk7341) April 4, 2023
おはようございます☁️
昨夜『RRR 』鑑賞!
お初インド映画🇮🇳3時間って大丈夫?って思ったけど
あっという間ハラハラドキドキ何故かゲラゲラ😊
内容は暗めなのにちょいちょい「何でーww」の連続🤣ってか久しぶりにバンタン以外の映画を見たわ😊
とにかく面白かった👍皆さま今日も良き1日を💕 pic.twitter.com/3rYxaNXIpd
— れれれ🐶💜 (@5cSWfiaV1r1nPS2) April 6, 2023
人生初のインド映画。RRRを見てきた。
見終わったあとのスッキリした感じというか、久々に良い映画見たなー!っていう満足感で満たされたわ。
話の展開は予想出来る流れだけど、それでも満足感が勝ってる。見る前は3時間長すぎだろwと思ったけど全然そんな事なかったな。 pic.twitter.com/9FYbzjmL77— えば (@evaavamituki) April 7, 2023
映画『RRR』グロすぎる?子供がみてもいい?
映画『RRR』を子供にみせても良いかどうか?について。
映倫的には「R15+」も「PG12」もつけられていません。
つまり映倫も「子どもでも観ていいよ」と言っている。
でもグロいとか残虐シーン多いとか書かれているので心配…ということですよね。
確かに血はいっぱい出るし人がひどいことされるシーンはあります。
結論だけ言うと
というものです。
それだけでは参考にならないと思うので、わたしの個人的な意見を添えておきます。
親目線ならPG12くらいの気持ちでいいかも
親の気持ちで言えばPG12(小学生には助言・指導が必要)でも納得はするかも…
とは思います。
わたしは幼少期からジャッキー・チェンの映画が大好きでした。
小学校低学年のころにテレビで母と一緒に『マッドマックス』を観ました。
このときは母の中でもギリギリの葛藤があったと思います。
実際、メッチャ怖かったです。
でも、同じ年齢のころには『13日の金曜日』とか観てたし、
怖がるわたしを観て父は笑っていました。
12~13歳のころには好んで『男たちの挽歌』シリーズを観ていました。
そもそも10歳前後のころにはアニメ『北斗の拳』を一生懸命観ていました。
『北斗の拳』を観ながら、フィクションと現実の区別はついている自覚もありました。
邦画の『バトル・ロワイアル』が上映禁止を求められたりする騒動をバカバカしく思ったひとりです。
(※『RRR』は『バトル・ロワイヤル』のようなショッキングな内容ではありません)
小学生とは言っても10歳を過ぎればフツーはフィクションと現実の違いは判るはずという感覚です。
とは言え!次です。
時代と映像技術の発達も踏まえて
昔の『SFX』ならまだしも、昨今の『VFX』の発達はスゴイです。
映画『RRR』を劇場で観れてよかった!
と思えるのも”体験”として感じられたからです。
それだけ迫力がある。
物語ですから映像だけではなく観念的・心理的にも迫ってきます。

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それら映画技術の発達がよりリアルに感じさせるという点。
それと、近年の日本の子どもたちのエンターテインメント体験。
正直わたしの息子や同じ年代の子を観ていると、けっこう潔癖に大切に守られた感が否めません。
戦隊ヒーローや仮面ライダーなどの「戦闘もの」が象徴していると思います。
戦闘シーンなのに生々しさが感じられません。
爆発もCGがほとんどですし、ヒーローが攻撃されて火花が散っても
血が出たりもせず「うわッ」とその時の衝撃を食らうだけ…
それが悪いとは全く思っていません。
ただ事実として子どもたちが「生々しさ」からだいぶ遠ざけられている現代日本の一端ではあると感じています。
つまり、その子が暴力描写やグロさにどれだけ耐性があるか?
その子の性格や好みもあるでしょうし親御さんの生活環境などによる影響もあるでしょう。
それぞれの子にあった親御さんの判断が求められるところだと思います。
さらに!とは言え!次です!
少年たちは文句なく楽しむでしょう
太宰治の代表作『走れメロス』という物語があります。
友を信じる熱さは少年時代に胸を熱くしました。
『北斗の拳』もそうです。
強さの意味を暴力ではなく愛や友情から学びました。
映画『RRR』は全身全霊の感受性で受け止める少年少女の年齢だからこそ!
響くものがあるという作品でもあるかもしれません。
アクションシーンも残酷なシーンもある種、記号としての描写であって決してリアリティの追求ではありません。
ワイヤーアクション、VFX増し増しの娯楽アクションです。
『ターミネーター』『ターミネーター2』だって今の大人たちは少年・少女時代に楽しんだのでは?
それと変わらないと思いますよ。
何よりも、熱い友情と正義のお話です。

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映画『RRR』わたしの評価・感想
わたしの評価・感想なんてほとんど書くことありません。
ほぼすべて高評価のみなさんの感想と同じです。
なのでみなさんの感想にはなかった極々個人的な部分だけをほんの少しだけ。
興味があればご参考に。
かつての香港×ハリウッドアクションヒーロー時代
実は生まれて初めてちゃんと観たインド映画が『RRR』です。
それ以前ですと中国・インド合作の
『カンフー・ヨガ』
のみ。
『ムトゥ 踊るマハラジャ』
は結局観る機会がないまま今にいたります。
唯一興味を持っていて未だ観れずにいるのが
『きっと、うまくいく』
です。
なのでインド映画のイメージといえば
とにかくお祭りのように踊りまくるかヒューマンドラマか…
というイメージしかありませんでした。
なので、映画『RRR』は本当にビックリしました。
娯楽アクション映画のなんたるかをわかっていて、振り切っている。
この作品の勢いは全盛期の香港映画のようであり、
80~90年代のハリウッドアクションヒーロー時代も思わせます。
インドの武術でしょうか?
カンフーアクションさながらの肉弾戦。
ワイヤーアクションに加えて、
『男たちの挽歌』シリーズを彷彿とさせるガンアクション。
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こんな↑感じのものを詰め込んだアクション大作で、
どこかのレビューにもありましたが、
わたしもニヤニヤが止まりませんでした。
テストステロン!!
俳優さん達はきっとあれですね。
男性は言うに及ばず、女性たちもテストステロン分泌量がハンパないでしょうね!

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あんなパワフルなダンス、わたしがやったら一瞬で
捻挫!むち打ち!骨折!
って三動作くらいでアウトです。
映画本編がまずパワフルですが、劇中もエンディングもダンスはさすが!
お見事でした。
観ていると本当に内側から元気が湧いてきます。

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グロさを心配している人が多いですが、全体のほんの一部です。
そこもパワフルなので観た人には印象が強かったのでしょう。
でもグロをメインで見せるような映画ではありません。
なので、元気をもらえる踊りや王道アクション映画に興味があるなら、
老若男女問わず試しに観てみることをおすすめします。
面白くない?面白すぎ?映画『RRR』評価・感想のまとめ
映画『RRR』は面白くないのか?本当に面白すぎるくらい面白いのか?
子どもも観れる程度のグロさなのか?
観た人たちの評価・感想からの分析とわたしの感想も併せて紹介しました。
古き良きアクションヒーロー時代。
ハリウッドや香港のアクションスターたちが元気だったあの頃を、
インドの映画界が現代の映像技術で独自に再現するとこうなる!
という映画。
3時間の超大作ですが、エンターテインメントとしてとてもよく出来た大作。
無駄の無いクライマックスの連続なので、
「興味あるなら観る!」
とシンプルな気分で楽しんでください。
全ての物語のために