映画アバター2評判悪い?『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の評価・感想
どう観れば面白いのか
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
なんか面白くないとか評判悪いって聞いたけど…
実際のみんなの評価はどうなの?
この記事では、待望のアバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』をみんなはどう評価したのか?複数のレビューサイトの感想から紐解いていきます。
後半、わたし個人の感想ではわたしが楽しめた理由も解説しています。
>>
映画アバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の評価・感想 レビューサイトでは?
待ちに待ちに待ちに待った!!『アバター』シリーズの2作目、
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
なにやら悪い評判も聞こえてはきますが…?
実際の評価を観ていきましょう。
まずは代表的なレビューサイトでの評価を観てみました。
レビューサイト | 評価点 |
Yahoo!映画 | 3.7 |
Filmarks | 4.1 |
映画.com | 4.0 |
※2023年1月1日時点。
評判悪い?どこがよ(笑)
めちゃくちゃ評価高いじゃないですか!という数字ですね。
数字だけは。
ちゃんと感想を読むと確かに低評価や悪い評判も見受けられます。
しかも結構多くの人が同じことを感じているようですね。
映画アバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の低評価の感想
評価の低い人の感想から観ていきます。
- 既視感
- ありきたりで退屈なストーリー
- 心に残らない
- 水族館に3時間いた感じ
ポイントは大体このような感じです。
とにかくストーリーへの批判が多いですね。
低評価の人もほとんどの人が映像体験としては絶賛している印象です。
既視感というのはジェームズ・キャメロンの他の作品でも観たことがある感じ…
という意味で書いている人と、よく見るようなストーリーだという意味で書いている人がいました。
ありきたりというのはその後者のほうですね。
そういった「よくある物語」のせいでしょう。
1作目の『アバター』には感動したけど、2作目『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は心に残るものがなかった…という人も多いです。
まとめると映像は本当に凄いけどストーリーはありきたりというのが低評価の人たちの共通認識。
ストーリーへの低評価の中でも「つまらなくはないけどありきたり」という人と「退屈だった」という人に別れてもいました。
「水族館に3時間いた感じ」という言葉は低評価、高評価どちらの人も「なるほど」と思える表現かも。
高評価の人にも映像だけで素晴らしいからストーリーについて語らなくていいみたいな…
それはそれで酷いぞという評価も沢山ありました(笑)
あ…そういえば不思議と『アバター』の時のように「『天空の城ラピュタ』だ」とか「『もののけ姫』じゃん」とか…
宮崎駿作品をイメージする人は目につきませんでしたね。
わたしは今作もしっかりと『風の谷のナウシカ』を連想しましたけれども。
映画アバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の高評価の感想
高評価の感想のポイントは以下。
- 前作を超える映像体験
- パンドラが美しい
- 海が美しい
- 物語も感動できてよかった
まず、映像が技術的に前作よりもはるかによくなっているのは多くの人が感じているんですね。
パンドラという星の美しさや海や海洋生物の美しさへの言及はキリがないほど。
作品全体については高評価しつつ、ストーリーについては単調とか映像を魅せるためのつなぎ的な物語だとか…
酷いぞ!といいたくなるものもありましたが、物語にもちゃんと感動した人たちも沢山いますね。
「いつまでもこの海に浸かっていたい」と表現した人がいましたが、
この感覚はわたしも観ながら感じたことでした。
映画アバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の評価・感想 Twitter生の声
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』への評価がわかる感想を、実際の生の声が垣間見えるTwitterからピックアップしてみます。
アバター2観てきた。
3D映画見にくくて苦手だったんだけど、すごく自然で見やすかった…!
映像技術の進化がすごい— 石塚千尋 (@ishiduka007) December 29, 2022
ついにアバター2観てきた〜!!!
3時間を超える大作だったけど、時間を忘れて没頭して観れた(*´ω`*)
IMAXと3Dで観れて良かった〜✨ pic.twitter.com/F5xy24Ol4Q— アズ (@aznomahoutukai) December 28, 2022
アバター2のキリちゃん(14歳)可愛かった。中身がシガニー・ウィーバーちゃん(73歳)だと思うと余計に可愛さが増す。 pic.twitter.com/DKsSmMutot
— 間借りさん (@magarisan) December 17, 2022
アバター2見てきたけど昔抱いた危惧はもろに的中してそのまんまパンドラ星人と悪い宇宙人=地球人の抗争の続きに過ぎない作品でやんした。スパイダーお前酸素マスクないと死ぬの忘れてないか https://t.co/9tsnMZB94R
— 味噌グラム (@misogram) December 22, 2022
#アバター2 鑑賞。
映像の美しさは言うまでもない、もう一度浸りたいと思う。
これは絶対映画館で観ないとな映画なんだけど
IMAXドルビー3Dのお値段が、と
上映時間192分なのが…子供にはハードル高いよ?生き物大好きなので、このようなド直球の環境映画作ってくれて感謝‼︎ pic.twitter.com/0KKOJauVrd
— rei@沼地の人 (@rei28017101) December 22, 2022
あけましておめでとうございます🌅
今日は映画の日
『アバター2』を観た!
3時間12分の超大作。
前作アバターから13年目。さらにパワーUPした映像美を3Dで鑑賞。海の中での立体感ありありで別世界に。3Dはおすすめ!
ストーリーもよく練られ、感動の大作。特に想像上の動物達が美しく迫力あった。 pic.twitter.com/BKKZr9eNiH— じぃしゃん@行政書士合格マン (@nakajimashozo) January 1, 2023
映画一言感想その124
映像はスゴイです、映像はね。ただな〜、とにかく長い。ってことはストーリーが薄い。?なトコが割りとあってオレには合わないかなぁ。1時間は余裕で削れたと思うね。
(荒あらすじ)山人から海人に。#アバター2#映画 pic.twitter.com/zGL1LZE8HI— ハロー丸 (@1eLCGVpmRcIAAyL) December 25, 2022
おはようございます☀😊
アバター2は世のあまたの兄弟たちにおける、理不尽な兄の立場について一石を投じる皮を被った家族礼賛反捕鯨映画でした。弟はいつの世も自由😏
常に求められる義務と責任感、何かと我慢を強いられるお兄ちゃんたち、エイワと共に永遠なれ。
あ、ちなちに弟ですテヘペロ pic.twitter.com/tXlgSVIBUX
— ピット・ココクー🌸🇺🇦Talk To Me Goose (@pitcoco_cinema) December 26, 2022
#アバター2
🎥『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』
「スカイ・ピープル(地球人)」とナヴィとの混血。
「森の民」と「海の民」。
いずれも現代社会における混血児や移民二世が抱える苦悩が投影されていましたね。「どうして私たちは、みんなと違うの?」https://t.co/qhJ4EByV1u pic.twitter.com/6twsZurOhJ
— 忍豚 (@ninton) January 1, 2023
映画アバター2『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のわたしの評価と感想
劇場で体験するための映画だと思いました。
2D Blu-rayで何回も観返すかどうかは正直わからないなという感覚です。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』わたしの総合的な感想
トータルで前作『アバター』を超えているとは思っていません。
それでもやっぱり劇場で体験すべき映画だと思います。
5点満点で評価をすると
物語 4.0
映像 4.9
という感覚でした。
ちなみに前作『アバター』公開当時の初見時のわたしの感想は、
物語 4.9
映像 4.7
でした。
ジェームズ・キャメロンといえば前作超えのイメージが強いですよね。
なのでそういう期待を持って観てしまう人が多いのはわかります。
しかしわたしは少し違う見解をもっているのでその辺り以下で説明します。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は映像的な技術革新は間違いなし
ジェームズ・キャメロンは最近は作品ごとに新しいカメラを開発していますよね。
前作『アバター』のときもそうでしたが、今回もそう。
でも『アバター』から『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の技術的な進化は専門的な話ですよね。
一般観客としてはカメラがどれほど変わったかなんて、わかることは少ないと思います。
わたしも映画製作を学んできたとはいえ工学的なことはわからないので、
感じられることはフツーの観客と同じだと思います。
なので、感覚的に言えるのはとてもシンプル。
・青い体の異星人たちの肌の質感まで目の前にあるように感じられ気配すら感じた
ということ。
もともと、前作『アバター』は3D映画そのものを世界中に一般化させた超革新的作品でした。
でも、わたしの眼も慣れていななかったせいか感情とは関係なしに、眼に負荷がかかりました。
終始片目だけ涙が出ているような状態。
身体的にちょっとシンドかったんですね。
字幕も読みづらかったし。
そのシンドさは、それ以降の3D作品すべてにありました。
今年の『ジュラシック・ワールド3』まで。
しかし、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ではそれがありませんでした。
本当に目の前でキャラクターたちが躍動しているかのように感じられました。
字幕も読みやすく、3時間超えでも眼の負荷で涙が出ることはありませんでした。
明らかに前作を超えた技術が使われているのでしょう。
とは言え映像を5.0点にしないのは…
やっぱり長すぎて眼も体も疲れるから!(笑)
それでも退屈は全くしませんでした。
3D技術だけではなくてパンドラの生き物たちの描写力、そしてナヴィ(パンドラ星人)の描写力や演出も見事だったから。
わたしはナビィの小さい子どもたちが人間同様に愛らしく描かれていて子を育てた親としてホワホワとした気持ちになりました。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』物語の評価 キャメロンへの期待の正体
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の全体評価を下げている一番の理由がストーリーでした。
要約すると「どこかで観たことある物語の寄せ集め」と感じた人が多い。
わたしは、そんなの昨今の娯楽大作はみんなそうでしょうと思っているので。
今更がっかり感にはなりませんし、あとで書きますが今作は特に初めからわかっていたので。
でも今作でそう感じる人が多いのも分からなくもないです。
その原因のひとつがジェームズ・キャメロンに対しての期待の大きさだと思います。
多くの映画ファンの共通認識として…
「ジェームズ・キャメロンは続編で前作を超える」
という期待感が高いのではないでしょうか?
これは理由が2つあります。
1つが『エイリアン2』『ターミネーター2』の実績のせいですね。
完全に前作を超えた伝説の続編ですからね。
とは言えそもそもジェームズ・キャメロンがシリーズ続編を作ったのは過去にはこの2作だけです。
『エイリアン』にいたっては1作目はジェームズ・キャメロン作品でもない。
つまり、自身の前作を上回った続編は『ターミネーター2』ただ1作だけなんですよ。
でも…という2つ目の理由が次。
シリーズではなく、彼自身の過去作をいつも上回ってきた…
という彼自身の実績が彼の作品への期待感を煽ってしまいますよね。
『タイタニック』は映画史上に残る功績を残し、更に『アバター』でそれを上回ったわけですから。
やっぱり期待値の大きさはわからなくもないです。
でもね。
覚えていますか?
『トゥルーライズ』『アビス』
というタイトルを。
ジェームズ・キャメロンの名前はハッキリ憶えていても、彼の作品をあげるときにこの2作品がパッと頭に浮かぶ人は少ないはず。
どちらも傑作ですよ。
何ならキャメロン作品の中でわたしが最も好きなのは『アビス完全版』だと断言できますからね。
乱暴に言っちゃっていいなら「『タイタニック』が『アビス完全版』より名作だなんてありえない!」という感覚ですよ。
『トゥルーライズ』は公開当時かなりヒットしましたよね。
シュワちゃんとジェイミー・リー・カーチスと2人の娘のスリル満点&ユーモアもあふれるスパイファミリーアクション巨編。
ただしどちらも傑作だけれども人々の記憶の中には埋もれ気味。
わたしはシリーズに関係なく、ジェームズ・キャメロンの1作毎の作品として人々の記憶にどう残るか…ということで言えば
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
は『トゥルーライズ』や『アビス』のような存在に近いのかもしれないなと思います。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の物語を楽しむための理屈
わたしは物語という点で『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が『アバター』を超えるとは初めから期待していませんでした。
1作目の『アバター』は物語も革新的でしたからね。
観客にとって衛星パンドラという初めて観る世界。
そこに住んでいる異星人たちも初めて観るキャラクター。
さらに、タイトルにあるアバターという設定…
地球人がパンドラに適合できるために自分の意識を転移させられる擬体…
等という設定も初めてでした。
下半身不随のジェイクがアバターを得て、新しい体で新世界を走り回る…
これだけでも「うわ~、ジェームズ・キャメロンはまた新しいものを作ったな~」という驚きがありました。
専用の3D映像技術も革新的でしたが2DでBlu-rayやDVDで観てもやはり傑作ですよね。
さらに1作目『アバター』の物語への興味や驚きはそれだけでは終わりません。
観客は途中で気づき始めます。
「あれ?コレじゃあ、地球人が平和な星を破壊する侵略者じゃないか!!」
と…
そう…いうなれば『ターミネーター』1作目の未知のものとの遭遇と戦いというスペクタクルと、
『ターミネーター2』の敵味方の大転換を『アバター』1作目で全部やっちゃったわけです。
さらに『アバター』のラストでは、
「次の作品は、ナヴィ(パンドラ星人)が自分たちの星を守る為に侵略者である地球人と戦う話なんだな」
とわかるように作られていたわけです。
ですからあとは「侵略者と戦う主人公たち」という、
多くの人がすでに観て来た物語を観ることになるのは当時からわかり切っていたこと。
このことを冷静に考えると、過剰な期待を勝手にして文句を言うのは筋違いだし酷だと思います。
1作目のラストでそれを示唆していたのですから。
それでも3D技術はさらに進化させました。
無体で生の演技を観ているのか?と思えるほど触れそうで気配まで感じるほど。
物語にしても確かにスタンダードですが、あれだけのエピソードをよくまとめたな…と。
さすがだなと評価こそすれ悪く言うようなものではないでしょう。
言うなればストーリーと技術革新の両方でキャメロンは約束を果たしたと言えます。
実際3D-IMAXで体験した感覚で表現すると期待以上、約束以上だと素直に受け止めるのが前作を喜んだ観客のマナーですらあるように思えます。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の物語を楽しむための感情テクニック
要するに事前の期待値の話です。
わたしは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の物語については…
地球人と異星人の立場が逆転した後の戦いになるだけ…
という程度の期待しか持っていませんでした。
そもそも1作目の『アバター』でその状況を創り出したこと自体が凄いわけです。
だから、わたしの中で1作目『アバター』の感動を2作目の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観ているときの感動にガッチャンコ!と合体させて(心の中で継承させて)鑑賞しました。
新しい「何か」を期待するのではなくて1作目『アバター』の感動も続いている…
その上でさらなる映像革新を楽しもうという腹積もりだったわけです。
そうしたら、わたしが思春期の子の親になっていることもあって、
ナビィたちの社会性や家族の葛藤の模様が期待していなかった部分として更に感動をくれました。
こういうテイストが入ってくることは完全に予想外でした。
だからわたしは期待以上、お釣りが出るほどの価値ある作品だと感動できたんだと思います。
どこかで観たことがあるような物語?
そうですよ!当然です!
だってわたしの家でも起きている物語だもの!
いろいろな家庭で起きている物語だもの!
外国に行ったら「どこの国の人も同じだな」って思える。
パンドラに行ったら「宇宙人も同じだな」って思える。
だから共感できるんですよ!
そう感じられるように作ったジェームズ・キャメロンやっぱり凄いですよ。
…
ただし、2DのBlu-rayが自宅に両方あると仮定して、
『アバター』と『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』どちらを観るか?
と自分の心に問うと圧倒的に『アバター』の回転率のほうが高いだろうな…とハッキリわかります。
なので、物語を批判している人たちの意見が完全に的外れだとは思っていません。
そもそもわたしは批判するのが嫌いですし、
どうせなら楽しみたい。
どう観れば楽しめるか?
どんな作品もそういう観方をするように心がけていますから。
映画アバター2評判悪い?『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の評価・感想まとめ
特に映像は高評価が多く…というか体験としては絶賛が多いですね。
物語は賛否両論、悪いほうの評判の基になった意見は1作目『アバター』の衝撃と比べたり、
ドラマ自体が「よくある物語」であることに対するものがほとんど。
人それぞれの感じ方もあるものでしょうが、
ここまでわかりやすく共通した意見で別れるというのもまた興味深かったです。
ストーリー批判が目立ったとはいえかなり高いレベルでの話なのは観た人はわかると思います。
あと『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で初『アバター』体験をした人が感動されたという感想は嬉しく感じました。
今後の『アバター』シリーズについて…
既視感のあるストーリーということで言えば予想がついていることがあります。
恐らく『スターウォーズ』だったり『ロード・オブ・ザ・リング』だったり…
神話学に沿った内容になる可能性が高いと思います。
ということは、5部作の予定…
サーガということになりますから、毎作前作超えを期待するよりそれぞれが壮大な物語の途中であることを楽しんだ方が良いかもしれません。
ジェイクが地球人とパンドラ人の間で葛藤したり、どちらからも孤立したり、
あるいはそうなるのはスパイダーか…
いろいろな(どこかで観たような)人間(ナヴィ&地球人)模様が描かれつつ
どうやって和解していけばいいのか?
という話になっていくんじゃないですかね。
幼少期の『宇宙戦艦ヤマト』のときから観てきた物語ですから
今更「どこかで観たお話」だなんてあたり前な感覚です。
わたし自身も「本当に地球人という侵略者と戦うだけの物語に終始したな…」という残念な思いがなかったわけではありません。
もともとジェイクは下半身不随です。
でも、この作品のナヴィたちも地球人たちも、五体満足の人たちばかりでした。
松本零士さんふうに言えば「スーパーマン」ばかりが出てくる映画です。
欠陥、欠落、ユニークさということへの思慮がないドラマ…つまり薄っぺらい。
とか…もっと対立する相手の背景を考えないのか?
ジェイクは地球人を誰彼構わず簡単に殺し過ぎじゃないか?
などなど、違和感もなかったわけでもありません。
そのたびに、長いサーガの途中なんだと自分に言い聞かせました。
3作目も4作目も物語の途中から途中までというお話になりますが、
ジェームズ・キャメロンはもともと王道の骨太ストーリーが得意な人ですから、
毎回単作でも満足できる作り方にはなっているでしょう。
(…そう願います)
個人的には今後は映像革新に時間をかけて延期するよりも予定通り2年おきくらいには新作を観せて欲しいです。
全ての物語のために