『イクサガミ 人』小説3巻あらすじ|島田宿の死闘と横浜大乱戦、そして最終章「神」へ
こんにちは、たもんです。
今回は小説『イクサガミ 人』のあらすじを、ネタバレなし・ネタバレありの2部構成で紹介します。

前巻『地』で浜松の乱戦を経て、いよいよ舞台は島田宿から横浜へ——物語はいっそう苛烈さを増し、最終章『神』への道が開かれます。
『イクサガミ 人』とは?(基本情報)
- 著者:今村翔吾
- 出版社:講談社
- 発売日:2024年11月15日
- 巻数:全4巻
- 形式:文庫本/電子書籍
- シリーズ:『天』→『地』→<本作『人』>→『神』(全4巻)
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※画像出典:講談社公式サイト
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ネタバレなし:東京への道をかけた新たな戦い
東京を目指す愁二郎たち。
大久保利通の安否も気になるところ。
だが、その前に立ちはだかるのは、かつてない規模の戦い——。
島田宿では、毒を操る刺客の攻撃が始まる。
愁二郎、双葉、彩八、進次郎の4人は命を懸けて闘う中、中国武術の達人・陸乾(ルーチェン)、台湾の伝説の女戦士・眠(ミフティ)ら、異国の猛者たちも姿を現す。
島田宿の夜は、一瞬の隙も許されない緊張の死闘の場と化していく——。

「イクサガミ 人」イメージ画像「島田宿」
やがて戦いの舞台は横浜へ。
蠱毒の参加者たちが再び集結し、軍・警察・民間人を巻き込んだ大乱戦が幕を開ける。
そこに立つのは、幻刀斎、貫地谷無骨、そして再び現れるギルバート。
愁二郎たちは、東京への道を切り拓くため、最後の覚悟を決める——。
ネタバレあり:怒涛の「人」編 詳細あらすじ
愁二郎たちは掛川で双葉・彩八と再会し、進次郎を加え4人で島田宿を目指す。
一方その頃、響陣は富士山麓へ向かい、伊賀・甲賀の忍びに襲われていた。
そこに再び姿を現したのは槐…。
島田宿に着いた愁二郎たちは、深夜の毒攻撃に気づき、進次郎が双葉を守る中、愁二郎と彩八は毒の主を追う。
宿場全体を巻き込む激戦の中、中国の陸乾と台湾の眠が参戦。
剣と拳、異なる流派が交錯する怒涛の戦闘が繰り広げられる。

「イクサガミ 人」イメージ画像「陸乾と眠」
島田宿を突破した愁二郎たちは、甚六が幻刀斎を迎え撃つ覚悟を決めたことを知り、急ぎ箱根を越え横浜へ。
そこで待っていたのは、史上最大の大乱戦だった。
横浜の街は、蠱毒の参加者、軍、警察、市民が入り乱れる混乱の渦。
愁二郎は進次郎と双葉を逃がそうとするが、戦いは止むことなく拡大していく。
ギルバート、無骨、幻刀斎、そして新たな強敵たちが入り乱れ、誰が味方で誰が敵かもわからない。
それでも、愁二郎たちは剣を握る。
「生きて、皆で東京へ行く」
それだけが、いまの彼らを突き動かしていた。
『イクサガミ 人』の見どころと感想
『人』は、“人間”そのものを描く巻です。
敵も味方も、生きる理由を持ち、譲れない信念を胸に戦う。
単なる剣戟アクションではなく、命の重みと、誰かを守るための戦いが描かれています。
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島田宿の死闘は、シリーズ中屈指の緊迫感
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陸乾・眠といった異国の強者たちの存在が新たな風を吹き込む
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横浜決戦は、まさに「蠱毒」の極致。嵐の前の静けさと混沌、信念と無邪気な欲望が一つに溶け合う瞬間
愁二郎や兄弟妹の確執と絆。
響陣が戦う理由。
双葉の存在と孤独の参加者たちへの影響。
新たな強者たち…
それぞれの思いが交錯してとてつもない緊張感へと高まります。
そして――
「いよいよ東京へ」
愁二郎たちが進む姿に、読者の胸にも熱が灯るでしょう。
次巻『神』は、シリーズ最大の決戦。
その幕開けを前に、読後に思わず拳を握りしめるはず!!!

「イクサガミ 人」イメージ画像「横浜乱戦」
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