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『イクサガミ 天』小説1巻あらすじ|ネタバレなし&ありで魅力を徹底紹介

小説「イクサガミ天」表紙画像と「斬れ。生き残れ。の文字
※画像出典:講談社公式サイト
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『イクサガミ 天』小説1巻あらすじ|ネタバレなし&ありで魅力を徹底紹介

こんにちは、たもんです。

今回は小説『イクサガミ 天』のあらすじを、ネタバレなし・ネタバレありの2部構成でじっくり解説していきます。 物語の導入である第1巻は、嵯峨愁二郎という剣士が、謎のデスゲーム「こどく」に巻き込まれていく壮絶な旅の始まりを描いています。

読み始めようか迷っている方にも、すでに読んだ方にも楽しんでもらえるように丁寧に紹介していきますね。

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『イクサガミ 天』とは?(基本情報)

  • 著者:今村翔吾
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2022年2月15日
  • 巻数:全4巻予定(本作は第1巻)
  • 形式:文庫本/電子書籍

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『イクサガミ 天』表紙ビジュアル

※画像出典:講談社公式サイト

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ネタバレなし:『イクサガミ 天』物語のはじまりと魅力

小説「イクサガミ天」表紙画像と「斬れ。生き残れ。の文字

※画像出典:講談社公式サイト

時は明治。

「武技二優レタル者 金十万円ヲ得ル機会を与ウ」と記された新聞が全国で噂になる。

京都の金龍寺に全国から集まった上に覚えのある者たち…

彼らに示された金を得る方法とは、「こどく」と呼ばれる命懸けの遊戯だった。

イタズラを疑いつつもやってきた剣術”京八流”の使い手、嵯峨愁二郎(さが しゅうじろう)。

彼は、ある目的を胸に抱き、猛者たちの中に紛れ込んでいた少女・香月双葉(かつき ふたば)と共にこの狂気の旅に足を踏み入れていく。

数々の武芸者との出会い、宿命を背負った兄弟妹たち、そして己の過去との対峙——。

「こどく」の掟に従いつつ東海道を東京を目指し進む死の旅路が始まる。

双葉に「生きる気はあるか?」と問う愁二郎漫画版の1コマ

※出典:『イクサガミ』原作:今村翔吾 漫画:立沢克美/講談社


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ネタバレあり:『イクサガミ 天』詳しいあらすじ

●旅の始まり

「金十万円」の噂に導かれ、天龍寺に集められた剣客たち。 その中には、嵯峨愁二郎のほか、丹波の亀岡から来た少女・双葉の姿があった。

双葉を放っておけなかった愁二郎は、双葉を守りながら「こどく」で生き残ることを決意する。

●第1関門:山中の逃走戦

最初の関門は、天龍寺と山中での逃走劇とバトル。 参加者はそれぞれに戦う理由を抱えており、愁二郎と双葉は強敵たちの中で絆を深めていく。

ここで登場するのが、

  • 元忍びの柘植響陣(つげ きょうじん)
  • 愁二郎の義妹、衣笠彩八(きぬがさ いろは)
  • アイヌのカムイコチャ
  • 太刀の使い手、菊臣右京(きくおみ うきょう)
  • 「こどく」管理側の男、橡(つるばみ)  など多彩なキャラクターたち。

それぞれが愁二郎・双葉と対立・共闘しながら、物語が進行する。

●愁二郎の過去と”京八流”

愁二郎の中には軽弟妹たちとの因縁が根深く残る。

“京八流”継承戦からの逃走、そして兄弟妹たちとの断絶という過去。

それらが「こどく」と奇妙に絡まり始めていく。

●第2関門:策略と海と宿場での戦い

峠を越えた後、次の関門へ。港から船に乗り海へと移り、船上での戦いにもつれ込む。

愁二郎一行は「こどく」の掟に探りを入れる作戦を実行する。

双葉という存在の可能性の片鱗が見え始め、また「こどく」主催者の正体の一端もここでほのめかされる。

※出典:『イクサガミ』原作:今村翔吾 漫画:立沢克美/講談社


『イクサガミ 天』読後の感想と注目ポイント

『イクサガミ 天』の大きな魅力は、「侍の時代が終わり大変革の渦中という時代背景」「”こどく”という命がけのサバイバルゲームの緊張感」「運命に抗い生きようとする人間のドラマ」などエンターテイメント性だけでなく、深いテーマと人間ドラマを併せ持つ物語にあります。

  • 愁二郎と双葉のコンビが生むドラマ
  • キャラごとの背景と選択
  • 物語全体に張り巡らされた伏線と謎

アクション小説でありながら哲学的な問いが内包されていて、とても読みごたえがあります。
またライトノベルくらいの感覚でも楽しめる読みやすさもあります。

読み終えたとき「早く続きを読みたい!」と思うこと必至(^^

次巻『地』では、さらに敵味方の構図が入り乱れ、より激しい展開が待っていますよ。

※「こどく」のルールや京八流の剣術設定については、別記事で詳しく解説予定です。


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読み始めて45ページ目あたりでは、もう引き返せない自分に気づくでしょう。
エキサイティングな読書の旅を!

全ての物語のために

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