1番面白いのはどれ!? 映画【マッドマックス】シリーズ全作
面白い順番を客観的データから導き出すと?
『マッドマックス』ってたくさんあるけどどれが1番面白いの?
面白い順番をおしえて
この記事では伝説の作品『マッドマックス』シリーズの「面白い順番」を世に出ている数値から客観的に導き出しています。
『マッドマックス』シリーズは1979年から続いています。往年のファンも若いファンも納得がいく順番になっているのか?興味深い調査でした♪
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【結論】『マッドマックス』シリーズ 1番面白いのはコレ!
まず結論から。
1番面白いのは…
という結果になりました。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がシリーズ中の最高傑作…という結果です。
で、シリーズを面白い順番に並べると以下…
2位『マッドマックス2』
3位『マッドマックス』
4位『マッドマックス/サンダードーム』
という結果。
客観的なデータから導き出すとこうなりました。
この結果を示した客観的なデータは後で紹介します。
その前にこれからシリーズを観ていく人のために次です…
映画『マッドマックス』シリーズの順番
映画『マッドマックス』シリーズの公開順は以下。
旧シリーズ | 公開の年 |
『マッドマックス』 | 1979年 |
『マッドマックス2』 | 1982年 |
『マッドマックス/サンダードーム』 | 1985年 |
新シリーズ | 公開の年 |
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 | 2015年 |
『マッドマックス:フュリオサ』 | 2024年 |
時系列は…
『マッドマックス:フュリオサ』が『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚となります。
それ以外の時系列は公開順と同じ。
映画『マッドマックス』シリーズ 面白い順番を導き出した客観的データ
みんなが選ぶ1番面白い作品と面白い順番を決めるために客観的なデータを使いました。
使ったデータは、代表的な映画レビューサイトでの評価点です。
タイトル | Filmarks | 映画.com | Yahoo!! | Amazon |
『マッドマックス』 | 3.4 | 3.2 | 3.6 | 4.2 |
『マッドマックス2』 | 3.7 | 3.7 | 4.0 | 4.3 |
『マッドマックス/サンダードーム』 | 3.1 | 2.9 | 2.8 | 3.9 |
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 | 4.0 | 4.1 | 4.1 | 4.3 |
『マッドマックス:フュリオサ』 | – | – | – | – |
このデータから以下のルールで順位を決めることにしました。
・各作品の4つのレビューサイトの平均点を出す。小数点第2位以下は四捨五入。
・同点は同順位とする。
ということで結果が次。
決定!『マッドマックス』シリーズ 1番面白い作品と面白い順番
上の条件で算出した結果……
順位 | タイトル | 平均点 |
1位 | 『マッドマックス怒りのデス・ロード』 | 4.1 |
2位 | 『マッドマックス2』 | 3.9 |
3位 | 『マッドマックス』 | 3.6 |
4位 | 『マッドマックス/サンダードーム』 | 3.2 |
このように平均点が出て、順番が決まったわけです。
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もう1つの客観的な順番 1番ヒットしたのはどれ?
”面白い順”の客観的データとしてレビューサイトの評価点を採用したのは、ひとりひとりが作品を観た感想をもとに数値化されたものだからです。
劇場公開時のみではなく今でもレビューは増え続けています。
でも、客観的な数値という点でいえば興行収入という評価軸も存在しますよね。
劇場公開時にどれだけヒットしたのか?という数字です。
試しに興行収入による順位を観てみました。
順位 | タイトル | 興行収入(ドル) |
1位 | 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 | 3億7521万 |
2位 | 『マッドマックス/サンダードーム』 | 3623万 |
3位 | 『マッドマックス2』 | 2366万 |
4位 | 『マッドマックス』 | 877万 |
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が圧倒的な大ヒットですね。
客観的に1番面白いのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ということで、映画『マッドマックス』シリーズは…
映画を観た感想を数値化した結果からも、
劇場へ足を運んだ人の人数からも…
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
が1番という結果になりました。
レビューサイトの点数も興行収入も圧倒的ですね。
とはいえ、これはあくまで世に出ている数字から導き出した面白さの順番。
1位以外が面白くないわけではありません。
コレから『マッドマックス』シリーズを観るという人は、ここで導き出した面白い順番を参考にすれば期待しすぎるということはないかもしれませんね。
時系列順で観たときに、最後に1番面白い作品が待っているというのも楽しみです。
無視した2つの数字 ファンの心に焼き付いている作品は?
さて、ここで出した結果はあくまで「世に出ている数値」から導き出したもの。
『マッドマックス』シリーズは1979年にスタートした作品です。
当然、思い入れの強いファンも多いです。
そんな昔からのファンの気持ちを考えると、この客観的なデータに少しモヤモヤする人もいるだろうな…という想像ができます。
というのも特に旧シリーズの1作目と2作目のファンの思い入れが強いことを知っているからです。
わたしは1975年生まれです。
わたしはテレビの洋画番組での放送で旧シリーズを観てきました。
世代的に時代の流れの中でほぼリアルタイムに感じてきたわけです。
だからファンの心に1番焼き付いている作品もわかります。
今回出たデータは「今」作品ごとに面白さを比べたら?
というデータに近いです。
実は順位を決めるために「無視した数字」が2つあります。
それは制作・発表された年代と制作費。
年代 | タイトル | 制作費(ドル) | 興行収入(ドル) |
1979年 | 『マッドマックス』 | 30万 | 877万 |
1982年 | 『マッドマックス2』 | 300万 | 2366万 |
1985年 | 『マッドマックス/サンダードーム』 | 1000万 | 3623万 |
2015年 | 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 | 1億5000万 | 3億7521万 |
それぞれの作品が作られた年代と製作費。
そこに興行収入を併せて観ていくと見えてくるものがありますね。
シリーズの成長
です。
1番面白いという結果が出た『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は旧シリーズの積み重ねがあってこそなのではないでしょうか?
期待値からくるヒット、『怒りのデス・ロード』で本当のメジャー作品へ
シリーズを追うごとに製作費と興行収入が上がっているのがわかります。
1作目は純正オーストラリア映画であり低予算映画でした。
2作目は1作目のヒットを受けて予算は10倍。
観客の期待値も上がったのでしょう。
まったく同じ理由で3作目『マッドマックス/サンダードーム』もさらに制作費があがり興行収入も跳ねあがっています。
ちなみにこの3作目からオーストラリアとアメリカの合作となりました。
いよいろハリウッドが乗り出したわけですね。
制作側、観客側の期待値の表れ。
さらに4作目、2015年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は制作費も興行収入も桁違いです。
コレは時代の違いだと思います。
時代が変わってなにが違ってきたのか?
旧シリーズは、アクション映画ファンの中でも特定のコアなファンが好きなアクションバイオレンス映画という立ち位置でした。
3作目と4作目の間が30年開いています。
30年経てば時代も世代も変わります。
生身のスタント、撮影トリック、特撮、SFXからVFXへの発展と技術の進歩。
シネコンの普及も大きく一役を担っているでしょう。
インターネット誕生による情報化社会ももちろん知名度を挙げるのに大きく貢献していますよね。
アクション映画が特定のファンのみならず、多くの人に受け入れられるような地盤が出来上がっていました。
そんな時代に、映画ファンの中ではカルト的な人気の『マッドマックス』をオリジナルシリーズのジョージ・ミラー監督が作ったとなると映画界は騒然。
瞬く間にフツーの映画ファンにも広がっていったのでしょう。
作品そのもののクオリティが後押しして、インターネットを介した口コミでさらに広がりました。
そして新たな伝説の作品となっていった…
という流れですね。
4作目『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は本当の意味で『マッドマックス』というタイトルをメジャー作品にしたと言っていいでしょう。
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『マッドマックス』が伝説になった理由と日本でのヒットの理由
旧シリーズの『マッドマックス』3作品の人気は「カルト的」といっても良いかもしれません。
80年代のアクション映画黄金期の伝説的な作品です。
特に1作目と2作目は日本のアクション映画ファンの間では伝説の作品です。
日本にとってはそれぞれ文化的な意味でも特別な作品なのでその辺りを観ていきましょう。
1作目『マッドマックス』:ギネス記録と日本車
1作目『マッドマックス』は実は低予算映画でアメリカではほとんどヒットしてません。
監督のジョージ・ミラーが大学卒業後に医者として働きながら貯めたお金で作ったそうです。
スタッフ、キャストも若い人が多く、カメラマンも取扱説明書を観ながら撮影していたんだとか…『映画秘宝』かなにかのインタビューで読んだ記憶があります。
純正のオーストラリア映画。
『マッドマックス』は制作費に対する興行収益の大きさから「もっとも経済効率のいい作品」としてギネス記録に認定されていた作品なんですね。
1999年に『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に抜かれるまでその座を守っていました。
つまり、アメリカ以外の国では大ヒットしています。
日本でも大ヒットしました。
HONDAやKawasakiのバイクが沢山出てくるのも日本でウケた理由のひとつのようです。
オーストラリアで公開した後に日本で公開。
日本でのヒットが世界へ売り出す足がかりにもなったそうです。
2作目『マッドマックス2』:コレなくして伝説の漫画は生まれなかった!!
で、なんといっても2作目。
『マッドマックス2』です。
1作目のヒットを受けて10倍の制作費が集まりました。
1作目がヒットしていなかったアメリカでは『The Road Warrior』というタイトルで公開。
しかし当然ながら、1作目がヒットした国では『マッドマックス2』として公開。
核戦争後の荒廃した未来という設定で描かれた『マッドマックス2』の世界観はハリウッドを含めた世界中のその後の映画にも大きな影響を与えました。
そんな影響を受けた作品のひとつが日本のサブカルチャーの中でも伝説的な作品…
『北斗の拳』です。
世界観から暴走族たちのヴィジュアルもそう。
主人公ケンシロウのいでたちは、メル・ギブソンが演じたマックスの衣装を、まるでブルース・リーが来ているかのようにも見えます。
『マッドマックス2』は知らなくても『北斗の拳』は知っている。
そういう人も多いですよね。
1番はどれ? 映画『マッドマックス』シリーズ 面白い順 まとめ
『マッドマックス』シリーズの面白い順番を客観的にみてきました。
世に出ている数値を元にしたデータを使って。
順位 | タイトル | 平均点 |
1位 | 『マッドマックス怒りのデス・ロード』 | 4.1 |
2位 | 『マッドマックス2』 | 3.9 |
3位 | 『マッドマックス』 | 3.6 |
4位 | 『マッドマックス/サンダードーム』 | 3.2 |
シリーズ最新作の『マッドマックス:フュリオサ』の公開が控えています。
今後は更なるシリーズの構想もあるようです。
そうなると、どのように順位が変わっていくのか?
楽しみですね。
最高傑作…1番面白い作品が塗り替えられる日も来るのかもしれません。
ジョージ・ミラー監督、1945年生まれ。79歳!(2024年4月現在)
『マッドマックス』以外にもヒット作を生み出してきた人です。
まだまだ元気で、パワーみなぎる作品を作り出して欲しいですね。
ステキな作品をいつも届けてくれてありがとうございます♪
全ての物語のために
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