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小説【あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。】幻の結末と修正版ネタバレ。完全無料もあり!

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小説【あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。】幻の結末と修正版ネタバレ。完全無料もあり!

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を読みました!

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編だね!

前作を読破した直後にネットで読んだんですがすぐに文庫で読みなおしちゃいました!初回発表版と結末が違うのが面白い!

この記事では、小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を読む方法を紹介します♪
※結末に関するネタバレを含みますのでご注意ください。

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小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』とは


小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
スターツ出版 汐見夏衛(Amazon)

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』はどんな小説なのか?

簡単に説明していきます。

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は超話題作の続編

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』はSNSで話題となり爆発的に売れた小説の続編です。

その前作が小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』です。


小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
スターツ出版 汐見夏衛(Amazon)

ケータイ小説サイト「野いちご」などを運営しているスターツ出版から2016(平成28)年7月に文庫本として刊行された小説が『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』です。

SNSの口コミで増版が相次ぎ今でも売れ続けている話題作です。

おそらくお近くの書店のライトノベルコーナーなどに行けばすぐに見つかるのではないでしょうか?

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のラストで主人公の百合と涼という少年の出会いが描かれます。

2人のその後が知りたい!と思うような終わり方なのです。
そんな読者がすぐに百合と涼のその後を読めるように出版当時からネットで公開されていた小説があります。
あとがきにサイトで続編が読めることが紹介されているんですね。

その続編の内容に大幅に加筆修正して2020年の12月に文庫本として世に出たのが小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』というわけです。

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』あらすじ

中学2年生のは転校先の学校で、周囲よりも少し大人びた雰囲気の同級生・百合と出会います。まっすぐで凛とした百合にどんどん惹かれていく涼。しかし告白しようとしたその時、百合が話し始めたのは75年前の戦時中の驚きの告白で……。それは百合の悲しすぎる過去の恋の話でした。好きな人には、忘れられない恋があって…。涼は複雑な葛藤を突きつけられるのでした。

前作との視点の違いが秀逸!2冊セットで読者も報われる

前作『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が百合の視点で一人称で書かれた物語です。

それに対して…

『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は涼の視点での一人称で書かれた物語なんですね。

前作の主人公・百合に恋するのが今作の主人公・涼であり、
今作の主人公・涼は、前作の主人公・百合が前作で恋した相手の生まれ変わりでもある…

…という設定。

この設定が秀逸ですよね。

恋愛小説ではあるものの、前作と今作ではジャンルすら変わっているのも非常に興味深いです。

それでも、ちゃんと同じ世界のお話として自然と読めちゃう。

 

著者:汐見夏衛

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は著者である汐見夏衛さんのデビュー作でした。

2016年にTikTokでの読者の投稿がきっかけでブレイクした作品。

その後も汐見夏衛さんは多くの青春恋愛小説を書かれているようです。

2017年に野いちご大賞を受賞した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』はシリーズ累計20万部を超える大ヒットとなり代表作ともいえる作品のよう。


小説『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
スターツ出版 汐見夏衛(Amazon)

わたしは『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を読破した翌日には続編である『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を入手していました。

仕事帰りの商店街の小さな書店にこの本を求めては言ったら文庫本の目立つところに平積みされていました。
迷わず手に取ってレジに急いでしまいました。

百合と涼の未来が知りたくて知りたくて仕方なかったんですね。

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小説 あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。を読む3つの方法

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を読む方法はいろいろあります。

完全無料から紙の本まで、3通りのおススメの読み方を案内します。

その3通りとは以下…

完全無料で読む 紙の本で読む 電子書籍で読む
「ノベマ!」 Amazon ebookjapan

それぞれ説明します。

完全無料で読む

ケータイ小説サイトの「ノベマ!」では登録などもなしですぐに全編無料で読めます

このバージョンが元に紙の書籍として出版されたようですね。

220ページ全編!でちゃんと完結はしています…が、紙の書籍として出版する際に少し加筆されているようです。

>>「ノベマ!」のサイトでWEB版を無料で読む

紙の本で読む

お近くの書店でパラパラと中を見れたら一番いいですね。
文体など合うか確認して読みやすそうならそのまま買えますし。

ネットで買うならAmazonをおススメしておきます。
ただしAmazonの試し読みはkindle版の画面のようなので、確認する端末によっては実際の紙の本とはページレイアウトが一致しないことがあるようです。

>>Amazonで紙の本を買う

電子書籍で読む

電子書籍派なら、KindleUnlimited 会員の方は無料で読めるようです。

それ以外の方はebookjapanがおススメですね。紙の本でなければ金額がお得ですね。
ebookjapanはYahooJAPANNの公式サイトなので安心です。もちろん試し読みもできます。

>>ebookjapanで読む

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幻の初出はタイトルも結末も違いました

ケータイ小説サイトの「ノベマ!」で無料で読めるけど、文庫版になるときに若干加筆されているというお話をしましたが、実は初出版のタイトルすら違うバージョンも存在します。

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』出版時には発表されていた最初の続編

小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。は『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編です。

2016年に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が出版されたころにすでに涼と百合のその後の物語は書かれていたということが『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』のあとがきでわかります。

…が、その小説はタイトルも違うし、出版された『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』とは違う結末を迎えていました。

最初の続編タイトルは『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編のタイトルは当初『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』でした。

小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の文庫本のあとがきに著者自ら紹介しているのはこのタイトルです。「野いちご」で読めますよ…と。

わたしも小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が出版されていると知らずに、何の迷いもなく飛びついて読んでしまいました。

最初の続編の内容と結末は?文庫版とは全く違います。

著者の汐見夏衛さんは小説『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』について次のように書かれています。

この続編においてやっと、百合と彰の物語が完結した、と私自身は思っています。

※ここからは小説『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』のネタバレになります。

特攻隊員の彰の生まれかわりである涼が主人公の物語。
そこは同じです。

でも結末が違うんですね。

涼が告白することで百合と涼は付き合い始める…で、ハッピーエンド。
そんなお話です。

ところがコレを読み終えると「巻」の文字のあとに作者の更なるメッセージが…

こちらに大幅加筆した新版が、ノベマ!で10/19~連載されます。

それが、文庫版の原型になっている「ノベマ!」への誘導文でした。

「ノベマ!」のほうへ飛ぶと大学生になった涼が後悔しているような文章から始まるんですね。
まるで百合を手放してしまったかのような後悔の念から始まる。

で、わたしはタイトル自体が『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』に変わっていることに気づき読むのをやめて文庫本が出ていないかネットで検索しました。

それで文庫本になって出版されて間もないことを知ったのです。

最初の続編小説『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』を読む方法

最初に発表された『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の最初の続編『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』は↓↓↓から読めます。

>>小説『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』はこちらで無料で読めます♪

小説 あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。感想

では、小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を読んだ人たちの感想と、ついでにわたしの感想を紹介していきます。

みんなの感想

まずはTwitterの反応からみんなの感想を観てみましょう♪

https://twitter.com/fox_404_/status/1370410781745893377

わたしの感想

小説『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』が久しぶりに心地よい小説体験で、そのままあとがきに促されて、小説『あの夏の光の中で、君と出会えたから。』を読みました。

小説『あの花が咲く丘で、また君と出会えたら。』の主人公・百合が最後に出会う転校生の少年、涼。彼の視点で描かれた社会科見学直後からの物語。

ところが大幅に加筆修正した作品が存在するとおっしゃるじゃないですか!
ひょっとして文庫本も出ているのでは?と検索したら小説『あの星が降る丘で、また君と出会いたい。』というタイトルで昨年2020年の12月に刊行されたばかりでした。

涼の気持ちになって青春時代の夏の恋を思い出せてドキドキしました。

そして物語は中学の青春からポンッと飛んで、20歳の夏の青い物語へと進みます。

ここまで読んでやっと落ち着きました。

百合の視点で描かれたSF感動作、小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
涼の視点で描かれた青春純愛物語、小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』

2人の視点で特別な夏の体験をさせてくれた2冊。

わたしにとって大切な作品になりました。
そして高校生の息子に譲りました。
彼にもぜひ読んでもらいたくて。

まとめ

汐見夏衛さんの著書、小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編として2020年12月に出版された小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。

WEB小説、ケータイ小説というジャンルが登場したせいもあるでしょうが実は『あの夏の光の中で、君と出会えたから』という最初の中編小説があって、その作品に大幅に加筆修正したもの。

このバージョン違いが楽しめるのが良いですね。
汐見夏衛という人は、もっと面白くするにはどうしたらいいだろう?
と常に考えて進化している人なのだろうな…と感じられるバージョンアップです。
本当に書くことが好きなんだな…というのが伝わってきます。

ぜひ読み比べてみてください。

 

●小説『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』を読む3つの方法

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