ドラマ 監査役野崎修平 1話
反抗期というのは段階があります。
心理学では4歳前後で第一次反抗期、小学生の後半から中学生くらいで第二次反抗期…といわれています。
わたし自身の経験上は4歳前後、10歳前後、14歳前後、17歳前後…の4段階がしっくりくる感じ。
いずれにせよ、成長するには必要な時期。
でも健全にクリア出来ないことって多いんですね。
ドラマ「監査役野崎修平」
第1話
を観ました。
この記事は、ドラマ「監査役野崎修平」第1話のあらすじや感想、見どころを紹介します。一部詳細にネタバレしてますがドラマ全体の楽しみを奪うほどではないつもり…気になる方は先に本編を観られることをお勧めします。
またストーリーセラピーでは、感情面で成長できない大人についての考察です。
あなたが、ドラマ「監査役野崎修平」に興味を持ったり、心の成長により意識を向けるキッカケにでもなれたら嬉しいです。
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ドラマ 監査役野崎修平 1話 ネタバレあらすじ
おおぞら銀行地蔵通り支店長をしていた野崎修平(織田裕二)。
業績が振るわない支店は統合される…それは銀行の宿命でした。
支店閉鎖の通達を受けたことにより出向も覚悟していた野崎。
ところが言い渡された次なる異動先は…なんと監査役。
それは役員昇格も意味します。
妻の志穂(西田尚美)に
「どうしてあなたが?」
と聞かれますが、野崎自身よくわりません。
困ったはにかみ顔で「なんでだろうね?」という感じ…
野崎は48歳。
普通、監査役というのはもっとベテランの人間がやるもの。
志穂も野崎本人も首をかしげているのです。
そんな野崎が監査役に就任してすぐ、1枚のメモが届きます。
『タニダエージェンシーという企業を調べろ』
早速、調査を始める野崎。
しかし、かつて部下で現在は取締役にまで出世していた阿部龍平(ユースケ・サンタマリア)から調査をやめろとの指示が下ります。
野崎はあくまでも監査役としての任務を遂行すると、阿倍の言葉をはねのけました。
すると…
ドラマ 監査役野崎修平 1話 感想と見どころ
やべぇっす。
1話目だけ観てみるつもりが止まらなくて2話目まで一気に行ってしまいました。
理性を破壊する見応え。
もちろん今のわたしの波長に合ったからでしょうけれどね。
それにしてもWOWOWドラマは民放にはない圧が凝縮されていますねやっぱり。
実際、3話目を再生せず停止ボタンを押すのに「エイ!」って気合入れなきゃならないくらい。
WOWOW制作の連続ドラマW作品です。
脚本は前川洋一さん。
連続ドラマWでは、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」「沈まぬ太陽」他、常連です。
その見ごたえのあるストーリー展開はNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」でも証明済みです。
歴史に興味を持っていなかったわたしの頭に、初めて織田信長や豊臣秀吉、明智光秀、徳川家康などなど、戦国武将たちの名前と関係性を叩きこんでくれたドラマ。
もう一人大好きな脚本家、アニメ「TIGER&BUNNY」の西田征史さんが書いていた月9ドラマ「信長協奏曲」との相乗効果で、初めて歴史を面白く感じさせてくれた作品です。
連続ドラマWで前川洋一作品なら外れないでしょう。
しかもキャストが…
織田裕二
岸谷五朗
松嶋菜々子
古谷一行
って…
この人たちが一緒に画面に出るところ観たことない!!
2018年にこのドラマの放送がされたとき、観たくて観たくて仕方なかったんです。
でもWOWOWへの加入を断念しました。
代わりに以前弟に録画してもらった「株価暴落」を観て我慢したりして(笑)
ドラマ「監査役野崎修平」は今、シネフィルWOWOWで2週にわたって一挙放送中。
WOWOWでも再放送中ですね。
加入者はWOWOWオンデマンドでも観れるようです。
続編のドラマ「頭取野崎修平」のスタート間近なので、いやがおうにも盛り上がるのでしょう。
いや~見応えありますね~
ぐぐぐ~っと前のめりで観てしまいます。
主演の織田裕二さんの役も「株価暴落」のときの銀行員・坂東とはまた違った役柄。
坂東はビシッとした感じのやり手の銀行マンでした。
野崎修平はもうちょっと人懐っこい人情味厚い男。
オープニングから下町をママチャリに乗って笑顔を振りまきながら走っています。
「株価暴落」同様、銀行内の不正と戦う主人公です。
「株価暴落」は池井戸潤さんの小説。
「監査役野崎修平」は周良貨さん・能田茂さん作の漫画が原作です。
もともと織田裕二さんのファンですが、何度も観る彼のドラマのライブラリーに「野崎修平」も追加します。
嬉しい!!
「外交官黒田康作」もWOWOWで作り直してほしい!!なんて(笑)。作った人、スミマセン。
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【考察ストセラ】永遠の反抗期
企業。
人が集まって利益を追求する組織。
ビジネススキルもIQ(知能指数)もEQ(心の知能指数)もバラバラな人たちが集まるわけですからいろいろと問題が起こります。
ユースケ・サンタマリアさん演じる阿部、そしてその周りの人たち。
タニダエージェンシーに関わっているらしい人たち。
会社とはこういうもの、社会とはこういうもの…
と斜に構えている人たち…に、わたしには見えてしまいます。
特に、この第1話で焦点が当たる阿部。
かつては野崎の部下でした。
「あのときと同じですね。立場が逆ですけど」
野崎がタニダエージェンシーに流れているお金に気づいて今すぐ回収させろと阿部に申し出たときに、阿部がそんなことを言いました。
今は阿部の方が立場は上です。
どうやら、阿部は野崎を恨んでいる様子。
…そのセリフの直後、回想が入ります。
阿部が融資したいと思って急いでいた案件の決済印を求めに野崎のデスクへ来ます。
野崎は「焦るな」と言い残して行ってしまいました。
ああ、なるほど…このときと立場が逆なのね…
なんて思っていると回想には続きが。
阿部は野崎の机から勝手に印鑑を取り出して押しちゃいます。
ええ~!?ですよね。
それ…立場逆って言うか?変わってなくね?
なんて心の中で驚嘆していたら画面は現在に戻りました。
そして野崎の一言…
「君は変わらないな…」
ホラ、そうでしょ?
逆転してねぇよ!
つまり、阿部は肩書きの上下、許可を求めるほうと許可を出すほうの立場の逆転のことを言っているんですよね。
それはわかるんですよ。
この問答の前に、野崎が監査役に就任してすぐ秘書が野崎の噂を直接本人に問いつめていました。
野崎の過去…横領事件でとばされた噂。
野崎は暴力団関係の会社に融資して左遷された事実を話しました。
この伏線があったので、阿部が言う逆転は、まだ若くマジメだった阿部が、悪いとわかっていて融資しようとする野崎を止めようとしたけれども、野崎がそれを断行した…
みたいな、正義と悪の逆転があるのかな?
って予想していたんです。回想の途中までは。
本質ってそこでしょ?
それなら、「立場が逆ですね」のドヤ顔もわかりますよ。
それなのに、なんだ!?
阿部クン、勝手に上司の印鑑押して、しかもその融資先が直後に問題になる暴力団関係の会社かい!
結局、野崎は部下をかばい上司として責任を取るかたちで左遷されたんじゃないですか。
さらにさらに、阿倍の告白によると野崎が上司として阿部をかばって左遷人事を受け入れた後、阿部は針のむしろ。
同僚たちから後ろ指を指され続けたんですって。
で、今の阿部はそのことを恨みに思っているんです。
!!!なんと!!!
逆恨みもよじれまくってひねくれまくって、聞いていて恥ずかしくなりました。
超ガキ、ちょー子ども。
これって…こんな精神状態が許されるのって反抗期の中学生まででしょ?
100歩譲っても!
【考察ストセラ】の項目なのに、まるで感想のようにわたしの個人的な感情、主観を書いています。
でも、では冷静に観ましょう…
…冷静に観るとやっぱり阿部への評価は変わりません。
冷静に考えて残念な気分になったのは…現実にもこういう大人はたくさんいるよね…って思っちゃったこと。
永遠の14歳、永遠の反抗期。
いやフツーの14歳でもわかりますからね。
こんな言い方は健全な14歳に失礼なくらいです。
だから100歩譲って!です。
せめて中学生あたりの反抗期でこのくらいの分別はわかっておかなきゃね。
17歳くらいの反抗期は、もっとずっと大人目線だとおもいますもん、フツーはね。
わたしはどちらかというと、ウブだと思います。
もう少し人の思惑を疑ったほうがいいんじゃないかと言われます。
だから、「綺麗事では社会は生き抜けない」という姿勢で生きている人みんなを批判するつもりはありません。
むしろ、いろいろな経験をしてきたたくましい人に助けられたりしているんだと理解しています。
そういう人の助けに本当に感謝することも多々あります。
それにしても!です。
この阿部の場合はもう、そういうレベルじゃない。
大人の目線での「綺麗事じゃない」とかではなくて、単純に感情的に子ども(幼児)のまま。
もしもこのドラマを観て、阿部に共感する気分があって、あなたが18歳以上なのであれば、自分の心の成長度合いを見つめ直したほうがいい。
こんな上から目線、わたしも好きではありません。
でも、この阿部の精神性はあまりにも幼稚。
感情的、精神的に幼すぎる。
健全に育っている子どもなら、10歳を過ぎればわかる分別を全く持っていない。
それをあんなに恨みがましく野崎に言えるなんて、まるで3歳の阿部坊やが野崎パパに「スヌーピーのコップがいいの~!」って甘えてダダをこねているのかと錯覚するほどでした。
これからの時代のEQ(心の知能指数)格差について最近ずっと考えていますが、まさにこういうことですね。
そういう意味ではとても興味深い対比です。
このシーンの野崎と阿部は。
是非、あなたの視点で観てみてください。
…あ、1点だけ阿部に共感したのは、家のローンもあるし妻や子を路頭に迷わせられないという思い…その1点だけに尽きます。
全ての物語のために
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