映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 感想考察 限界を超えるには視点を変えろ

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引用元:https://heroaca-movie.com/

映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング ネタバレ あらすじ 感想 見どころ   考察 限界を超えるには視点を変えろ

 

映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング

引用元:https://heroaca-movie.com/

 

成長、限界を超える。

それって大切で、自分で自分に課していくものです。

特に思春期以降の『大人』たちは。

でも、視野が広がっていないのに気合だけで「もっと」となると、成長の意味をはき違えることになる。

これは、特に日本人の歴史からも要注意ですよね。

 

映画 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」

を観てきました。

 

この記事は、映画 「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」のあらすじや感想、見どころを紹介します。
また【考察ストセラ】では、自分を超えるということのとらえ方について考察します。

あなたが映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」に興味をもったり、あなたのさらなる成長への懸け橋にでもなれたら嬉しいです。

 

僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE 2人の英雄 ネタバレ考察 失敗した時の受け止め方

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映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング ネタバレあらすじ

 

日本。

雪の降る夜。

 

激しいカーチェイスが行われています。

 

プロヒーローたちと…ヴィラン連合

ヴィラン連合は黒い輸送車で何かを運んでいます。

 

新しい脳無か…?人のようです。

激しい追跡劇の末、ヴィラン連合は輸送車を乗り捨て、車は崖に転落。

 

プロヒーローたちが車を捜索したころには積荷も姿を消していました。

 

積荷…は、ヴィラン連合とは別の仲間たちのところへ行き、言います。

「実験は成功した…」

 

はるか南にある離島の那歩島(なぶとう)。

緑谷出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち全員がいました。

 

彼らの目的は、伝説的ヒーローであるオールマイトの後継者育成プロジェクトの一環として、島民の生活を助ける期間限定の校外ヒーロー活動をすることでした。

 

那歩島は平和な島です。

 

しばらく大きな事件が起きていない島で、1年A組の面々は忙しく動き回りながらもどこか穏やかな日々を過ごしていました。

 

そんな彼らにちょっかいを出すのは少女と少年の姉弟。

真幌活真でした。

 

真幌は頑なに出久たちを信用しようとしません。

 

一方、活真はヒーローに憧れている様子。

 

そんなある日、ヴィラン<敵>たちが突如那歩島を襲います。

 

島の通信網は遮断され、携帯すら通じない島で、ちりじりになっていた1年A組の生徒たち。

 

ヴィラン<敵>の襲来に気づき対処を始めます。

 

教師たちすらもいない中、1-Aの生徒たちは、まるでオール・フォー・ワンの再来かと思わせるヴィラン…ナインとその仲間たちを相手にすることになり…

 

映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング 感想と見どころ

 

前作、第1作の映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄」はシンプルな番外編という感じでした。

 

本編にはほとんど影響を与えない感じの作り方。

 

でも、今作…劇場版第二作、映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」はかなり本編にも食い込んだ設定になっていました。

 

第1作を超えなきゃ!

という意気込みは十分に伝わってくる作品。

 

実際、前作よりもはるかに面白くできています!!!

 

前作以上に胸を打つ映画に仕上がっていました。

 

ただし、ファンとしては心配でもあります。

 

前々から出ていた情報によると…

原作者の堀越耕平さんは、最終回のネタとして温めていたアイディアをこの作品のために提供したとのこと。

 

なるほど……

観て納得です。

 

それだけにかなり熱い展開になっていきます。

 

でも、熱く、胸を打つからこそ、「ええ!ここでそれ使っちゃうの?」という不満もわたしのなかには生まれました。

 

だって、本編とはほとんどつながりを見せない番外編的な作品なんじゃないの?

なんだか大事なものを、映画というお祭りのために投げ捨てちゃった…

 

みたいな感じ。

 

堀越耕平さんの『プルスウルトラ』精神も非常によくわかります。

 

ここでこのアイディアを出してしまうことで、必然的に最終回ではもっと面白いものを提示しないといけない。

 

そんなハードルをご自分に課されているんですよね。

 

…わかるけど…

 

悪い意味で…日本的。

 

まるで特攻隊のような覚悟の決め方というか、アイディアの使い方に感じられました。

いや、勝手な解釈ですけど、そうなってしまっていないか?

気合・根性論になってしまっていないか?

と心配になるほどのスケールアップだったのです。

 

第1作をしのぐのは、アクションシーンなどの激しさとかそういうことではありません。

アクションは、もうやりすぎなくらい。

 

それよりもストーリーの設定や作り方がしっかりとしていて、1本の映画としてとても胸に迫り感動するんですね。

 

つまり素晴らしいドラマの要素がいっぱい詰まっている。

 

最終回のアイディアってコレだよね…

というのも明らかにわかる。

 

わかるし、とても物語の中で活きています。

もちろん、そこもとても胸を打ちます。

 

わたしは前半のドラマ部分から何度も涙を流してしまいました。

 

でも、それだけにTVシリーズや連載漫画とのつじつまの合わせ方に無理があるというか…

 

大きなアイディアを出しておいて、「まあね。これは映画としての番外編だから」と風呂敷をたたんじゃう感じがしたんです。

 

折角生まれた物語の圧力。

 

これは今後の作品全体の展開におおきな圧を加える素晴らしい設定だったのに…使い捨てるの!?

 

といった感じが非常に悔しかったです。

 

「惜しげなく」「潔く」って…そういうことじゃないだろう!…と。

 

とっても面白い!とっても熱い!とっても感動した…からこその悔しさ!

 

ハリウッドはそこを大切にするから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)があれだけの広がりをみせて大成功しました。

 

その可能性をいろんな意味で秘めている物語…になっているのに…使い捨てないで!

 

大好きだからこそ、ものすごく面白かったからこそ!

わたしは心の悲鳴を上げてしまいました。

 

来場者特典の薄い冊子に堀越耕平さんのインタビューが載っています。

(短い特別漫画も!)

 

それをよんで、そこまで「使い捨て」にするつもりでもないのかな??

という気もしなくもない。

 

ぜひとも、しっかりとすくい上げて温めてほしい。

 

そんな、宝物や宝石となる原石がいっぱい詰まっている作品であることは間違いありません。

 

そしてもう1点、スタッフさんたち…

 

アクションの激しさのプルスウルトラはもう、その辺でやめておかないと、観客飽きるからね。

 

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映画 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング【考察ストセラ】限界を超えるには視点を変えろ

 

さらに向こうへ!プルスウルトラ!!

 

「僕のヒーローアカデミア」の合言葉です。

限界を超えてさらにその先へ。

 

それが雄英高校の校風。

 

そして、ナンバーワンヒーローのオールマイトが合言葉のように世界中に浸透させた合言葉でもあります。

自分を限界まで追い込んでそれを超えさせる。

 

とてもストイックでハードなパワー。

 

カッコいいですよね。実際に元気をもらえます。

 

だから、この作品大好きなんですよ。

でもね。

 

どうしても、日本人には余裕がないのが垣間見えちゃう。

 

気合や根性論。

 

ここは日本人の悪いところですよ。

 

本気。気合。根性。

 

確かに大事。確かに必要。

 

でも、それだけに固執してすぐに視野が狭くなっちゃう。

 

もっと凄く、もっと凄く!

って考えるあまりに、その凄さの尺度、評価基準が狭く少なくなっちゃうんですね。

 

映画「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」はストーリーもバトルシーンの熱さも見事に前作をプルスウルトラして見せました。

 

これはお見事です。

 

作っている人たちのみんなの気合が集中して凄くいいものを作ってくれました。

 

先ほど特攻隊に例えてしまいましたが、それは覚悟の話で、さらにいいものを作らないといけなくなった…

 

という自分たちへのハードルを課したのもよくわかります。

 

今回それを超えたことで次は「さらに向こうへ!」という覚悟が決まっていることもよくわかりました。

 

でも、やっぱり心配です。

 

激しいアクションシーン。

これは前作をしのぐ激しさにしなきゃならなかったのでしょうか?

映画だから?

そう思っているなら視野が狭っていないか?

と心配です。

 

現に激しすぎて、何が起きているのかわからないシーンもありましたよ。

 

一部にはそこを求めているファンもいるかもしれませんが、そんなのはほんの一部だと思います。

でも「ヒロアカ」の魅力ってそこだけじゃないでしょう。

 

みんなの個性…特殊能力のことではなく性格・人間性という意味での個性が豊かなキャラクターたちの成長物語。

生徒たちだけではなく、先生も親たちもみんな成長していく青春ドラマなんですよ。

 

今回の作品ではその部分をもっと輝かせることができるはずの設定だったのにそこよりもアクションに比重が少し傾いている感も感じました。

 

テレビアニメの第1期でオールマイトがプルスウルトラ精神を戦いの中で見せます。

敵が自分を超えてくるなら、自分はさらにパワーでそれを超えて上からねじ伏せる。

 

単純なパワー合戦。

確かに熱くてわかりやすかったです。

でも、それじゃあスーパーサイヤ人になって、さらにその上、さらにその上…

とパワーだけが増していくしかなくなる。

 

自分を超える…ってそういうことでしょうか?

今を超える力、成長ってそういうことでしょうか?

 

そうではない成長を見せることができないと……

主人公の出久でさえ、つまらない人間になっていってしまいます。

 

オラ、わくわくすっぞぉ!

 

はもう、サイヤ人の彼だけで十分なんですからね!

 

画一的なプルスウルトラではない、もっともっと広い視点での成長を魅せられた時。

もっと幅広く、もっと味わい深く成長を魅せられた時。

 

今のヒロアカのスタッフさんたちの本当のプルスウルトラなんだと思います。

 

いまの1作目をしのぐ作品は作りました。

感服はしました、感動もしました、すげぇ~な!って思いました。

涙も出ましたよ!

 

でも!

でも!

 

3作目も同じ尺度で超えて見せなきゃ!と思っているなら残念ながらそれ成長じゃありませんよ。

プルスウルトラじゃなくて、捕らわれウルトラですよ。

 

その思考の枠からぜひプルスウルトラしていただきたいな…ファンとしては。

 

全ての物語のために

 

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