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映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作 動画無料 利他の心を養う映画

引用元:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/
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映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作 動画 無料 あらすじ 感想 見どころ 利他の心を養う映画

映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作

引用元:https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/

 

ビジネス書には利己主義より利他主義であれ、みたいなことが書いてあります。

ああしなさい、こうしなさい。

こうあるべき、こうであってはならない。

…が、いっぱい書いてあります。

でも、それ頭じゃなくて感覚で理解できないとモノにならないんですよね。

 

映画「男はつらいよ フーテンの寅」(第3作)

を観ました。

 

この記事は映画「男はつらいよ フーテンの寅」(第3作)のあらすじと感想、見どころを紹介します。

またストーリーセラピーでは寅さんが見せてくれる利他主義についての考察を書いてみます。

 

あなたが「男はつらいよ」シリーズに興味をもってくれたり、他者を思う利他の感覚を手に入れる一助になれれば幸いです。

「男はつらいよ」の動画を無料で簡単に観る方法も紹介しておきます。

 

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映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作 動画 あらすじ

 

柴又のとらやでは裏の工場のタコ社長寅さんのウワサをしています。

便りもないのかとたずねるタコ社長。

 

おいちゃんは…

そんなものあるわけない。

アイツは本当にバカだよ~といつものセリフ。

 

タコ社長は寅さんに見合い話を持ってきていたのです。

 

寅さんの様子を先方にちゃんと説明しているにもかかわらず、先方はそれでもいいなどと言っているとのこと。

 

そんな話があるか?相手もよっぽど変人なのか?

 

そんなウワサをしているところに寅さんからの電話が……

実は店の数件先の公衆電話からかけていたのでした。

 

早速、見合い話を進めてしまうタコ社長とおいちゃんたち。

 

ところが会ってみると相手は川千屋の仲居・駒子

彼女は寅さんの昔なじみでした。

 

寅さんは彼女とは仲がいいのです。

「お前、亭主はどうしたよ?」

その一言で大騒動に。

 

実は駒子は亭主に浮気をされて当てつけに見合いをしてやれ!という気分だったのです。

そのことを泣きながら説明する駒子。

 

寅さんはもちろん黙っていません。

その足で駒子の亭主の所へ勇んで出向いていき、2人の仲を取り持ってやります。

 

しかも結婚式をしていな2人のためにとらやで盛大に祝ってやり、新婚旅行の代金までとらやの支払いで出させます。

 

怒ったのはとらやの面々です。

またもや迷惑かけて町を出ていく寅さん。

 

それから1ヶ月後、おいちゃんとおばちゃん夫婦が三重県の湯の山温泉へ旅行に行きます。

すると、なんと旅館で寅さんが番頭をしているではありませんか!

 

寅さんはせがまれて助けない訳にはいかない…

などと言っていますが、本当は旅館の美人女将・志津に一目惚れして、居着いてしまったのでした…

 

人の恋をまとめるのは得意な寅さんですが、自分の恋には恵まれない寅さん。

 

今回はどんな失恋話になるのやら……

 

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映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作 動画 感想と見どころ

 

「男はつらいよ」シリーズ第3作です。

1970年 (昭和45年)の1月公開。

 

「男はつらいよ フーテンの寅」

 

実はこの作品は監督が山田洋次さんじゃないんですね。

山田洋次さんは脚本に専念するために監督をされていなかったんですね。

 

尺が90分ちょっと。

その中に騒動てんこ盛りです。

 

ただし、やっぱりどこか味が違うんですね。

泥臭さと洗練されている部分が山田洋次監督作品の時とは違う。

 

悪くはないけれど、やっぱり寅さんの世界観は山田洋次さんが監督してくれたほうがしっくりくるな。

 

なんて、寅さん素人のわたしは思いました。

生意気にも。

 

コアな寅さんファンには怒られちゃうかな?

 

「1ヶ月後」のテロップが中盤で出てくるのと旅先で偶然寅さんに会うという型は1作目、2作目と変わらず。

 

もうそのテロップが出ただけで観ているこっちが、

「あ、寅さんと会っちゃうんだろ?そうでしょ?」

って先が読めちゃう。

 

先が読めるからこそワクワクしちゃう。

 

シリーズものの楽しみを早くも上手く利用してます。

 

けれど、ここからがさすがに先が読めない。

バカだけど人情たっぷりの寅さんの活躍が観れるわけですね。

 

90分ですよ。

スタローンですよやっぱり!

「ロッキー3」とか「ロッキー4」のあたりですね。

 

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映画 男はつらいよ フーテンの寅 第3作 考察 利他の心を養う映画

 

わたしは自分が幸せになれないのに人を幸せにはできないと思っています。

それは深い意味でのお話。

 

自分が得しないと人に得を譲れないとかそういう話じゃないんですよ。

例えば親が良い寿司を食べてないと子どもに寿司なんて食べさせられないとかね。

 

そんなバカな話じゃありません。

 

今ここにある幸せにどれだけ気づけるか?

自分が幸せかどうかの尺度はそれだけです。

 

その「幸せ力」がないのに、あるいは薄れているのに人を幸せになんてできませんよ。

というお話なんですね。

 

だから親は自分のことよりも我が子の為にお金を使ったりするでしょ?

 

奥様が化粧やおしゃれに無頓着になっていくのは結婚して油断したから・・・

なんて言っていたら罰があたりますよね。

 

奥様がお母さんだったらまず違いますよ。

自分のことよりも我が子優先。それが現れてしまっているだけ。

 

もちろん、それこそ奥さんの幸せなんですよ。母の幸せ。

 

でもここで、本当にそうか?

という女性も出てくる。

 

わたしだって化粧したいのにわたしだけ犠牲になっている・・・

 

そう思いながら嫌々やっている人は幸せじゃありませんよね。

 

でもそんなことは全く考えない、考えも及ばない。

とにかく我が子の成長を観ている今が幸せで仕方がない。

 

そんな感覚の人は幸せですよ。ものすごく。

 

たとえ経済状況や夫の優しさなど条件が全く同じだったとしても、本人の受け取り方一つで変わってくる。

 

犠牲になっている不幸なお母さんの子と、自分の成長を何よりも幸せに感じてくれるお母さんの子どっちが幸せですか?

 

分かり切っていますよね。

だから自分が幸せじゃないと人を幸せにできないですよってお話なんです。

 

こういう話をすると、じゃあ化粧もせず自分にお金を使わないことを幸せに感じろってこと?

 

なんていう人も出てきます。

違うんですよ。

 

むしろ夫目線で言えば、どうか奥様、自分を花として扱ってください、綺麗になってください、輝いてください。

 

って願っていますよ。

 

それが夫にとっての幸せでもあるんです。

そのために夫がぼろぼろになっていってたら今度は奥様も幸せじゃないでしょ?

夫にもステキでいて欲しいんでしょ?

 

「幸せ力」というのは活き活き生きる力でもあります。

内面からステキな人間になる力。

 

寅さんはバカです。

学がない。学歴はないんですよ。

そして要領もよくないし、早とちりもすれば調子に乗って羽目を外して迷惑かけるしお節介もすればへそも曲げる。

 

やっかい極まりない。

 

でも人の為に一肌脱ごう!

ってのは反射神経的にできちゃうんですよね。

 

「俺あんた嫌い」って言ってやった若者にナイフを突きつけられます。

 

なのに数分後にはその若者の恋を実らせることしか考えていない。

スゴい人です。

 

その恋の相手のお父さんは口が思うようにきけなくなってるんですけど、家庭の事情からピピピっととっさに察してお父さんの気持ちを寅さんが代弁するシーンがありました。

 

人の心、表面上の安い、易い感情の事ではありませんよ。

心の深い部分の思い、想いをちゃんとわかっているんですね。

 

日々気ままに生きる渡世人。

だから日々の暮らしにある幸せに気づく力に長けた人なんだと思います。

 

利己主義より利他主義なんてビジネス本にはいっぱい書いてありますが、それを読むだけじゃわからない部分がありますよね?

 

利他っていったいどんな感覚なの?

って。

 

寅さんを見てみるとだんだんわかってくるんじゃないかなぁ。

 

全ての物語のために

 

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