映画【弱虫ペダル】なぜ「ひどい」という人がいるのか?感想と考察 ※ネタバレ注意

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©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008

 映画【弱虫ペダル】なぜ「ひどい」という人がいるのか?感想と考察 ※ネタバレ注意

映画『弱虫ペダル』を観ました!

これは賛否両論でるわ!でも決して悪くはないですよ!

では、映画『弱虫ペダル』を振り返ってみましょう♪

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映画 弱虫ペダル あらすじ

映画『弱虫ペダル』
2020年 日本

アニメが好きで友達のいない小野田坂道(永瀬廉)はは千葉県立総北高校に入学。アニメ研究部に入れると喜んだのもつかの間、アニ研は部員減少で休部中でした。教師から仲間を5人集めたら復活させてやると言われる小野田。張り紙を作って早速募集開始。そんな彼に声をかけたのは自転車部マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)。親切にバスに乗り遅れるよと寒咲が伝えると「自転車で来てて、これからアキバへ向かう」という小野田。小学生のころから毎日アキバへ自転車で言っているという小野田に目をつけるのでした…。一方、そんな小野田が登校中、ママチャリで裏門坂を登っている姿を、同じ1年生でロードバイクに乗っている今泉俊輔(伊藤健太郎)が発見。激坂をママチャリでしかも鼻歌を歌いながら登る小野田が気になった今泉はハンデを与えての勝負を申し込むのでした…。
さらに、小野田はアキバで関西から来た鳴子章吉(坂東龍汰)に声をかけられます。今泉や鳴子と一緒に自転車で走るときに感じた楽しさから、2人に誘われた自転車競技部へ入部することを決めた小野田。自転車で繋がった仲間たちとの熱い青春が始まります。

映画 弱虫ペダル データ

『弱虫ペダル』とは?

渡辺航さんが「週刊少年チャンピオン」に連載している漫画『弱虫ペダル』がオリジナルです。この漫画を原作とした舞台は大人気でキャストが入れ替わりながらも長く上演されています。また2013年からはアニメ化もされ現在第4期まで放送。劇場版のオリジナルアニメや、同じく渡辺航さんが書いているスピンオフ漫画『弱虫ペダル SPARE BIKE』を原作としたアニメなども制作されています。さらに2016年、2017年にはテレビドラマ化もされその再現力にファンからは絶大な人気を得ています。アニメ第5期の放送が待ち望まれているところです。

映画 弱虫ペダル スタッフとキャスト

映画 弱虫ペダル の主なスタッフ

原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:三木康一郎
脚本:板谷里乃、三木康一郎
音楽:横山克
主題歌:King & Prince『Key of Heart』 (Johnnys’ Universe / ユニバーサルJ)

映画 弱虫ペダル の主なキャスト

小野田坂道:永瀬廉 (King & Prince)
今泉俊輔:伊藤健太郎
寒咲幹:橋本環奈
鳴子章吉:坂東龍汰
巻島裕介:栁俊太郎
田所迅:菅原健
杉元照文:井上瑞稀
金城真護:竜星涼
寒咲幸司:皆川猿時

映画 弱虫ペダル の評価

映画 弱虫ペダル レビューサイトでの傾向

Yahoo映画、映画.COM、filmarksなどのレビューをみていると比較的好意的なものが多いようですね。トータルで5点満点中の3.0~3.9当たり(2021年3月時点)。Yahoo映画での評価が一番厳しいものが多いです。
評価が厳しいモノをいくつか読んでいると、原作やアニメファンもいれば原作を知らない初見の人もいる。割合は半々です。つまり、原作を知ってるからとか知らないからというのは関係なく1本の映画として好きか嫌いか?というだけの事でしょう。原作を知っている人も知らない人も原作のことは気にせずに見れそうですね。

映画 弱虫ペダル のみんなの評価

では、映画『弱虫ペダル』への評価が垣間見えるようなつぶやきをTwitterの反応から一部ですがピックアップしてみますね。

映画 弱虫ペダル の感想・考察

映画 弱虫ペダル 感想

映画 弱虫ペダルの感想① アニメ・ドラマのファンとして

わたしはアニメ『弱虫ペダル』をSeason1から全て見てます。また、BSスカパー!が制作したドラマ版の実写『弱虫ペダル』も全て見ています。それらの大ファンです。なのでまずアニメ・ドラマのファン目線で見ると、当然物足りない感じはします。どうしても各キャラクター同士の関係性が細やかに描けないので観客にゆだねるしかない部分が出てきちゃってるって感じですね。映画用の改変とかがあるのは仕方ないとしても。
その描ききれない関係性を背景として役者さんの演技で表現しようとしているのがわかるのも好感を持てる点です。

映画 弱虫ペダルの感想② 客観的に1本の映画として

純粋に1本の映画としてみたときは、爽やか青春ロードレースムービーとして申し分ないと思います。クライマックスは特に映画用としての大幅な改変パートになりますが、なるほどねと、本当の話を知っていても納得いくものでした。各役者さんたちも好演しているし、何より雄大な景色の中をロードレーサーで走っていくシーンは爽快ですね。

映画 弱虫ペダル 考察

※重要なネタバレがあります

映画 弱虫ペダルの考察① 続編は考えてないっぽい

1本の映画として成立させるために原作にはないライバルが登場したり、クライマックスのレースが改変されていたりします。原作の流れではインターハイの地区予選大会には千葉総北高校は3年生の3人だけで出場します。その上で強化合宿があって、1年生も出場するインターハイがクライマックス。そのインターハイでの大きな目玉のひとつに小野田坂道くんの100人抜きがあります。映画ではそこが大幅に改変され、インターハイ地区予選がクライマックスで1年生3人、3年生3人で出場。坂道の100人抜きが描かれました。また、実は『弱虫ペダル』の肝となっているライバル校の面々も登場しません。ということはこの1本で完結させようとして作られた脚本だと予想がつきますね。

映画 弱虫ペダルの考察② 映画におけるスケールダウンとスケールアップ

スケールダウン

「映画化!」と聞くと、なんだか大きなスケール感をイメージしてしまうのはわたしだけでしょうか?実際は逆にスケールが小さくなっちゃうことの方が多いですよね。映画『弱虫ペダル』に関していえば、お話のスケールは明らかにダウンしてます。主人公のアニメオタクの小野田坂道くんが、アニ研に入れず今泉、寒咲、鳴子と出会って自転車をやってみようと思うまで流れ、そして新入生歓迎レース。『弱虫ペダル』という作品が名作としてファンの支持が根強いのはこの部分をとても丁寧に描いているからですね。坂道くんと彼を取り囲むキャラクターたちとの関係性が感情面をとてもデリケートに丁寧に描いているんです。アニメやドラマがファンに指示されるのはその部分をしっかりと丁寧に描いたからです。でもこの映画版ではその部分を前半の1時間であっさり総集編的にしてしまいました。
お話の重み、キャラクター間の感情の部分はどうしてもスケールダウンです。この映画を酷いという人がいるのは多くはここに起因しているようですね。
原作ファンはそこにさらに役者さんたちがキャラクターのイメージに合わないなどもあるようですが、原作を知らない方とも共通している不満点は展開が軽くて速すぎて感情移入できなかったというものが多いようですから。
それでもわたしは爽やかな感動は感じられましたから、「いい映画」と言っていいと思うんですけどね。

スケールアップ

一方、「そう来なきゃ!」と思ったほどのスケールアップもありました。それが競技シーンのロケーションと撮影ですね。この場合は実写ドラマ版との比較としてと考えてもらえるとわかりやすいかもですが、アニメなどと比べても、映画らしい撮り方をけっこう贅沢にふんだんに取り入れていると思います。このレースシーンを劇場で体感できた人はそれだけでも劇場に足を運んだ甲斐があったのではないでしょうか?
わたしはPC画面でU-NEXTの配信版を観ましたが、劇場で見たかったなと思うほどでした。

映画 弱虫ペダル 感想と考察まとめ

『弱虫ペダル』は原作の漫画から大人気シリーズの舞台上映化されその後アニメ化、実写ドラマ化と何度も描かれてきました。実写映画になるのは遅かったくらいです。とはいえ、アニメやドラマを見るとわかると思いますが、あの作品を映画で描くのは至難の業。「暴走の肉弾頭~!」とかキャラが笑う時に「カッカッカッ!」と笑うとか、語尾に「ッショ」ってつけるとか髪が緑色や赤色や、ガイコツみたいな顔だったり…。実写化するのは本当に難しいと思って当然。
でも、キャラばかりではなくメインは坂道くんを中心とした登場人物たちの関係性や純粋でアツいドラマだったりするわけです。特に坂道くんたちが1年生のころの話は最後まで伝説的な名作と言ってもいいでしょう。
ですから映画化しない手はないほどのネタ。
そこに挑んだのは「やっと来た!」という感じ。しかも旬のスターたちが総出でしたからね。ゴリゴリにキャラを漫画として描いていない分とても観やすいと思います。なので原作を知らない人にもとっつきやすいんじゃないでしょうか。
…とは言え、やっぱりコレを観ると、弱ペダ熱があがってきてドラマ版を観たくなってきました。

 

全ての物語のために

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