映画【ゴーストバスターズ/アフターライフ】はひどい?面白く観るには?評価と感想から分析

映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』はひどいってホント?面白いの?面白くないの?どっち?
この記事では映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』への評価・感想を紹介し、見どころや面白く観れそうな視点を分析しています。

わたしは映像制作を専攻し物語や映像と心理学も学んできました。みんなの評価・感想から作品の面白さを客観的に探ってみたいと思います。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』「ひどい!」「面白い!」評価の比率は

まずは、有名な評価レビューサイトの総合的な数値を見てみましょう。
わかりやすくするために5点満点のサイトを参考にしています。
| レビューサイト | 総合評価 |
| Filmarks | 3.8 |
| 映画.com | 3.8 |
| Amazon | 4.2 |
※2024年3月16日時点
このような結果でした。
感想を読むと3.0点からは高評価という感じ。
低評価、高評価が分かれる要因は特に物語の前半部分にあるということがハッキリとわかる興味深い結果でした。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』「ひどい」「退屈」低評価の感想

では低評価の感想から見ていきましょう。
- 前半が退屈
- コメディが少ない
- 話が単調
- 前作を観ていないからついて行けなかった
低評価自体が少ないのですが、無くはない。
その中で集約すると大体このような分類になります。
低評価1.前半が退屈
低評価の中で1番目立ったのが「前半が退屈」という感想でした。
ここが高評価の人たちと対をなす部分ですね。
前半が退屈と感じた人たちは何を期待して観ていたのか?
その答えに近いのが次の感想でしょう。
低評価2.コメディが少ない
前半はある家族の再出発とおじいちゃんの奇妙な遺産、田舎の街での出会いなどが淡々と描かれている…ように見えなくもない。
『ゴーストバスターズ』といえばオープニングから全編楽しい大人のオシャレなコメディでしょ?
…と思って観た人たちは面食らったようですね。
中には2016年のリブート版『ゴーストバスターズ』のようなノリが1番好きだから退屈した…とハッキリ書いている人もいました。

©2016 Columbia Pictures Industries, Inc. and Village Roadshow Films Global Inc. All Rights Reserved.
なるほどアレを期待してノレるわけがないです。
低評価3.話が単調
まさに従来の『ゴーストバスターズ』のように終始ちょっと大人のコメディのノリでにぎやかな感じを求めてみちゃうと「いつから派手になるの?」と単調に感じてしまうかもしれません。
親子3世代にわたる、家族の継承や愛のドラマですからね。
リメイク版まで含めて過去作を知っている人は『ゴーストバスターズ』として認識しづらかったのかもしれません。
むしろ過去作を観ていない人のほうが素直に受け入れやすいのかも。
とは言え、次です。
低評価4.前作を観ていないからついて行けないかった
「前作を観ていないからついて行けない」という意見が前作ありきの作品だという先入観に囚われすぎかもしれません。
わからないことがあると「前作を知らないからだ」と思い込むのが”続編バイアス”です。
確かに、前作を観た人向けのファンサービスもちゃんと入っています。
でも、前作を期待して観た人が面食らった通り、まったく違うアプローチで物語に誘っていくんですよね。
言い換えれば、お話の本筋は初観の人も楽しめる新たな物語としてちゃんと描かれている。
「続編だから前作観てないとわからない」という思い込みは本当いもったいないです。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』「面白い!」「最高!」「泣いた」高評価の感想

高評価のほうが圧倒的に多かったです。
まとめると以下のような感想。
- ジュブナイル感が最高
- 主役の少女フィービーを演じたマッケンナ・グレイスが最高
- トレバー役のフィン・ウルフハードがやっぱりいい
- 完璧な続編、アフターライフの名にふさわしい
- まさか『ゴーストバスターズ』でこんなに感動するとは
- ラストがエモすぎ
- 前作は観てないけど面白かった
それぞれ見ていきましょう。
高評価1.ジュブナイル感が最高
”ジュブナイル”とは「少年期」という意味です。
最近の(特に日本の)映画ファンの間では子どものころのワクワクを思い出させてくれるような作品を「ジュブナイル作品」と呼ぶことが多いようですね。
洋画では「グーニーズ」や「スタンド・バイ・ミー」
邦画では「学校の怪談」シリーズ
などが「ジュブナイル作品」の代表的な作品といえばわかりやすいでしょう。
山崎貴監督の初期作品には『ジュブナイル』というそのまんまのタイトルの映画もありましたね。
前置きながくなりましたが、話を戻します。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の高評価の代表的な感想がコレ。
『ゴーストバスターズ』と言えば主役は4人組のゴーストバスターズたち…
ちょっと世間から外れた大人たちでした。
しかし『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では主役が子どもたちになっているんですね。
祖父が家を遺した田舎に引っ越してきた少女とその兄や友人たちが中心となって物語が展開していきます。
それが、低評価の人たちが「退屈だ」と表現していた物語の前半です。
高評価の人たちは、こここそがこの作品の高評価ポイントとして挙げているわけです。
あまりに正対象で面白いですね。
高評価2.主役の少女フィービーを演じたマッケンナ・グレイスが最高
マッケンナ・グレイスは主役の少女フィービーを演じた女優です。
![]() 13歳のキャプテン・マーベルを演じたマッケンナ・グレイス |
![]() 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のマッケンナ・グレイス |
フィービーは科学オタクでメガネっ子。
クセ毛で、ヒロインというタイプの美少女ではない。
線の細い男の子かな?…と見間違えそうないでたち。
メガネがズレていてもさほど気にしている様子もない。
オシャレなんて気にもとめたことがないかのよう。
役どころにマッチしすぎていてそのいでたちが逆にもの凄く魅力的に活きている。
もともと天才子役と言われていた女優のようですが、その実力がいかんなく発揮されているようですね。
高評価3.やっぱりフィン・ウルフハードがいい
フィン・ウルフハードはフィービーの兄トレバー役の俳優です。
Netflixのオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出ていて若いファンの人気を得ていたようですね。
![]() 『ストレンジャー・シングス』でゴーストバスターズごっこをするフィン・ウルフハード(左から2番目) |
![]() 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のフィン・ウルフハード |
「やっぱり」と前置きの言葉がつくように、彼目当てでこの映画を観た人も多かったよう。
作品の評価とはちょっと違いますが、無視できる量ではなかったので紹介。
『ストレンジャー・シングス』の中でゴーストバスターズごっこをしていた彼が本物のゴーストバスターズになる!?……ということでもファンの間では話題になっていたようですね。
ちゃんと役に合ったいい演技をしていました。
調べてみたら近年のホラー映画のヒット作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で少年たちの中にいた1人でした。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』© 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All Rights Reserved.
なるほど、ジュブナイル映画は先に経験があったわけだ。
高評価4.完璧な続編、アフターライフの名にふさわしい
「完璧な続編」「アフターライフの名にふさわしい」とはそれぞれ別な人の感想ですが言わんとしているところは同じだと思います。
1作目『ゴーストバスターズ』は1984年
2作目『ゴーストバスターズ2』は1989年
で、今作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2021年

2016年にはリブート版の『ゴーストバスターズ』も公開されましたがアレは別の世界軸のリメイク版。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』はオリジナルシリーズと地続きの正式な続編です。
30年以上の歳月が経っていることをしっかりと踏まえた物語となっていました。
その事を象徴するかのようなサブタイトル『アフターライフ』。
ということで「完璧な続編」「アフターライフの名にふさわしい」という感想がでてきたのでしょう。
高評価5.まさか『ゴーストバスターズ』でこんなに感動するとは
『ゴーストバスターズ』と言えばコメディーです。
幽霊やお化けが出てきても恐怖より可笑しさが勝るSFコメディー。
もちろんストーリーがある以上、人間関係も描かれるわけで少なからずドラマはありますが”ヒューマンドラマ”とジャンル分けされるような感動モノではありません。
『ゴーストバスターズ』タイトルを目にして、ヒューマンドラマを想起する人なんていなかったでしょう。
ところが今回の『ゴーストバスターズ/アフターライフ』では感動して泣いちゃう人もいる。
だから「まさか」なんですね。
ここは低評価とも裏表です。
2016年版はオリジナルのSFコメディー要素を現代ふうにアレンジして、ハチャメチャの賑やか映画になっていました。
コレはこれでオリジナルの在り方にちゃんと敬意を評した作り方ですね。
そっちを期待したら確かに「コレじゃない」です(笑)
だから裏表。
高評価6.ラストがエモすぎ
「ラストがエモすぎ!」
コレも多かったですね。
感想を読んでいると、ほとんどがオリジナルの『ゴーストバスターズ』ファンたちの声でした。
ファンサービスも強い演出。
でも、それがちゃんとストーリー上も意味があるし活きている。
だから、わたしはもう1つの意味でのエモさのほうが勝っちゃいました。
それは後半で簡単に説明します。
高評価7.前作を観てないけど面白かった
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は1984年の『ゴーストバスターズ』と1989年の『ゴーストバスターズ2』の続編です。
物語上もしっかりと繋がっています。
低評価に「前作を観ていないからわからなかった」という意見がありました。
でも、高評価には前作を観ていなくても面白かったという人がちゃんといます。
重要なポイントですね。
さらに、前作を知らずに観た人たちは『ゴーストバスターズ/アフターライフ』を観たのがきっかけで前作も観たくなったという人が多いです。
なぜ、前作を観てないからわからないという人がいる一方で前作を観ていなくても面白かったという人がいるのか?
その答えを考えるうえでここは重要なポイントです。
後ほど詳しく。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の評価がわかる生の感想
では、映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の評価がわかる生の感想をX(旧Twitter)から少しだけピックアップしてみましょう。
アフターライフが思ったより超超良くてびっくりしてる🙄🙄
ゴーストバスターズはオリジナルの一作目しか見てなかったけど全部見ようかしら pic.twitter.com/AsXS0Vil8s— sam🎥 (@sam_eiga) March 5, 2024
ゴーストバスターズ/アフターライフは、変な言い方だけど個人的にはあの時期公開だったから一段階のめり込めた
と言うのも、公開直後に自分の祖父が亡くなって、
葬式のため実家に帰る夜行バスに乗る直前に観たから、スペングラー家に一層感情移入出来ちゃってさ
それもあって思い入れ深い— マーボー/MARBOH (@MARBOH_syumiacc) March 5, 2024
ゴーストバスターズ/アフターライフ、宝物のような映画だった
— 映画鑑賞マン (@d27_tikuwa) March 12, 2024
「ゴーストバスターズ アフターライフ」(2022年)
余分な描写が多く長く感じた。スケール大きくなったが、大好きマシュマロマンが小さくなって残念でした。初代バスターズが高齢者になって登場し、懐かしかった。感動してウルウル来たのは、亡きおじいちゃんの霊が孫たちの味方する所。 pic.twitter.com/R1Si3HsvZ4— ロッキー (@DjangoMatuoka) May 26, 2022
「ゴーストバスターズ アフターライフ」
2022年鑑賞2本目最高すぎて最高。オリジナルのほぼ一緒だけどそれでいい。
フィービーが可愛すぎるので優勝 pic.twitter.com/rLLE1hJuz7— こす (@mptadjhuql) June 17, 2022
見てきた!面白かったぞ!転校生の科学オタク少女とオカルトオタク少年が田舎のボロ屋の片隅で、40年前にNYを救ったあの伝説の武器を発見する。夏休みに見たら最高の思い出になる極上のジュブナイルだった。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』2022年2月4日(金)https://t.co/KuiTe0YjOC
— ジロウ (@jiro6663) February 4, 2022
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の評価から読み解く面白く観るための視点

映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』はどういうところが見どころなのか?
どういうところが味のしどころなのか?
「ひどい」「つまらない」という感想と「感動した」「面白かった」という人たちの感想から探っていきます。
低評価からわかる「期待しちゃダメ」なポイント
低評価の感想からわかる「期待しちゃダメなポイント」とは…
- 全編にぎやかハチャメチャSFコメディを期待しない
- 大人が主人公のコメディを期待しない
コレが結論です。
まず、2016年のリブート版『ゴーストバスターズ』のようなにぎやかで派手なSFコメディを求めちゃうと「コレじゃない」感があるのがわかりましたね。
2016年リブート版も1984年の1作目『ゴーストバスターズ』をリスペクトしているよくできた作品です。
ただ『ゴーストバスターズ/アフターライフ』とは焦点を当てた場所が違うだけ。
1作目の『ゴーストバスターズ』は大人が活躍する大人が楽しめるコメディでした。
子どもが観ても楽しいけど。

© 1984 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
特に1作目は大人だからこそわかる独特の「大人コメディ」感もある。
だから幼少期に観ても面白いし、大人になって観返しても面白い。
でもその感覚を求めて観ちゃうと『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は前半部分で「あれ?いつから”求めているモノ”になるんだ?」
という感覚になるようです。
高評価からわかる面白さのポイント
では、高評価の感想からわかる見どころ、面白さのポイントは…
- ジュブナイル感
- 継承のドラマ
- それ以外の『ゴーストバスターズ』要素は「本当は」そろっている
大きくまとめるとこういう事だと思います。
大前提として「完璧な続編」だと思う人が多かったということ。
つまり前作のファンの多くが「コレじゃない」ではなくて続編としての完成度に大満足しているということは念頭において良さそうです。
で、問題の物語前半…ジュブナイル感。
主人公がフィービーという少女です。
「少女」としては一風変わっているかもしれないフィービーが、慣れない土地で友達に出会いおじいちゃんが遺したモノの謎に迫っていく。
その過程を楽しめるか?というよりこそを「味わえるか?」といっていい部分でしょう。
この前半のジュブナイルなドラマを味わえると後半がグッと活きてくる。

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プロローグはいきなりゴーストに追われているおじいちゃんの車が疾走するシーンから始まります。おじいちゃんがどうなるのか……?
を見届けてからフィービーたちの物語に誘われる。
そのフィービーのおじいちゃんが「遺したモノ」を孫たちがどう受け取るのか?
継承の物語。
孫がいるということは子がいます。
フィービーとフィービーの兄トレバーが孫。
2人の母親であるキャリー。

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おじいちゃんの娘ですね。
フィービーとトレバーとキャリーは物語の冒頭で3人同時に登場します。
この3人がおじいちゃんが遺した家がある田舎に引っ越すところから物語が始まるわけです。
最初から親子の継承の物語が始まっています。
で、予告編にもあるように、フィービーたちがプロトンパックを背負ってゴーストに向けて発射したりゴーストバスターズの車で街を駆け巡ったりしている…
つまりゴーストバスターズという所業の継承も描かれる。
さらに1作目・2作目の監督アイバン・ライトマンは今回はプロデュースにまわり、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』で監督を務めたのはジェイソン・ライトマン。
アイバン・ライトマンの息子です。
幾重にも継承の物語が重ねられているんですね。

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この「ジュブナイル感」と「継承の物語」という味付けが『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の新しい要素でしょう。
過去の『ゴーストバスターズ』にはなかったものです。
で、前提に戻りましょう。
前提は「完璧な続編」です。
1度観て「これじゃない感」を味わった人はもう1度いったん落ち着いてから観返してみると良いかもしれません。
プロローグはゴーストとのチェイス。
フィービーと一緒に登場する大人であるキャリーは序盤で男性と出会います。
フィービーの先生ゲイリーです。
演じるのは『アントマン』のポール・ラッド。
冒頭から大人のお話も始まっている。
ポール・ラッドはコメディが得意な俳優です。

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さらに、音楽・BGMは終始1作目『ゴーストバスターズ』で聞き覚えのあるものが流れています。
最初からちゃんと「ゴーストバスターズしてる」んですね。
そして後半はゴーストたちが出てきます。
低評価の人たちでさえ「後半は面白かった」という人が多いほど。
ゴーストを相手に戦わなければいけないので当然ですが派手な展開になっていくわけです。

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低評価をつけた人の中にも「このシリーズはこうあって欲しい」と決めつけず、ちゃんと『ゴーストバスターズ』シリーズであることを信頼して真っ白な頭で観ることができれば楽しめた人もいるかも知れませんね。
真っ白にできなくても、この記事を読んだあとにもう1度観返してみること前より面白く感じるかもしれませんよ。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』わたしの評価と感想

わたしの評価と感想も簡単に紹介させてください。
最初からワクワク
わたしは冒頭からワクワクしていました。
予告編は観ていたので現代のドラマが良い感じに進化していて欲しいなと期待はしていました。
冒頭から夜の街を疾走するトラック。
どうやら運転手は元ゴーストバスターズの誰かのようだ…
というところから、主人公たちの親子の登場。
田舎への引っ越し。
新しい土地での出会いとおじいちゃんの秘密。
もう、ず~っとワクワクするわけです。
そんなワクワクの要因だと思われる要素を紹介していきますね。
ジュブナイル感を醸す要因は?
わたしもジュブナイル感が1番のお気に入りです。
そのジュブナイル感を醸し出している要因は何なのか?
マッケンナ・グレイス演じるフィービー。
フィービーと友達になるポッドキャスト。
フィン・ウルフハード演じるトレバー。
トレバーのお気に入りの女の子ラッキーやバイト先の仲間たち。
そして、彼らの住む町の風景。
おじいちゃんの秘密と遺したモノ=ゴーストバスターズの道具たち。

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これらがうまい具合に物語を紡いで冒険の始まりへいざなっていく感じ。
そういう事だと思います。
フィービー推しのフィービー萌え
マッケンナ・グレイスという女の子は知っていたのですが、わたしはフィービー推しになりました。
女優さん推しというよりキャラクターとしてのフィービー推しですね。
きっとこれも一種の「萌え」感なんだと思います。

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タレント吹替はあまり好きではないのですがフィービーのあの人はピッタリでしたし。
わたしは声の正体を知らずに観て、調べるまで誰かわかりませんでした。
とてもよくフィービーの雰囲気を醸し出していたと思います。
吹替まで込みでフィービー推し。
シリーズ中で1番好きになっちゃった
わたしが小学4年生の時、妹弟も連れだって母が連れて行ってくれたのが1作目の『ゴーストバスターズ』です。
実はわたしたち兄弟の劇場での洋画初体験作品です。

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だから思い入れもウンと強い作品なんですね。
『ゴーストバスターズ2』も嫌いではなかったし、2016年リブート版『ゴーストバスターズ』は息子と一緒に行った思い出の映画でもあります。

©2016 Columbia Pictures Industries, Inc. and Village Roadshow Films Global Inc. All Rights Reserved.
いろいろな思い出が詰まっているのがこのシリーズ。
だから大好きというのもある。
でも、純粋に作品だけで順位を付けたとき、わたしは『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が1番好きだと自信を持って言っちゃいますね。
大人たちの物語もちょうど良い
ジュブナイル感が特によかったのは間違いないのですが、それは大人たちの存在もちゃんとドラマに組み込まれているからだと思います。
祖父、母、孫。
3世代の物語なんですね。
家族を捨てた祖父のことを恨みがましく思っている母。
ところが孫たちは会ったこともない。
遺産からおじいちゃんの存在に触れていくんですね。
おじいちゃんの正体と、おじいちゃんのかつての仲間たちの存在。
「彼ら」のアレからの歳月も感じさせる変化。
ポール・ラッド演じるフィービーの先生と母親の関係性。

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大人のドラマも『ゴーストバスターズ』として、とてもよくできていますよ。
監督と俳優たちの熱い継承
『ゴーストバスターズ』の監督の息子が『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の監督。
という話はしました。
で、フィービーのおじいちゃんであるイゴン・スペングラー博士を演じた俳優さんは本来はハロルド・ライミスです。

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でも、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は「ハロルドに捧ぐ」と書かれる通りハロルド・ライミスは既に亡くなってるんですね。
それでも、ちゃんと年老いた姿で登場する。
ハロルド・ライミスの若いころをモデルにしてCGで作ったのかと思っていました。
でもメインはCGではありませんでした。
ボブ・ガントンとアイバン・ライトマンがハロルドに代わってイゴンを演じていたそうです。
特殊メイクを施して。
ボブ・ガントンは『ショーシャンクの空に』で刑務所長を演じた人ですね。

『ショーシャンクの空に』(C) Warner Bros. Entertainment Inc.
彼らの成りきりがお見事なんですよね。
冒頭がアイヴァン・ライトマンでラストの顔が出てくるところがボブ・ガントンなのでしょうかね。
見事にハロルド・ライミスに成りきってくれています。
彼ら全員の映画人魂を感じるところもわたしが「エモいラスト」として熱くなる要因です。
今度はジュブナイル好きが要注意!次回作はまた頭を真っ白に!
さて、ジュナイル感が多くのファンを魅了してしまった『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ですが、2024年3月にはさらなる続編『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が公開されます。
フィービーたちと旧ゴーストバスターズの面々が、今度は古巣のニューヨークを舞台に大活躍…
これはジュブナイル感を期待して良いのでしょうか?
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は旧作のノリに縛られずに新しい気持ちで観れた人が楽しめた作品です。
旧作のノリに引っ張られた人は「コレじゃない」感を抱いていました。
今度はもしかすると『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のジュブナイル感を期待していくと「コレじゃない感」を感じることになってしまうのかもしれませんね。
はたしてどんなテイストの物語になっているのか?
またまた頭を真っ白にして楽しみたいと思います。
映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』はひどい?面白く観るには?まとめ

映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の評価・感想から、面白く観れそうな視点を探ってみました。
- 過去作の賑やかコメディーを期待しすぎないこと
- ジュブナイルを楽しめるとより味わい深い
- 継承のドラマが感動的
- ちゃんとゴーストバスターズしてる!
あまり決めつけず、楽な気持ちで観るのが1番楽しいでしょう。
ワクワクもドキドキも、そして大人の笑いもちゃんと入っている上に感動もできちゃう。
完璧な続編ですからね。
全ての物語のために





