幸せ になる 手放す ザファブル 怒り
こんにちは、ストーリーセラピスト喜村多門です。
前回、映画『ザ・ファブル』を紹介しました。
→前回記事:映画『ザ・ファブル』 ネタバレと感想【意外と真っ直ぐなテーマ】

今回のストーリーセラピーは…
このエピソードから幸せになりたい自分を妨害する感情について考えてみたいと思います。
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怒りは幸せを遠ざける
怒り 幸せ 遠ざける
怒りという感情は、本当に幸せを遠ざける感情ですね。
つくづく思います。
怒りは動物としての自己防衛本能です。
だから、怒りそのものを否定はしません。
怒りがなければ人間は生存できなかったわけですから…
でも、それは危険が降りかかったときに、危険を回避するための瞬発力を引き出すための第二感情。
身を守る一時的な道具としての感情ですから、それに溺れていいことはありません。
ずっとフンフン鼻息荒く怒り続けている状態が、一番穏やかで感謝できて心地良い…
なんてことはないですよね。
心を落ち着けて、淡々とした日々の中から感じるものの彩り豊かなこと…
これは怒りの感情でガードしていたら絶対に感じ取れないものです。
嵐の日に激しく波打つ水面に木の葉が落ちたら…
飲み込まれて終わりです。気付かれもしません。
でも、しんと静まり返った湖の水面にひらひらと一枚の葉が落ちると…
水の上に浮かび、静かにキレイな波紋を広げていきます。
わたしたちが普通に平和に暮らしたいと願うのは、その感性で「普通」の暮らし中にある彩り深い幸せを感じ取りたいからじゃないですかね?
いっさい怒らない『ザ・ファブル』の主人公
さて映画『ザ・ファブル』の主人公・ファブル=アキラくん。
岡田准一さんが演じると良い人感が拭えませんが、原作漫画では顔は結構怖いです。
そもそも漫画全体のキャラクターのトーンが一般の平和な人たちでさえ怖い感じの目つきで描かれていますけどね。
それでもアキラはとてつもない素直さをもった青年であることがわかります。
「プロとして」
彼の口癖です。文字通りプロとしてのこだわり。
だから、プロの殺し屋が一般社会に潜る…ということに対するプロ意識も高いわけです。
完璧に普通にならないといけない。
それを実直にやっていこうとするんですね。
映画の予告編を観たときはとても面白い設定だと思いました。
それもあって、アイディアメインでおもしろおかしく乗り切る映画なのかな…
と思っていましたが…それはナメてましたね。
ゴメンナサイ。
原作ではボスに「普通に生きろ」とミッションを与えられ、大阪に向かう2人が高速道路のパーキングエリアで車上荒らしと揉めるエピソードが描かれます。
そのエピソードの最後にアキラが言います。
「このミッションは思っていた以上に難しいのかも」
普通に生きることの大切さや難しさ、そこにこそ必要な強さみたいなものを今からじっくり描いていきますよ~
…みたいな作者の宣戦布告のような…そんな象徴的なシーンですね。
映画では真黒組の若頭がアキラを追いつめるくだりが複線になって、ボスの再登場やエンディングまで…
つまり映画全体を通してそれを伝えようとしています。
映画全体を振り返って気づくのがアキラの感情の起伏です。
終始落ち着いているんですよね。
一つだけ、大好きなお笑いタレントにだけは我を忘れて爆笑する。
それ以外は感情が乱れない。
強いて言えば猫舌で「熱ッ!」と激しく反応するくらいです。
特に、怒りの感情は一切出しません。
そんなアキラだからこそ、本当の「喜び」を感じているシーンもちゃんと描かれていました。
アキラがお笑い芸人への爆笑でもなく、怒りなどではもちろんなく…
静か~に、でも、ものすご~く!楽しそう!!!
にあることをやるシーンがあります。
ここはある意味作品の「テーマ上のクライマックス」と言ってもいいのかもしれません。
アキラがもしも、もっと血気盛んでキレやすく怒りで暴れ回るキャラだったら感じ取れないものだったでしょう。
アキラの感受性の繊細さを表現したとてもいいシーンでした。
アキラすっぽんぽんだけど…
わたしたちが今、幸せを感じられていないのなら…
まずは怒りを手放すこと。
怒りの否定じゃないですよ。
本能だし必要な道具だけれど、必要なときに必要な分だけ正しい使い方をする。
それ以外の時は握りしめずに、手を放して後ろにでも置いておけばいいんです。
そういえばアキラが静かに楽しそうにしているシーンはある意味繊細なシーンで観賞時はスルーしたり、ただ笑いのシーンとして受け取る人もいるかもしれないシーンなのですが、
アキラが子供の頃のシーンで、彼の感受性の豊かさを表しているわかりやすいシーンもちゃんと描かれていました。
見終えてから振り返ってみると、とても周到に丁寧に作られた作品だったなと改めて思えますね。
漫画とあわせて、「幸せ」に必要な心について考えるのにとてもオススメな作品です。
P.S.
お父さんたちにはボスと若頭の父性に心打たれる映画かもしれませんね。
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ではまた♪
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