超豪華キャスト第2弾【エクスペンダブルズ2】あらすじ 見どころと吹き替えも紹介 動画無料も
いっちゃんバランスいい
エクスペンダブルズ2のキャストが発表された時は狂喜しました♪
再現不可能!でしょ?もうこのレベルは!
では、映画「エクスペンダブルズ2」を振り返ってみましょう♪
記事の性質上、若干のネタバレがあります。これから観る人の楽しみを奪うようなネタバレにはしていないつもりですが、それでもネタバレが気になる方は先に映画「エクスペンダブルズ2」を観られることをおススメします。
映画「エクスペンダブルズ2」は字幕・吹き替え共にU-NEXTで見放題配信中。無料で観る方法もあります。
※エクスペンダブルズ2 はPG12作品です。
映画 エクスペンダブルズ2 ネタバレあらすじ
映画「エクスペンダブルズ2」
2012年 アメリカ作品
祭りだな…
前回、依頼とは違う相手…悪人とはいえCIAの仲間を退治したことで逮捕することもできると半ば強制的に仕事を依頼してきたチャーチ(ブルース・ウィリス)。バーニー(シルヴェスター・スタローン)が率いる傭兵部隊エクスペンタブルズが今回引き受けたその仕事は、東欧バルカン山脈の山岳地帯に墜落した輸送機からデータボックスを回収する仕事。しかし、ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)をリーダーとする武装グループの待ち伏せをくらい、データボックスを奪われた上に、メンバーの一人を殺されてしまいます。ヴィランの狙いは旧ソ連軍のプルトニウムが埋蔵されている地図のデータ。莫大な量のプルトニウムを他国に売りつけようとしているのです。そのことを知ったエクスペンタブルズは、仲間の復讐を果たすためにまたもチャーチに背を向けヴィランを追うことに…。
映画 エクスペンダブルズ2 キャスト・吹き替えキャストと見どころ
映画 エクスペンダブルズ2 キャストと吹き替えキャスト
バーニー・ロス:シルヴェスター・スタローン(ささきいさお)
今回、見返してみて思いましたが、バーニー・ロスは女性にはめっぽう優しいですね。女たらしでもプレイボーイでもないけど、「どう扱っていいかわからない…」みたいな武骨さがある。バーニーの可愛らしさです。
吹き替えキャストはささきいさおさん、フィックス!安定!
リー・クリスマス:ジェイソン・ステイサム(山路和弘)
クリスマスは全作で恋人に浮気されていました。その恋人も今回登場。なんかちょっと図々しくエクスペンダブルズのメンバーにも馴れ馴れしい。バーニーからも恋人としては反対されています。ちょっとかわいそう。
吹き替えキャストはこちらもフィックス、安定の山路和弘さんです。ちなみに恋人の吹き替えは田中敦子さん。「攻殻機動隊」の素子の人ですね。さりげなく実力派器用。
イン・ヤン:ジェット:リー(池田秀一)
ヤンは実は今回出番が少ないです。はじめジェット・リーはスケジュール問題で断っていたそうですが、冒頭だけでもとスタローンがジェット・リーに合わせて撮影できるように手配し、その気持ちにジェット・リーが応えた形だったという話をどこかで目にした記憶があります。かなりあいまいですが(笑)。それでもエンドクレジットではメインで出てきます。スタローンの経緯の現われでしょうねぇ。
吹き替えキャストはフィックス!安定の池田秀一さん。この2020年夏に体調不良の報道がありましたが復帰されてよかった!
ガンナー・ヤンセン:ドルフ・ラングレン(大塚明夫)
ガンナー、笑顔の復帰です。前作ではクスリに依存していて危険な仲間…というか一度完全に裏切りましたよね~。でもラストシーンではすでに笑顔で復帰。この辺の漫画チックなご都合主義が、軽く楽しむアクションアドベンチャーですよっていうことの合図でもあるんですよね。
吹き替えキャストはこちらもフィックス!大塚明夫さん。
トール・ロード: ランディ・クートゥア(乃村健次)
「エクスペンダブルズ」1作目ではガンナーの危うさが肝だったのでトールは耳のかたちのことにしか触れられませんでしたが、この2作目では少しキャラが掘り下げられます。セラピーにかよっている模様。
吹き替えキャストは第1作目からバトンタッチ、乃村健次さん。アニメ「ゴールデンカムイ」の“チンポ先生”こと牛山辰馬の人ですね。
ヘイル・シーザー:テリー・クルーズ(髙橋耕次郎)
シーザーも健在です。さらにムードメーカー感が増しましたね。
吹き替えキャストはシーザーもバトンタッチ、髙橋耕次郎さんへ。舞台俳優さんなのかな。たまにアニメや吹き替えをやる声優さんという感じなのかもしれません。
ビリー・”ザ・キッド”・ティモンズ:リアム・ヘムズワース(森川智之)
一転して、エクスペンダブルズの新メンバーで最若手の新登場です。狙撃の名手。恋人との将来を考えて腕を活かして稼げる仕事をと考えてバーニーの元へ。演じるのはリアム・ヘムズワース。「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースの弟ですね。
吹き替えキャストは森川智之さん。ベテランです。鈴置洋孝さん亡き後、トム・クルーズのフィックスになりましたね。ジュード・ロウとかも多いです。
マギー・チャン:ユー・ナン(栗山千明)
なんだかポリス・ストーリーでジャッキー・チェンの恋人役で出てきそうな名前ですが別人です。コンピューターに詳しく戦いのプロでもある。チャーチがまるで父親のように「彼女になにかあったらゆるさない!」って凄みつつバーニーに預けます。バーニーも他のメンバーも彼女には優しい。ガンナーは骨抜きです。
吹き替えキャストは、ほぉ、そうでしたか。女優の栗山千明さんです。コレはあれですね。「バトルロワイヤル」や「キル・ビル」の影響でしょうかね。もう公開から8年、最初は知ってたのかもですが見返すたびに忘れてました。それだけ普通に観れるということです。
ジャン・ヴィラン:ジャン=クロード・ヴァン・ダム(山寺宏一)
いや凄い!「エクスペンダブルズ2」の目玉の1つですよ。ショー・コスギ主演の「ブラック・イーグル」に悪役で登場したときにインパクトがあってその後すぐにアクションスターの仲間入りをしましたね。90年代後半からは下火になっていましたが定期的にB級アクション映画には出続けている人。「エクスペンダブルズ2」ではもう怖い怖い悪役に徹してます。開脚後ろ回し蹴りは2回スローンにヒット!まさにヴァンダムならではのアクションシーンになってますね。
吹き替えキャストは山寺宏一さん、山ちゃん!「日曜洋画劇場」などテレビ朝日でヴァンダム作品を放送するときは山ちゃんがフィックスでした。
ブッカー:チャック・ノリス(堀勝之祐)
ブッカーは一匹狼の傭兵です。伝説の傭兵でバーニーも知っているという設定でした。ランボーと地獄のヒーローの共演なんて考えたこともなかった!だからそうきたか~!!ってめちゃくちゃ嬉しい共演ですよチャック・ノリス。ブルース・リーの「ドラゴンへの道」で敵役を演じ、地獄のヒーローなどでB級アクションヒーローとして人気があった人ですね。ヴァンダムは「地獄のヒーロー」でスタントマンをやって、チャック・ノリスに売り込んだ…なんてエピソードもあるようです。
吹き替えキャストは堀勝之祐さん。チャック・ノリスは「地獄のヒーロー2」で演じてますがわたしのなかでは「酔拳2」でジャッキー・チェンのお父さん役のティ・ロンの顔が浮かんできます。
チャーチ:ブルース・ウィリス(綿引勝彦)
さて、再び登場のチャーチ。今夏は仕事の依頼だけではなくバーニーに発破をかけられてクライマックスにも登場しました。ただ、声がね~。
吹き替えキャストは俳優の綿引勝彦さんにバトンタッチ。これはこれで悪くはないんですよ。でもこういう話題狙いの吹き替えキャスティングは本当に吹き替えファンをがっかりさせます。メインのスターの声をシリーズ途中で有名な俳優さんやタレントさんに変えちゃダメ!いや綿引勝彦さん悪くないですよホント。でもせめてソフト版には中村秀利さんのバージョンも入れて欲しかったな!
トレンチ:アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
トレンチも第1作のチョイ出演とは違います。オープニングでいきなり登場し、クライマックスでも「I’m Back」と「I’ll be Back」を連発。トレンチに「戻り過ぎだ!」と突っ込まれます。シュワちゃんとブルース・ウィリスがミニカー走らせながら撃ちまくるシーンは痛快。
吹き替えキャストはフィックスの玄田哲章さんです。
映画 エクスペンダブルズ2 の見どころ
エクスペンダブルズ2 見どころ① 監督バトンタッチで観やすいアクション演出に
サイモン・ウェスト監督の見やすいアクション演出の貢献は大きいと思います。「コン・エアー」「トゥームレイダー」などの監督さんですね。広い画で全体の状況がちゃんとわかってからアップのカットにつなげてくれる。1作目はアップを多用して画面からはみ出す迫力感がありましたが、見ようによっては真逆とも言えますね。でも、出演者が増えてみんなでどんちゃん騒ぎするわけですから、この見せ方は正解だと思います。
エクスペンダブルズ2 見どころ② さらに豪華になっただけじゃない!
アクションシーンがスマートになっただけじゃないですね。ジャン・クロード・ヴァンダムやチャック・ノリスも参戦したうえに、アーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスの出番もカメオ出演とは言えないくらいに増えて、さらにみんなの見せ場がちゃんとバランスよく配置されている。この見せ方が前作以上にバランスがいいしわかりやすくて見やすいし、観客の要望に応えました!という感じになっています。
映画 エクスペンダブルズ2 感想と考察
映画 エクスペンダブルズ2 の感想
エクスペンダブルズ2 感想① 嬉しさ倍増
キャストが発表された時、確かジャン・クロード・ヴァンダムが悪訳で登場と最初に知ったのかな?それだけで「お~キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」ですよね。前回のメンバーはミッキー・ローク以外が続投でしたから。そこに、後でチャック・ノリスも出ているらしいと知ってまた更に狂喜ですよ。
で、実際に観てみると…。ジャン・クロード・ヴァンダムもチャック・ノリスもそれぞれに活かされる見せ場の作り方。素晴らしい!と思ってみていると前作カメオ出演だけだったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーの出番が格段に増えているわけですよ。しかも、クライマックスではファンにはヨダレ物のシュワルツェネッガー×スタローン×ウィリスが3人並んで銃撃するカットが用意されている!「待ってました~!!」って感じになるんですよね。観客が観たいものをちゃんと見せてくれる感じ!
エクスペンダブルズ2 感想② 見返すたびに評価が上がる
1年か2年おきに全シリーズを一気に見返しちゃうんです。そのたびにこの「エクスペンダブルズ2」の評価がわたしのなかで上がっていきます。スタローン監督の第1作も、パトリック・ヒューズ監督の第3作もそれぞれの良さはもちろんあるんですが、この「エクスペンダブルズ2」は全体のバランスが丁度いいんですよね。アクションも誰がどこにいてどんな状況が起きているのか?がちゃんとわかるように撮影・編集されているんですね。ストーリーも1番スマートかも。もっともストーリーはスタローンですけれど。
映画 エクスペンダブルズ2 考察 娯楽を楽しむ力
野暮な話をします。アクション映画で人が死ぬシーンを見て楽しめない…という人がいるわけです。戦争映画ではなくてアクションアドベンチャー映画ですよ。
漫画のように勧善懲悪の記号としての戦闘シーンですよね。そのくらいの区別はつけて楽しみましょうよって思います。
でも、最近の映画は技術の進歩とともによりリアルに迫力のあるものが多くなってきちゃったから、区別のしにくさもわかるんですよね。「エクスペンダブルズ2」の冒頭でエクスペンダブルズの面々が敵の本拠地に乗り込んで兵士たちをガンガン殺していきます。ガンナーは「サイコー!」みたいに叫びます。でも、仲間が独り傷つくと物凄く落ち込む。現実なら「オイオイ、いい加減にせぇ!」ですよ。人道的にはツッコミどころ満載(笑)。「ランボー最後の戦場」と「エクスペンダブルズ」の戦闘シーンの意味合いの違いが判るかどうか?
このセンスってけっこう大事だと思っています。下手に、「子どもには見せないように!」って隠し過ぎるとこの区別して楽しむ読解力が養われなくなっちゃうんですよね。それって大問題じゃないですかね。
超豪華キャスト第2弾【エクスペンダブルズ2】まとめ
前作「エクスペンダブルズ」は豪華共演だけで凄かったのに、今回はさらに豪華な共演者が増えたのに、「この人もっと見たい!」という前作のフラストレーションを払しょくしてくれる良さがありました。アクションシーンも観やすくなっていて、監督が変わるとこんなに変わるんだなという、良い変化が味わえました。前作を超える豪華さが来れば次はもっと!ってなっちゃう。そういうハードルも作っちゃった作品ですね~。
全ての物語のために
映画「エクスペンダブルズ2」は字幕・吹き替え共にU-NEXTで見放題配信中。無料で観る方法もあります。
※エクスペンダブルズ2 はPG12作品です。