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映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』はひどい?面白い?評価・感想が分かれるワケは?

© I.T.PLANNING,INC. © 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
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映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』はひどい?面白い?評価・感想が分かれるワケは?

映画『THE FIRST SLAM DUNK』って評価が分かれてるね
本当は面白いの?ひどいの?どっち?

わたしは『スラムダンク』への思い入れはそんなに強くありません。
アニメはリアルタイムで途中まで観ていました。
あとは2022年春に初めて漫画『スラムダンク』を1度読破した程度。
なので、みんなの評価をある程度客観的に分析できると思います。

※構成などネタバレに近い部分も多いので未鑑賞の方はご注意ください。

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 映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』はひどい?面白い?評価・感想は…

代表的なレビューサイトで映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』がどのように評価されているのか?

まずはそこから観ていきましょう

レビューサイト 評価
Yahoo!映画 3.4
Filmarks 4.4
映画.com 4.2

※2022年12月7日時点

トータルではかなり評価が高いですね。
まずはこの事実は大前提です。

しかし、感想を読むとがっかりした人は本当にがっかりしたんだなというのも伝わってきます。
フツーの映画のレビューとは比較にならないレベルでそれが伝わってくるんですよね。

低評価から先に紹介するので、事前に説明しておきますが…
原作ファンですら評価が真っ2つです。

低評価の人は「原作ファンならがっかりするはず」
高評価の人は「原作ファンにこそ観て欲しい」

どんな作品もそうですが、その作品のどこが好きなのか?そは人それぞれ。
それを如実に表すような様々な感想の対比が興味深かったです。

次から詳しく観ていきます。

引用元:https://twitter.com/movie_slamdunk

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映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』「ひどい」と低評価の感想

  • 原作ファンはがっかりする、台無し
  • 大事なシーンカットされすぎ
  • 長い回想が多すぎる
  • 試合のテンポが台無し
  • ストーリーもCGも音楽も声優も全て中途半端
  • キャラの表情が少なく違和感

大まかに分類するとこんな感じでした。

本当に『スラムダンク』が大好きで、ものすごく期待していたんだなというのがわかる「熱い低評価」の感想が多かったですね。

「原作ファンはがっかりするはず、原作台無し」

確かにたくさんカットされているし、そもそも視点が原作とは全く違います。

原作のどこに思い入れがあったか?によってはそういう意見になるでしょうね。
その思い入れの部分が観たくて観にいったのならがっかりしちゃうのは当然です。

しかし、原作ファンは全員ががっかりしているわけではないというのは大事なところ

「大事な部分をカットしすぎ」

コレを言っている人も多い。

試合中の内面を説明する描写や、シーンそのものがカットされていたり…

でも、低評価の人たちの中でも、それぞれが思っている「大事な部分」も実は違っていたりするようですよ。

「長い回想が多すぎる」

これは、原作やアニメと比べた時のこの映画の特徴とも言えるかもしれませんね。
でもコレは『映画』なんですよね。
なので正確にはアレを『回想』と言っていいのかも微妙です。

後で詳しく書きます。

「試合のテンポが台無し」

「長い回想が多すぎる」せいで試合のテンポが台無しだと感じた人も多いよう。
一気に試合を観たかった人だということがわかりますね。

「ストーリーもCGも音楽も声優も全て中途半端」

原作漫画とも旧アニメとも違って戸惑ったという人の声なんだろうなと感じました。
実際『スラムダンク』リアルタイム&どストライクだった人たちの意見です。

「週刊少年ジャンプ用の連載漫画でも毎週30分枠で放送のテレビアニメとも違う、コレは『映画』です…」
という作り方なので当時のアレが観たかった!という人を突き放すような部分があるのは事実だと思います。

「キャラの表情が少なく違和感」

漫画やアニメのようにデフォルメされたわかりやすい表情は確かにありませんでした。
…どころか、最近のわかりやす過ぎる(テレビドラマと映画との区別もない)日本の映像作品と比べても表情は静かです。

アニメや漫画で言えば『タッチ』などのあだち充作品のような感じに近いかもしれません。

『スラムダンク』という作品の熱さをキャラの豊かな表情と一緒に何度も何度も思い浮かべて来たファンも…
最近の日本の映像作品に慣れ親しんでいる人にも…違和感があったのでしょう。

無機質に感じやすい3DCGのキャラクターというのはその印象に輪をかけたのもわかります。

しかし、これはちゃんと映画的表現をわかっている人の演出ですね。
キャラクターの表情は必要最小限に抑えて、映像で感情を感じさせる。

彼らが実写の世界に実在していたらと考えるととてもリアルに感じられる…そんな狙いだと思います。

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 映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』「面白い」と高評価の感想

  • アニメファンではなく原作ファンにこそ観て欲しい
  • 熱い!ずっと涙腺が緩んでいた!これぞスラダン
  • モーションキャプチャーで井上雄彦さんのキャラに命が吹き込まれた
  • 音楽がカッコイイ
  • 初めて「もう一回観たい!」と思えた最高の映画(スラダンファン)
  • 試合中に選手達が成長するシーンに胸が熱くなる(初スラダン)

旧アニメファンも原作ファンも、高評価している人のほうが圧倒的に多いのは事実。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』で初めて『スラムダンク』を観た人の高評価もファンとしては嬉しいですよね。

「アニメファンではなく原作ファンにこそ観て欲しい」

たしかに旧アニメ『スラムダンク』の続編として見ると「ハァ!?」となるでしょうね。
画のタッチも世界観も全く違いますから。
そういう意味で当時のアニメ派より原作派向けの作品だと感じた原作ファンも多いようです。

しかし、原作ファンは全員が喜ぶわけではないというのも大事なところ。

「熱い!ずっと涙腺が緩んでいた!これぞスラダン」

上記と違うのは原作ファンだけではなく旧アニメファンも、この映画よかった!って思っているよってところですね。

今まで映像として描かれていない部分が映像になったことに感動、あのキャラクターたちが動いているだけでも感動…とか。
感動した部分も人それぞれ。

漫画・アニメのファンで、思い入れの強い部分がちゃんと映画にも入っていた!という人たちだという見方もできるかもしれませんね。

「モーションキャプチャーで井上雄彦さんのキャラに命が吹き込まれた」

全編がモーションキャプチャーの3DCGなのかはわかりませんが、バスケのシーンはそうでしょうね。
個人的な感想のところでも詳しく分析しますが、確かにモーションキャプチャーの導入は重要だと思います。

「音楽がカッコイイ」

公開前の評判で声優キャストだけではなく主題歌が一新されたことを嘆く人もいました。

が、鑑賞後のレビューで音楽に関しては文句を言う人は見受けられませんでした
(音が大きくてセリフが聞きとれない箇所があったという人はいたかな、高評価の人でしたが)

それよりも、音楽の使い方やかかるタイミングへの高い評価が多いようですね。

「もう一回観たい!」

もう一回観たいと思った…という意見も多かったです。
『スラムダンク』ファンの人が人生で初めてもう一回観たいと思わされた映画だと書かれていたのは映画ファンとしては嬉しかったです。
漫画やアニメがすきなのか、はたまたバスケは好きで映像作品はそんなに観ないのか…わかりませんが、何度も観たくなるほど気に入る作品に出合える喜びを知っている物語大好きカウンセラーとしては嬉しいことです。

「試合中に選手達が成長するシーンに胸が熱くなる」

コレは今作で初めて『スラムダンク』という作品に触れたという人の意見です。
原作やアニメを観ていなくても…というか、何の先入観もなく一本の映画として観たからでしょう。

こんな風に感じた人もいるのがこの作品の成功を物語っていると思いました。

 映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』みんなの評価・感想

では、映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』のみんなの評価や感想がわかる、Twitterでの生の声を賛否ともにいくつかピックアップしてみますね。

https://twitter.com/yarmin7203/status/1599035349728382977

映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』はひどい?面白い?思い入れと評価・感想の関係

低評価も高評価もどっちもアツい!
こんなに熱い思いが吹き荒れるのも珍しい、そういう意味でも特殊な作品ですね。

思い入れは仕方がない

原作であれ旧アニメであれ『スラムダンク』という作品への思い入れというのは、それぞれがとても大切なモノなんだというのがよく分かりました。

「『スラムダンク』に出会って人生が変わった…」なんて人も決して少なくない。

その思い入れを否定はできませんよね。宝物だと思います。

だからこそ、その思い入れからくる期待感は、思入れの箇所や種類によってドンピシャで大当たりだったり、逆に大きくがっかりしたり、それぞれの反応も大きいのでしょう。

それぞれの人生にここまで大きく関わっている『スラムダンク』という作品のカリスマ性を証明するような賛否の分かれ方でした。

初見の人も賛否両論

忘れてはいけないのは…

映画『THE FIRST SLAM DUNK』という映画が、『スラムダンク』という作品を知っている人だけのための映画か?

…といえばそんなことは決してないということ。

とても深く興奮した初見の人もいれば、ついていけなかったという初見の人もいる。
この事実がそもそも、良くも悪くも1本の映画として受け止められているということですよね。

映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』わたしの評価・感想

※描かれ方などの説明で一部ネタバレにあたるかもしれませんので、映画『THE FIRST SLAM DUNK』を未観の方はご注意ください

わたしは1本の映画として、傑作だと思いました。

原作『スラムダンク』は今年(2022年)の春に初めて一通り読破、アニメはリアルタイムで弟が観ていたのをチラチラ観て知っていた程度です。

原作は桜木花道という主人公の少年漫画的な純粋なおバカさが大好きで、彼に元気をもらいながら読み進めつつラストの試合は心臓がどきどきして涙がでました。

わたしの『スラムダンク』経験はその程度。

いっぽうで、『映画』は自分でも作るほど、脚本、撮影、編集、演出を学び、漫画も小説も、アニメもドラマも演劇も大好きで幼少期から触れてきた作品は数知れません。
そんなわたしの視点での映画『THE FIRST SLAM DUNK』評です。

プロローグで襟を正しました

オープニングのカッコよさも多くの人が書いていましたね。
しかし、わたしはオープニング前のプロローグで襟を正しました。

「あ、これはちゃんとした『映画』だ」と。

「映画表現をわかってらっしゃるプロがちゃんと作った映画なんですね…」と。

オープニングで

「あ、これはちゃんとした『映画』だ」と思った時点で、これまでの『スラムダンク』観のようなものは一旦脇に置きました。
ゼロから観て、わたしの『スラムダンク』観とどう重なるか?あるいは重ならないか?それは観終えて判断しようと。

しかしまあ、このオープニングがシンプルなのに秀逸で…

「う~わ!コレ…ちゃんと彼らじゃん…カッコイイなあオイ…」

と、一旦脇に置いたものの一部はすぐに引き戻す結果になりました。

でもね。
プロローグから言って、どう考えてもわたしが大好きな愛すべきおバカスポーツマン桜木花道のあの物語のテイストではないわけですよ。

プロローグのラストからオープニングへの流れもいい!
一体どんな作品に仕上がっているのか…?グイッと前のめりになりました。

ただし、漫画・旧アニメ『スラムダンク』への思い入れを持ったままの人も、あのオープニングで悪い意味で期待値を上げられてしまった人もきっと多いでしょうね…

作品への低評価・高評価に関わらず、このオープニングだけは全員が高評価だったのではないでしょうか?

映画的文法-時間軸-

物語の語り方が、完全に映画の文法だと思いました。

プロローグで「あ、これは『映画』だ」と思ったのは映像での語りかたでした。
カットの魅せ方とシーンの魅せ方や間。その語り口がいかにも映画でした。

で、本編が始まって序盤で気づかされました。
構成も省略も何もかも『映画』じゃん!

構成は過去と現在が交互に描かれる手法。
映画や小説ではオーソドックスな手法とも言えます。

多くの人が「回想」が「多い」「長い」と思われたようですが、この場合は過去も現在もどちらもメインストーリーなので「回想」というのは少し違います。

過去と現在が合わさっていくバランスやタイミングも絶妙でした。

とは言え、ここはそんなに凝ったことはしていません。
『パルプフィクション』や『君の名は。』のようにズラしたり入り組ませたり複雑なことはしていないんですね。
とてもシンプル。

なので、そういう意味で「回想」と思われた人が多いのもうなずけます。

似たような方法で、手に汗握る効果的な使われ方をしていた作品に『スパイ・ゲーム』という映画がありました。
ロバート・レッドフォードとプラッド・ピットW主演。監督は『トップガン』のトニー・スコット。
面白いですよ~~~!!

映画的文法-省略-

さらに特筆すべきは省略のほうです。

これは、映画に限らず小説であれドラマであれ、それこそ漫画であっても、はたまたノンフィクションジャンルであっても使われる手法ですよね。

そんな中で映画には映画的な省略というのがあるのですが、コレが難しい!…ハズ。

はず…というのは、わたしも映画製作を勉強したとは言え、省略に関しては未だに「コレが正解だ!」というセオリーをつかめてはいないからです。
恐らくですが、それはプロの人たちも作品ごとに暗中模索されるのだと思います。

でも、映画の場合、ドラマや映画とは省略のしかたが違うということだけは言えます。

分かりやすく比較できる作品があります。
日本のドラマ&映画になった『MOZU』シリーズです。
ドラマはドラマの文法、映画は映画の文法に則った省略で物語が描かれています。

今作、映画『THE FIRST SLAM DUNK』はその辺り物凄くシビアにデリケートにやられているはずです。

井上雄彦さんは漫画化としてはカリスマ的でストイックな天才というイメージですが、映画監督としてもかなりの手腕だと思います。

試合のシーン

現在=試合 と 主人公たちの過去
が交互に描かれます。

低評価の人に多かった長い回想が試合を台無しにしている…という意見の元ですね。

逆に高評価の中には、この構造で試合のクライマックスが盛り上がったという人も複数いました。

わたしも後者の意見です。
この辺りが、現在の危機と過去の主人公たちのやり取りが交互に描かれる『スパイ・ゲーム』に非常に似ています。

緊張感を盛り上げるんですね。

あと、アニメーション技術ですよ!

人と人のぶつかり合いとしての迫力は普通のアニメ作品以上です。

モーションキャプチャーを取り入れたのは大正解だと思います。

とは言えモーションキャプチャーはひとつの方法です。
モーションキャプチャーを使えばなんでも良くなるというものでもありません。

今作は3DCGアニメかというとそう単純にジャンル分けできないでしょう。
背景のほか、試合以外の部分では、普通のアニメ作品のように見えるシーンもありました。

それぞれの表現手法の良いところを場面ごとに上手に使い分けている…
という感じの組み合わせ。

よくあるスポーツアニメのように数秒のことを数分かけて描写したりしません。
極力実際の試合の時間感覚に近く観れるように作られています。

じゃあ、実写でやればいいのかというとそうはいかない。
とても細やかですがアニメーションだからこそ出来る表現は随所に使われています。

3DCGキャラクターの不自然な感じがなくなったわけではありません。
でも、日本の様々なアニメーション技術を組み合わせて使うことで一つの世界観が効果的に表現できている。

試合のシーンだけではありませんが、この作品の中で試合のシーンは特に目を見張るものがあると思います。

キャラクター登場のバランス

構成の内にも入りますが、主要キャラクターを登場させるバランスも絶妙でした。
わたしはやはり桜木花道のキャラクター好きですから彼の登場シーンはワクワクしました。

物語の軸は今作の主役と言っていいキャラの物語なのですが、他のキャラたちも少しずつ効果的に過去が描かれる。

下手すると「誰が主役なのよ」ととっ散らかりかねないですが、『THE FIRST SLAM DUNK』はちゃんとまとまっていました。
ちゃんと安心して観れるんですよね。

音楽

音楽、特に主題歌は、『THE FIRST SLAM DUNK』公開前の発表で声優と同様に少しブーイングの声もあがってましたね。
旧アニメ『スラムダンク』が名曲をたくさん排出しただけに気持ちはわからなくもない。

しかし、オープニングからグッと掴まれた人が多いように、試合中にイントロが流れたり、エンディングがかかるタイミングなどこれも絶妙でした。

まんまと作り手の狙い通りに高揚しました。

丁寧なシーン構成と丁寧な音響

試合もそうですが、試合ではないドラマ部分も映像で観客に感情と物語を届けるための構成が全編にわたって丁寧に練られていると思いました。
だから目が離せませんでした。

それは音楽以外の音、環境音とかの音響ですね、そういった部分にも感じられました。
「もう一回観たい」と思うのは全体の興奮もそうですが、案外静かなシーンのこういうことの積み重ねがあってこそなんだろうなと思います。

「もう一度この作品を『感じたい』」という感覚が強いなと。

映画スラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』はひどい?面白い?評価・感想まとめ

みんなの評価で賛否両論あるのは、原作漫画や旧アニメ『スラムダンク』への個人的な思い入れ部分が今回の『THE FIRST SLAM DUNK』で採用されていたかどうか?
という部分が一番の要因だと思います。

その次が、新しい作品としてこの作品を楽しめるかどうか?
思い入れとは違っていても「コレはコレでいい」と思えた人も沢山いたようですから。

そして、漫画・旧アニメ『スラムダンク』を知らない人たちの視点。
純粋な1本の映画としての評価にもっとも近いのはこの人たちの言葉だったのかもしれません。

コレだけ多くの人の人生に影響を与えている『スラムダンク』という作品です。
思い入れを捨てろというのは酷なこと。
むしろ宝物ですから大切にしていきたいものです。

でも、ほんの一瞬、思い入れを脇に置いて冷静な眼で観返してみて、思い入れと重なる部分を発見出来たりすればまた評価も変わるのかもしれませんね。
それくらい1本の映画としては非常に丁寧に作られていると思います。

わたしは多くの『スラムダンク』ファンと比べると…バスケットボールにも詳しくない、『スラムダンク』にも思い入れが強いわけでもないです。
でも、とてつもなくドキドキして、試合は前のめりになったし、グッとくる傑作でした。

にわかファンなりに少しだけわたしの思い入れの部分に触れるとすると…

わたしの場合は、ここで描かれた試合のシーンで漫画でも気に入っていたシーンを映像表現としていいかたちで魅せてもらえました。
お気に入りの桜木花道の行動は何も変わっていませんし、誰を主人公にしてもやっぱりコイツは面白いヤツに見える!
と思えました。

そういう意味では、わたしは思い入れが今作に反映されていたラッキーな観客だったのかもしれませんね。

劇場で観れて本当に良かったです。また観たい!

全ての物語のために

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