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やる気が出ない時はイメージをチェック【対処法】

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やる気が出ない時 対処法 イメージ チェック

 

こんにちは、ストーリーセラピスト喜村多門です。

前回、アニメ『どろろ』第24話(最終回)を紹介しました。

→前回記事:アメニ どろろ 最終回 ネタバレ【どろろと百鬼丸】

アメニ どろろ 最終回 ネタバレ【どろろと百鬼丸】
アニメ どろろ 最終回 ネタバレ こんにちはストーリーセラピスト喜村多門です。 今回は、 アニメ「どろろ」第二十四話「どろろと百鬼丸」(最終回) を観ました。 24話できれいにお話をまとめてくれました。 特にシリーズの前半は芸術品と言っても...

 

今回のストーリーセラピーは…

このエピソードからやる気が出ない、続かない時の対処法の一つとして、そもそもの「やる気」にたいするイメージを考えてみたいと思います。

 

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あなたがイメージする「やる気」ってどんな「気」?

 

「やる気が出ない」とか「やる気満々」という言い方をしますよね。

 

まず、考えてみて欲しいのですが、あなたは「やる気」という言葉を聞いた時にどんな感覚をイメージしますか?

 

今回、アニメ『どろろ 第24話(最終話) どろろと百鬼丸』を見て、考えてみたいのはそもそもわたしたちが抱いている「やる気」のイメージが間違っていないか?

 

ということです。

 

そもそもイメージしているやる気が間違っていたら、正しいやる気なんて出せるはずがないですよね?

 

ちょっと自分自身に問いかけてみて欲しいです。

 

やる気があるときってどんな気分でしょうか?

 

 

わたしたちは多くの場合やる気に対して「戦意」やそれに近い感覚をイメージしていないでしょうか?

 

考えてみるとわかりますが、もしそうだとするとやる気が出なかったり長続きしないのは当然ですよね。

 

また「戦意」を「やる気」だと定義してしまうと幸せからは遠ざかりそうです。

 

本当のやる気、幸せに生きていくためのやる気というのはそういうモノではないと
思うのです。

 

もっと静かなもの、むしろ「戦意」を持って向かってくるような相手でさえ、その「戦意」を殺がれるような穏やかさと強さ…

“戦意喪失”させるような在り方・・・

 

そういう雰囲気を生み出す力、心持ち。

 

そういったものの源にあるのが本当の「やる気」であり、幸せになるための力や幸せを維持するための努力への意欲を生みだすものなのではないでしょうか?

 

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アニメ「どろろ」最終回に学ぶ「戦意」とは逆の「やる気」

 

アニメ『どろろ 第24話(最終回) どろろと百鬼丸』では、鬼神に百鬼丸の身体を与えることで醍醐の国を繁栄させた将軍、醍醐景光とその妻、縫え方、二男の多宝丸がそれぞれの苦しみと対峙します。

 

景光と縫の方の長男である百鬼丸が自分の身体を取り戻しにやってきたのですから…

 

鬼神に魂を売った景光。

父が背負ったものを受け継ぎ醍醐の国の民を守るんだと覚悟を決めた多宝丸。

そして、我が子を手放してしまったことを後悔し続けてきた縫の方。

 

今、百鬼丸の最後の身体の部位である両目は、鬼神から多宝丸が受け継いでいました。

だから百鬼丸は多宝丸と刀を交えています。

 

主人公のどろろは大好きな百鬼丸の兄貴が家族を殺して鬼神の心になってしまわないか?

と心配をしています。

 

その全てに決着がついたのが今回のお話でした。

 

この結末を観たときにわたしは自分の感情が追いつきませんでした。

百鬼丸を含めた醍醐家のみんなの気持ち、彼らが受け止めた感情はどんなものだったのか?

 

なので、後でゆっくりと考えました。

 

縫の方はまあ分からなくはないですが多宝丸、景光は・・・

 

どんな感情を受け止めていたのか?

 

特に景光は…わたしだったら正気を保っていられるとは思えませんでした。

 

でも、あの景光に対する百鬼丸の在り方は、わたしたちには一考に値するものですよね。

 

百鬼丸が多宝丸に向けた思い。

百鬼丸が景光に向けた思い。

 

どちらもまさに彼らの戦意を喪失させるものでした。

 

まだ若い多宝丸は特にそうでしょう。

 

彼の本来の性格によってはこの最終回のように多宝丸が静まることは無かったかもしれません。

でも、この作品の中では多宝丸はもともと悪い子ではありませんでしたからね。

 

父である景光が兄である生まれたばかりの百鬼丸にしたこと。

その行いを知った時は「ひどい」と感じていたはずです。

実際そういう描写は作品中にありました。

景光は多宝丸とは違って大人です。

今回のエピソードの中の最後の方で百鬼丸と景光とのシーンがあります。

 

景光は百鬼丸を煽るようなことを言います。

 

わたしたちがなにも考えずに聞いていると

 

「景光はまだそんなことを言っているのか?」
「いい加減目を覚ませよ」

 

みたいに思ってしまいそうですが、あの言葉はや態度は百鬼丸に自分を討たせるための方便だったのかもしれません。

 

方便でなかったにせよ方便であったにせよ、感情をああやって高ぶらせるには「戦意」が必要ですよね?

 

方便ではなく本心からの言葉ならその言葉の源がまぎれもない「戦意」です。

 

「俺はまだまだ負けん!この先も鬼神に魂を売ってでも国を繁栄させるぞ!」

 

と・・・ストレートな戦意です。

 

もし方便だったとしたら…

百鬼丸に自分を憎ませる、自分を悪役にして我が子に斬られよう

そう考えていたことになります。

 

だとするとそれは自分自身との戦い・・・闘いですね。

それもある種の「戦意」と言って良いでしょう。

 

わたしたちが「やる気」をイメージするとき

「よ~し!やるぞ~!」

と気持ちをたかぶらせるもの・・・のような種類の気分だと思いがちです。

 

それはつまり「戦意」

 

反対に戦意喪失という言葉があります。

これは「やる気」を無くした…という意味に使われます。

 

しかしそれは、本当にやる気を失うということなのでしょうか?

 

気をそがれる・・・という言い方をしますよね。

 

それは本当に「やる気」をなくしちゃうということなのかな?

 

百鬼丸は多宝丸の戦意を喪失させました。

それでも多宝丸は今まで得られなかった心の安らぎを得ることができたはずです。

 

百鬼丸は景光の戦意をそぎました。

景光がそれで幸せになったのか?

 

さあ、それはあなた自身が観て、彼らの心を想像してみてください。

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時は戦国。醍醐の国の主である景光は、ある寺のお堂で12体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。そ...

 

わたしは景光の命がこの先どうなっていこうが、少なくとも鬼や悪魔ではなく人間としての心に立ち返ったからこそ、あの苦しみを受け止めたように見えました。

 

重要なのは多宝丸に対しても景光に対しても百鬼丸は「戦意」を向けてはいなかったということです。

 

でもこの時の百鬼丸を「やる気」がなかったとは絶対に言えない。

 

戦意的な気分をやる気というのならむしろ“やる気を越えるもの”だったでしょう。

 

これからを生きていこうとする百鬼丸。

きっと彼は、より人間らしい豊かな感情を感じながら生きていくのでしょう。

それは荒ぶるような激しさや熱さではなく、もっと穏やかな温かさ。

そういう感情の在り方の方へ向かって成長していくはずです。

 

それに対して「やる気がない」という言い方は似合いませんよね。

むしろ鼻息が荒い「やる気」なんかよりも、静かに着実に一歩一歩前進するそんな生命力や気力を感じます。

 

多宝丸や景光の戦意を喪失させたのはそんな百鬼丸の前向きな気分ですよね。

そちらの「気」の方が強いでしょ?

そちらの「気」の方が「やる気」という称号にふさわしいと思いませんか?

 

やる気というのはわたしたちが考えているのようなカッカするようなものではないはずです。

もっとシンプルで、もっと穏やかで、もっと健全で、それでいて強いもの。

 

もっともっと多くのモノを手放して、沢山縛られてしまっている「こうあらねば!」という思い込みを手放したときに手に入るモノなんじゃないでしょうか?

 

戦意より、戦意を削いでしまうくらい健全で前向きな魂。

そういうものを磨き続ける生活が、穏やかなやる気を持続させるのでしょう。

 

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