家族の絆を丁寧なエンタメ構成で 映画【at Home アットホーム】見どころと感想 ※ネタバレあり

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©映画「at Home」製作委員会 引用元:https://www.facebook.com/atHomemovieJP/

家族の絆を丁寧なエンタメ構成で 映画【at Home アットホーム】見どころと感想 ※ネタバレあり

映画『at Home アットホーム』を観ました

静かでかつスリリング…でも最後は感動しちゃいました

では『at Home アットホーム』を振り返ってみましょう♪

『at Home アットホーム』は見放題で動画配信しています。無料で観る方法もありますよ♪

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映画 at Home アットホーム あらすじ

映画『at Home アットホーム』
2015年 日本

©映画「at Home」製作委員会

戸建ての家に住む森山家。幸せそうな普通の明るい家族…のように見えますが、大黒柱の父・和彦(竹野内豊)が帰宅して全員団らんの夕食。会話の内容が普通ではありません。実は和彦は空き巣泥棒、そして母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男・(坂口健太郎)は偽造職人でした。しかもその下の長女・明日香(黒島結菜)も次男・隆史(池田優斗)もこの一家が犯罪で生計を立てていることを理解しています。積極的に話に参加するほど…。
その夜、明日香が行きたい高校は私立高校だと淳から聞かされる和彦。淳は明日かの学費と内申書をなんとかしようと考えているようですが、和彦は父親としてお金のことは自分が準備すると宣言します。この家族…犯罪への倫理感は「?」ですが、全員がお互いを大切に思い、和彦を父親として心から認めているようです。
そんな中、皐月も母親として何とかしたいと“仕事”を張り切るのですが、カモとして狙った実業家の御曹司ミツル(村本大輔)にバレてしまいます。しかもミツルは森山家を上回るワルでした。皐月を人質にとったミツルは和彦に1千万円を要求し…

映画 at Home アットホーム キャスト・スタッフ

※ネタバレ注意:重要なネタバレに繋がったり展開が予想できて結果的にネタバレに繋がるような情報が多々あります。

映画 at Home アットホームの主なキャスト

森山 和彦:竹野内豊

現在(2021年春)、フジテレビ月9ドラマ『イチケイのカラス』で主演を務めている竹野内豊さん。彼の作品が見たくなったのと、あと2つの理由からこの作品をU-NEXTで再生しました。竹野内豊さんがモデルから俳優になったころ、十代だったわたしはあまり好きではありませんでした。イケメンなだけで役者なんかやるなと十代の嫉妬です。ですが『ヤンキー母校に帰る』というドラマにハマったあと映画『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』の見応えで嫉妬は完全に消えて「カッコイイ役者」として注目するようになりました。さらにドラマ『素敵な選TAXI』とドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』でファンになり、極めつけはドラマ『義母と娘のブルース』の前半で死んじゃうお父さん役…既に十代の子の父親になっているわたしはこのお父さん役に感動しまくって大ファンになったわけです。というわけで『イチケイのカラス』も楽しく見ていますが、映画『at Home アットホーム』はまた少し違う役どころながら、とても感動させてくれる父親やくでした。

森山 皐月:松雪泰子

地元がちょっと近いというだけで勝手に親近感を抱いている松雪泰子さん。ドラマ『グッドパートナー 無敵の弁護士』では竹野内豊さんと元夫婦でライバル弁護士、いつも火花バチバチ!という役どころでしたが、今回は心底父親として和彦を信頼している母親役です。そして、映画『at Home アットホーム』では吉本の芸人さんにボッコボッコ殴り蹴られる役…。ヒットする瞬間は上手に?隠していますが、結果としてのボロボロの姿が痛々しいのなんのって…涙!

森山 淳:坂口健太郎

坂口健太郎さんも好きな俳優さんです。ドラマ『重版出来!』から特に注目するようになって『シグナル長期未解決事件捜査班』や『イノセンス 冤罪弁護士』は保存版としてディスクに収めてます!優しい演技からクールな演技迄できる人。

森山 明日香:黒島結菜

黒島結菜さんは、出演作品を見てもあまりわたしには馴染みのない作品ばかりでした。でもよく見てる顔だな~と思ったらひとつだけ…大好きで保存版にしているドラマ『アオイホノオ』に出てました。なるほど!納得。『アオイホノオ』は福田雄一節のキャラものっぽい感じですが、今回は繊細なちゃんとした演技を見せて頂きました。「お母さんは残業だってさ…」のところ怖かった~。

森山 隆史:池田優斗

池田優斗さんはこのころはまだ小学生?最近…ちょうど、前シーズン(2021年冬1月期)のドラマで密に観ていた俳優さんですね。NHK『ここは今から倫理です。』の眼鏡の弱々しい第1話でスポット当たった彼と藤原竜也さん主演の『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』の明るいけど悪気なくクラスメイトをイジメちゃう彼。同時期にまったく違う雰囲気の生徒役やってたこちらも実力派。

ゲンジ:國村隼

國村隼さんはいい人も悪い人もできるベテランさんですから、良くも悪くもある今回の役にはうってつけですね。和彦をしずかに見守ってくれているゲンジさん。淳の偽造の師匠です…から、やっぱり犯罪への倫理観は「?」ですが(笑・それは森山家の全員か)、でも最後はありがとうゲンジさん!って思いました。基本はいい人なんですよね。

ミツル:村本大輔

今回の映画では悪役がみんな吉本興業の芸人さんです。芝居が上手いというわけではないんですね。でもめちゃくちゃ怪しい!公式サイトを観るとどうやらミツルも結婚詐欺師ということなの?劇中その説明を見逃したか聞き逃したのかな?いずれにせよ独特の怖さを醸し出していました。皐月を殴ったり蹴ったり、とにかく酷いことをする奴です。「…お母さんを…殴ったんですか…」う~んネタバレしない方が良いところなので書かないけど胸が痛い!

平田:千原せいじ

そして、コレもあまりネタバレしない方が良い気がするのであまり詳しく書きませんが千原せいじさん演じる平田も怖い。この映画でいうところの悪役です。でもDV問題が世間には蔓延しているようですからこういう人多いんでしょうね。ミツル同様、暴力シーンは上手く隠してあるけど痛々しい!

友井:板尾創路

身体的な暴力は振るう側ではなく振るわれる側になっちゃったけど、友井も悪役です。やっぱり吉本の芸人、板尾創路さん。板尾創路さんは役者としても大活躍している人ですから安定感ありますね。この人は親として家族ぐるみで自分の長男に精神的な暴力を振るう男です。

映画 at Home アットホームの主なスタッフ

監督:蝶野博

“映画監督”として有名かというとそういうタイプの監督さんではないようですね。経歴を調べると“映画職人”という言葉のほうが似合いそうな方のようです。伊丹十三さんの作品などにずっと参加されていた人で、ご自身での監督作品はこの『at Home アットホーム』の前には映画『未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~』(2007年)があるようです。

原作:本多孝好

わたしが映画『at Home アットホーム』に最初に興味を持ったのが実は原作が本多孝好さんだと知ったときでした。本多孝好さんを知ったのはドラマ『dele ディーリー』が非常によくできていたから。ドラマを観て小説も読ませて頂きました。わたしは作家・脚本家や監督名でも作品をチェックするので本多孝好さんの作品を検索してこの作品を知ったわけです。

脚本:安倍照雄

わたしが映画『at Home アットホーム』を観ようと思った2番目の理由が実は竹野内豊さんと松雪泰子さんと坂口健太郎さんの共演作だったから…。で、最後、3つ目の理由であり実際に再生ボタンを押すきっかけとなったのが「脚本:安倍照雄」の表記でした。極々個人的な理由ですが、安倍照雄さんのツイートはよく拝見していて、とにかく脚本・シナリオと言ったものへの思い入れが伝わってくるなと思っていました。よく往年の名作も研究されているようで、そういったツイートを観ると脚本も含め映画製作を学んだ身としては非常に勉強になるわけです。ただ、めぐりあわせで今までちゃんと作品を観たことがなかったのです。映画『at Home アットホーム』に興味を持ってはいたけどなかなか再生せずにいたところ改めて作品データを読んでいて安倍照雄さんのお名前を観て「あっ」と視聴に踏み切ったわけです。きっかけ頂きました!ありがとうございました!知り合いじゃないけど(笑・勝手にお礼)

映画 at Home アットホーム 見どころと感想

※ネタバレ注意:人によってはネタバレに感じるかも?

映画 at Home アットホーム の見どころ

犯罪グループが家族?と言う設定。コレだけを書いてしまうとコンフィデンスマンエンターテインメント的な物語のように思われそうな設定ですが、この作品の味はそこではありません。家族にスポットを当てたヒューマンドラマです。ただし、物語の展開の仕方はパルプフィクション…つまり娯楽小説のように時系列が行ったり来たりして巧みな順番で秘密が開示されていきます。ちゃんとエンターテインメント(おもてなし)してくれるわけです。設定が設定ですからスリリングでもありドキドキしちゃう。いい作品に出会えました。

映画 at Home アットホーム の感想

今までに味わったことのない感情を味合わせてもらった…という感想です。この作品を観て味わった感情を自己分析的に分解していくと一つ一つはもちろん味わったことがある感情です。家族の絆がテーマのヒューマンドラマしかり、詐欺師や泥棒の生き方的なドラマや対決・騙し合いのミステリーやサスペンス。そういった名作は数多くあります。でも、それらをミックスしつつ、既存の作品群とは少しズラされている狙い。それがこの作品を好きになれるポイントだなと思いました。
“家族”ということばに“幸せ”だけではなく多少なりとも“失敗”や“後悔”というコトバを紐づけてしまう人には響く部分があるんじゃないかなと思います。
わたしはこの映画への感動から、穏やかな優しい風をもらえたし家族を愛する勇気をもらいました。間違いなく「好き」な作品です。

映画 at Home アットホーム みんなの感想

※ネタバレ注意:ダイレクトなネタバレもあります

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映画 at Home アットホーム 感想まとめ

※ネタバレ注意:重要な情報をダイレクトにネタバレしています

家族の絆を描くために血のつながりのない家族を描くという手法がありますね。わたしが最近観た作品で印象が強いのは漫画&アニメ『Dr.STONE ドクターストーン』の主人公・石神千空と父の百夜。3000年を超える2人の絆は毎回涙がでます。映画だとDCコミックスの実写化作品『シャザム!』のテーマがまさに家族でした。主人公のビリーがやってきたのは身寄りのない子を養子として迎え入れるグループホームを営んでいるビクター&ローザ・バスケス夫婦。つまり兄弟姉妹含め全員血のつながりはない。『シャザム!』SFアクションコミックコメディですが、わたしの中では映画『at Home アットホーム』にイチバン近い感覚を感じるのがこの『シャザム!』ですね。

映画『at Home アットホーム』では次男の隆史が父兄参観日に家族のことを書いた作文を読んでいるシーンが印象的に使われます。その作文から隆史の家族への思いが伝わってくるのですが、絆の象徴として伝わってくるのが“チーム感”なんですね。「この家族は最強のチームなのだ」と…今、書きながらも思い出してちょっとウルウルしちゃいましたが…(映画『ドラえもん』の予告で毎回泣いちゃう男ですから)。

粋な物語技法で、家族の絆を巧みに魅せてくれるエンタメ味のヒューマンドラマ。決して重い後味にはなりません。そういう感じの作品をお探しならぜひおススメの1本ですね。

 

全ての物語のために

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