映画 マッドマックス怒りのデス・ロード

引用元:http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/index.html
本質を抽象的に描く寓話の話を前回、前々回しました。
人が目指すべき本質ってなんだろうと思いつつ、ストレス発散のつもりで何も考えずに見返した映画。
まさに寓話。人が目指すべき本質を描いていました。
映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」
を観ました。
この記事は、映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」のあらすじや感想、見どころを紹介します。ネタバレはありますが、シンプルな映画過ぎてネタバレも意味がありません。是非観てください。ただし、過激な描写の連続でR-15指定レベルの作品です。
ストーリーセラピーでは、人がまず目指すべき本質について考察してみます。
あなたが、映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」に興味を持ったり、自分の人格に目を向けるキッカケにでもなれたら嬉しいです。
※映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」はU-NEXTで無料で観れます。
映画 マッドマックス怒りのデス・ロード ネタバレあらすじ
資源が底を突き荒廃した世界。
愛する者たちを救うことができず、生きる望みを失ったマックス(トム・ハーディ)。
絶望の中、荒野をさ迷っていました。
そんな彼を襲ったのは砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団。
マックスは捕らわれ、ジョーの城へ連れていかれました。
吊るされて、輸血袋と呼ばれます。
そんなマックスと管をつないで輸血しているのは、スキンヘッドで全身白粉、ウォーボーイと呼ばれる青年たちです。
そんなジョーの城では、ガソリンを補給しに行くタンクローリーを運転する女戦士・フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が民にたたえられる中、ウォーボーイたちを従えて出発します。
しかし、フュリオサが補給場所への道からそれ逃走。
怒り狂ったジョー達は大軍で追跡を開始。
その中には、マックスを輸血袋として車に括り付けて連れてきたウォーボーイもいました。
マックスは怒涛の戦いに巻き込まれていき…。
映画 マッドマックス怒りのデス・ロード 感想と見どころ
昨日紹介した映画「空母いぶき」と同じでもあり正反対でもある映画です(笑)
同じなのはこれも寓話だということ。
これぞ徹底的に、ザ・寓話!です。
異世界感がなく、自衛隊を描いたから映画「空母いぶき」は寓話であることがわかりづらい。
ということも昨日の記事に書きました。
で、正反対な部分は…
人が簡単に死んでいくということ。
映画「空母いぶき」は護衛艦で戦闘機を一機撃墜した時に自分たちが人を殺したという実感をみんなが持ちました。
観客にその感覚が伝わるほどに丁寧に演出されました。
でも映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」ではそんなことしてられません。
でもこの作品の表現としてはこれ正解ですよね。
映画的、娯楽的文法が全く違うわけですよ。
R-15指定も仕方がありませんね。
こっちは小学生には見せられません!!
でも正直言って、やっぱりこの映画も大好きです。
物凄い映画です。
ジョージ・ミラー監督、よくやってくれましたね。
冒頭から強制的に物語の中に引きづりこまれます。
怖いくらいのパワーで胸ぐらひっつかんで映画の世界を引きずり回される感じ。
久しぶりに観ましたがやっぱりこの冒頭のアクションシーン…
マックスがイモータン・ジョーの城から逃げ出そうと城内を逃げ回るシーンですが、本当に怖いです。
ほとんど何の説明もなく始まります。
でも、説明不要。
作品そのものが説得力。
リバイバル上映したら、絶対また劇場行くよ!
映画 マッドマックス怒りのデス・ロード【考察ストセラ】より良い自分を探して
より良い自分を探して…
映画のラストでメッセージとして文字が出てきます。
そこまで入れての作品であってそれをメッセージと捉えるかどうかは観る人次第。
それでも良いけど、こんなにすごい映画を作ってくれるんだからやっぱりその情熱や思いは受け取りたい。
というのがわたしの欲求です。
だから、お節介を覚悟で、今日も綺麗事を書いていきます。
まずわたしたちが目指すべきところは、言葉にしてしまうとやっぱり自分自身の人格を磨き続けることなんだと思います。
続ける…ですから習慣ですよね。
このブログ、去年ドメインをとってwordpressで作り直して10月から完全移行しました。
それまではseesaaという無料ブログでやっていました。
毎日更新を始めたのは2012年10月からです。
ブログ自体を立ち上げたのは2010年だった…か?
今でもテーマは変わっていません。
「自立」です。
軸は精神的な自立です。つまり心の自立。
それをテーマに掲げたのは、当時読んだ本、「7つの習慣」の影響がもっとも強いです。
依存→自立→相互依存
「7つの習慣」は徹底して人格主義なんですね。
人としての本質がしっかりとしていないと、いくらお金を稼ごうがチヤホヤされようが何にもならない。
もちろんそこでの経験は挫折も含めて糧には出来るのでしょうけれど、それもそう在ろうする視点をそもそも持っていないと糧にもしようが無いわけですからね。
思えば毎日更新を始めて7年が過ぎました。
ブログ立ち上げからは9年…か…
自立…頭ではわかっていてもまだまだです。
それでも、少しは進歩した実感はあります。
感情を人のせいにしない。
まずはコレ、未だに怒りを人にぶつけちゃうことがゼロではないので100%ではありません。
それでも心の在り方の習慣ですから、気持ちを人のせいにしそうになったときにその自分を客観的に認めて自分の責任の範囲に引き受ける。
その在り方が習慣化できるようになってはきています。
あと、できるようになってきたことは、「今ここに在る幸せ」にどれだけ気づけるか?
という視点を基本視点に据える習慣。
まだそれくらいですけれどね(笑)
「7つの習慣」の中で言えば一部のさらに一部。
わたしの場合は自信を持って言える変化はそのくらいかな。
あと一つ、このブログを2012年10月から1日も休まず更新できている。
これが習慣になっているのもそうか。
これもわたし自身にとってはとても大きなことです。
どれだけあなたの役に立っているかはまた別のお話ですけれどね。
そこは精進です。
精進のための習慣化でもありますからね。
わたしはもっと自分の軸に確信を持ち、そして余裕をもち、人の心にもっと寄り添えるようになれないと、まだまだ人格的には大したことないんだろうな。
そんな感じ。
映画「マッドマックス怒りのデス・ロード」では、大切な人を守れなかった過去を引きずっている男、マックスが主人公。
自分が生きることで精一杯だった男マックスが、フュリオサという女性に出会います。
フュリオサは他の女性たちを助けようとしていました。
マックスは初めは人にかまってなんていられません。
そんなマックスがフュリオサたちを命がけで手伝えるようになるまでのお話です。
ストーリーは車で行って帰ってくるだけ。
それでも、どんなに過酷でもより良く在ろうとする主人公たちの成長が描かれる。
マックスだけではありませんよ、成長するのは。
車に乗って暴走しろとか危険なマネをして命を危険にさらせとかそういうことを言っている訳じゃありませんよね。
「※よい子はマネしないでください」映画ですよね。
荒廃した暴力的な世界観は本質を浮き立たせるための設定というだけ。
そもそも現実もマジメに生きようとするだけで過酷でしょ?
「正直者がバカをみる」
なんて言ってついついあきらめたくなっちゃう。
そういう状況が、映画の中で迫り来る危機また危機で表現されているわけですよね。
それでも!
さらに良い自分、さらに強く優しい自分、さらなる人格者を目指して状況と戦いながら成長していく。
世界中でこの映画の評価が高いのは、そこだけを徹底的に描いているからでしょう。
どんな成功も、自分の「今よりも良く在ろう」と心がける習慣が身についていてこそ…
なんだと思います。
この映画を作った人たちには本当に感謝がわきます。
昨日紹介した「空母いぶき」や、「アベンジャーズ」のMCUもですけどね。
もし、まだ観てない人がいたらぜひ見てほしいです。
引くかもですが(笑)
既に観た人も、もう1回…2回…3回…4回…何回も!
観てみて良いんじゃないでしょうかね!
全ての物語のために
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