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実話【リチャード・ジュエル】結末ネタバレ感想 観れてよかったです

Richard Jewell © 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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実話【リチャード・ジュエル】結末ネタバレ感想 観れてよかったです

実話の映画化作品『リチャード・ジュエル』やっと観れた!さすがイーストウッド監督!ドキドキしながら一気に観れちゃいました!

リチャードとお母さんの苦しさが伝わるし、弁護士さんよかったね~!

では、実話をあつかった映画『リチャード・ジュエル』を振り返ってみましょう♪

実話映画『リチャード・ジュエル』はU-NEXTで配信中。無料で観る方法もありますよ♪

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映画 リチャード・ジュエル ネタバレあらすじ

映画『リチャード・ジュエル』
2019年 アメリカ作品

Richard Jewell © 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 

助けなきゃ…

1996年7月27日、警備員のリチャード・ジュエルはアトランタ五輪の会場近くの公園で爆発物を発見します。付近の警備員、警官、FBIで大勢の観客を避難させている最中に爆発。2名死亡、負傷者100人以上の大惨事でしたがそれも早めの避難誘導のおかげでした。メディアは第一発見者のリチャードを英雄として称えますが、数日後に地元新聞が「FBIがリチャードが犯人の可能性を疑っている」と報道。各メディアは一転してリチャードを極悪人として糾弾し始めます。
まるでリチャードを犯人に仕立て上げようとするかのような誘導操作、マスコミの無責任な糾弾。
そんな中、リチャードを助けるために立ち上がったのは10年前に職場で知り合った弁護士のワトソン・ブライアントでした…

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映画 リチャード・ジュエル 結末と考察

※結末をネタバレしています。

映画リチャード・ジュエルの結末

映画 リチャード・ジュエルの結末① 安心、爽やかな気持ちにはなれる

実際に起きた出来事ですので結末はわかっています。ジュエルは救われます。映画としてはどこをラストシーンにするか?で印象が変わるものですが観客としてホッとして熱い気持ちと爽やかな気持ちを持って見終えることができる結末となっています。

映画 リチャード・ジュエルの結末② 良い面も悪い面もあるのが人間関係

リチャードが犯人扱いされたのは地元紙の記者が誰よりも早く注目される情報を伝えようとした結果に起きたことでした。またFBIも過去の例や過ちから先入観をもち、一度公になってしまうと、後に引けなくもなるというのもあったのでしょう。
でも、彼らの代表となる役が報道側にもFBIにも登場しますが彼らの結末を観ても私利私欲まみれの悪人ではないんだということがわかります。

イーストウッドらしい、ドライに一歩引いた視点と絶妙なエンターテインメントとしての味付け。このバランスがしっかりと効いていますね。

映画 リチャード・ジュエル 考察 実話とフィクション

実話 リチャード・ジュエル① 故人リチャード・ジュエルとは

1962年12月17日生まれ。映画のラストでもテロップが出ましたが2007年8月29日に44歳で亡くなっています。映画では心臓疾患によるとなっていました。

実話 リチャード・ジュエル② 映画のその後

ウィキペディアやネットでわかる情報では、映画でも紹介されたとおり法を執行する職務に常に熱意を持っていて、映画のラストでは警官か保安官かそんな仕事に就いていましたね。
実在のリチャード・ジュエルもそうで亡くなるまでもいくつかの仕事を転々としているようですが法の執行官としての職であることには変わりなかったようです。

考察 映画『リチャード・ジュエル』は実話かフィクションか?

地元の新聞記者とFBI捜査官の関係の描きかたについてはかなりの騒動があったようですね。関係者が既に亡くなっていて反論できないこともあり制作側へのバッシングも強かったようです。
制作側としては取材で得た情報に基づいているということは表明しています。
そもそもリチャード・ジュエル本人ですら亡くなっているわけですから映画で表現されているリチャードの感情も創作と言われればそうなのでしょう。
しかし、2時間前後の物語で実話を描くわけです。全て事実だけを描写すればいいというものではありませんよね。
リチャード・ジュエルやその周囲の人が経験したこのエピソードからわたしたちは何を感じるのか?
そういう本質を描き、感情と思考を想起させるためのエンターテインメントとして描く。ためには出来事の創作などはあって当然だと思います。
報道ではなく映画になった時点、物語として第三者によって語られた時点でそれは寓話になるのですから。

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映画 リチャード・ジュエル 感想

映画 リチャード・ジュエル感想① 観てよかった

公開時から観たかった作品。観終えた感想としてはまず観れてよかったな~と、噛みしめるように感じています。こういう作品には時々触れる必要あるなと改めて感じました。また観たくなる日がくると思います。

映画 リチャード・ジュエル感想② 冒頭から興味深い

面白い映画って始まって数十秒とか数分でひきこまれるよな…って、思わされることが多いのがクリント・イーストウッド監督作品には多いです。
実話を映画化した最近の作品では『ハドソン川の奇跡』もそんな作品でした。
リチャード・ジュエルでは冒頭で事件の10年前が描かれリチャードと弁護士のワトソンとの関係が描かれます。ほんの数分のシーンですが2人の出会いからお互いを知り分かれるまでがちゃんと伝わるしそれぞれのキャラクターへの興味をかき立てられるように描かれるんですよね。
大好きな導入部分になりました。

映画 リチャード・ジュエル感想③ ちょっと変わった人への先入観

冒頭からリチャード・ジュエルはいわゆる『変わり者』です。まじめが過ぎるところがあるのかな?と観客でさえ疑ってしまいます。
身近にいたらウザイと思う人も決して少なくないでしょう。でも、一歩引いてリチャードという人物像を観察するとすごくまっとうで純粋な人間だと言うことがわかります。
わたしたちは変なヤツだと一度思った人への先入観を持ちがちですが気をつけたいなと思いました。
ワトソンというキャラクターへの最初は先入観を持っちゃったのですが彼こそがリチャードを先入観なく認めていた人でした。
わたしもまだまだだなぁ。

映画 リチャード・ジュエル感想④ 思い込みの怖さ

マスメディアの代表として象徴的に登場する女性記者、捜査側の代表として登場するFBI捜査官。
彼らの存在が偏見や思いこみをまさに象徴していました。大衆の象徴でもありますね。
終盤では記者が涙するシーンもありますがわたしたちも「みんな言ってるから」とか「テレビで言っていた」とかそんなことに流されず自分で考え、かつ決めつけないという姿勢は本当に大事だなと反省しました。

映画 リチャード・ジュエル感想⑤ イライラするけどスカッとする

まとめに近いですが、映画『リチャード・ジュエル』全体の感想といては途中はとてもイライラします。マスコミの身勝手さFBIの視野の狭さにイライラするし翻弄されるリチャードたちを観ていて心配になってまたイライラ。
それだけ入り込んでいるということですがw
でも、ワトソンのおかげで、そしてみんなの中にある良心のおかげで、ちゃんと最後は救われます。誰かを糾弾するわけでもなくスカッとできました。

実話映画『リチャード・ジュエル』みんなの感想

では、他の人たちは実話映画『リチャード・ジュエル』にどんな感想をもったのか、Twitterからほんの少しピックアップしてみます。

実話【リチャード・ジュエル】結末ネタバレ感想 まとめ

「ハドソン川の奇跡」の面白さに近いテイストだと思います。グッと引き込まれて、瞬く間にお話に没入して結末でスカッとする。
実話を上手にエンターテインメント作品として表現しているクリント・イーストウッド監督の一歩引いた視点が織りなす事実とフィクションと演技と映像のアンサンブル。
観なかったら損するところでした!

 

全ての物語のために

実話映画『リチャード・ジュエル』はU-NEXTで配信中。無料で観る方法もありますよ♪

 

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