映画 サウスポー 考察
感情を力に変える3つの条件

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怒りに限らず、感情に流されて溺れるといいことないですよね。
喜びなどのプラスの感情もそう。
でも熱意とか情熱も感情であり力になりますよね。
感情を力に変える条件についての考察は記事の後半で!
映画「サウスポー」
を観ました。
この記事は、映画「サウスポー」のあらすじや感想、見どころを紹介します。
ストーリーセラピーでは、怒りが招く後悔についての考察です。
あなたが映画「サウスポー」に興味をもったり、自分の感情について客観的な観察を始めるきっかけにでもなれば嬉しいです。
若干ネタバレはありますが作品の楽しみを奪うようなネタバレはありません。
また、映画「サウスポー」を無料で、正規の方法ですぐに楽しめる方法も紹介します。
興味を持ったらぜひ映画「サウスポー」で感動を味わってみてください。
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映画 サウスポー ネタバレあらすじ
映画「サウスポー」
ボクシング世界ライトヘビー級王者、ビリー・‘ザ・グレート’・ホープ。
連戦連勝でチャンピオンの座を守り抜いています。
妻のモーリーンは夫を誇りに思いつつも、心配でたまらない様子。
富はもう十分。
それよりもビリーに休みを取って欲しいと願っています。
ビリーにとっても妻と娘は最愛の宝物です。
大きな防衛戦の後、記者会見で取材を受けているビリー。
そこに若手で勢いのあるボクサーが挑発してきます。
「相手にしないで」というモーリーンの言葉に従いその場ではおとなしくしていたビリー。
しかし会場の裏まで行くと、プロモーターに怒鳴り、廊下のテーブルをひっくり返して言います。
「奴と戦わせろ!」
…と。
ビリーは、怒りを武器として戦うタイプのボクサーです。
しかし、カッとなり易く、普段からも自分の怒りを制御することができないのです。
ある日、セレモニーの席で自分と妻が育った施設への感謝のスピーチと寄付の表明をしたビリー。
会場からでるときにまた若手のボクサーに挑発されます。
モーリーンはビリーの怒りをなだめようと努めますがまったく制御できないビリー。
若手ボクサーともみ合いになり、その場が騒然となったそのとき…
鳴り響く銃声。
すると叫び声が聞こえ…腹を押さえて膝をつく妻の姿が目に飛び込んできます…
うろたえるビリーの腕の中で娘を心配し「家に帰りたい」と言いながらゆっくりと息を引き取っていく妻。
ビリー自身の怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまったのです。
ショックで自暴自棄な生活を送り続けるビリー。
あっという間にお金は底をつき、試合に挑みますが完全に戦意喪失。
ファイティングポーズも取れないままボロボロになり、挙句の果てに試合を停めようとするレフリーにカッとなり頭突き。
自ら名誉をおとしめて、さらに自暴自棄になっていきます。
絶望に溺れた彼は車で自宅の大木に激突。
その自制心のなさから裁判所の命令によって娘と一緒に暮らすこともできなくなるのでした…。
ボクサー生命も絶たれ、家族も奪われたビリー。
彼にできるのはボクシングだけ、しかし、彼が武器にしていた“怒り”は制御できなければなりません。
娘との暮らしを取り戻すために、父としての再起を図ろうとするビリーは…
映画 サウスポー 感想と見どころ
映画 サウスポー 感想と見どころ① 自らの怒りが招く苦悩
怒りの衝動で動いていたら大切なものを失うよ…
というのをボクサーの運命になぞらえて見せてくれる作品ですね。
非常に分かり易いです。
相手の挑発にのる必要はないことを妻はずっと訴えているのですが、全く制御がきかないビリー。
実際、短気な人、活気盛んな人は身につまされると思います。
いや、別に短気ではなく、普段は温厚でも怒りに駆られて失敗をしたことがある人はみんな身につまされるでしょう。
ビリーは自分と向き合うまでは全て怒りで周囲や人のせいにしてしまいます。
怒りを正しさだと思っている人は…それは勘違いなのですが…それで苦悩を経験したことがない人には意味が分からないかもしれません。
「主人公はなんも悪いことしてねぇじゃん!」
って思っちゃうだけかも。
もし、この映画を観てそう思ったら相当ヤバいです。
映画 サウスポー 感想と見どころ② 父なき映画の傑作
お父さんが本気の力をもらえる父泣き映画 6選

の記事を書いたときにはじめて知った作品です。
記事を書くために観たのですが、普通に入り込んで涙を流していました。
監督がアントワーン・フークアといのも観ようと思った理由です。
「イコライザー」シリーズも「マグニフィセント・セブン」も傑作ですからね。
骨太のアクションエンターテインメントの中に真摯な『良い在り方』みたいなものがいつも感じられるんですよね。
そんな作品を作るフークア監督のヒューマンドラマとあっては観ないわけにはいかない。
妻が亡くなるシーン、裁判所で娘と引き離されるシーン、どちらも丁寧に描かれていてなかなか辛いシーンです。
で、妻の思い、娘の思い、そして怒りというテーマについては意外と分かり易く表現してくれる。
小学生から大人まで観れる本気のヒューマンドラマですね。
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映画 サウスポー【考察ストセラ】感情を力に変える3つの条件
【考察ストセラ】① 感情に流されない
アクションエンターテインメント作品だと、抑圧された感情が一気に噴き出すときにカタルシスがあります。
まあ、スカッとするエンタメって必要なんですよね。
そういう作品が好きなせいか、わたしも感情には流されやすいです。
とくに高揚感とか興奮の感情には。
今回は怒りに限らず、感情を圧縮して力に変えることについて考察してみます。
【考察ストセラ】② 映画 サウスポー のビリーのトレーナーが示す解決策
映画「サウスポー」の主人公は怒りで身を崩します。
怒りの感情を制御できないことで妻は命を失い、ボクサー生命も絶たれ、娘とも引き離される。
娘を取り戻すためには、ちゃんと仕事につき、感情に溺れずに制御できる大人としての慎みを身に着けていることを裁判所に認められなければなりません。
彼はボクサーです。
ボクシングでの彼の武器は怒りです。
怒りを封じられると牙をもがれるようになってしまうのではないか…
ところが違うんですね。
娘とも引き離され、家も奪われて安アパートに引っ越したビリーは、場末のジムを訪ねます。
そこにいたトレーナーが、しっかりとビリーを導いてくれます。
ビリーがダメな原因が怒りであること、ビリーのボクシングの武器が怒りであること。
それらをしっかりと指摘します。
その上で、ボクシングの技術をコツコツと磨かせます。
試合でも身に着けた技術を根気よく使うことによって、コツコツと相手のミスを誘っていくスタイルとらせます。
感情になされず、コツコツコツコツ、感情を制御して、コツコツコツコツ。
そして相手の調子が崩れたところで渾身の攻撃。
冷静さによって、圧縮された怒りは最後まで制御されます。
最後にもその圧縮された怒りを爆発させない。
爆発はさせないんだけど、渾身の一撃であることには間違いない。
あくまで冷静でなければコツコツ積み上げてきて作ったチャンスを台無しにしかねない。
だから、最後に相手が見せたスキをつくときこそ、狙いをさだめて冷静に、でも渾身の力を撃ち込まないといけない。
根気よく冷静にコツコツコツコツ。
これによって、怒りだったものが力に返還されるんだと思います。
噴出するその瞬間に爆発させずに冷静に蛇口の出口を絞ることでより圧力を増す。
そんなイメージでしょうか。
【考察ストセラ】③ 感情を力に変える3つの条件
圧縮することで力を最大化する。
コントロールすることで力の効果も最大化する。
その理論はわかりました。
きっと、マイナスの感情は制御することで力に変換できます。
プラスの感情も噴射時の制御によってまったく違う効果を発揮しそうですよね。
喜び、感謝。
たとへば、お礼を伝えるタイミングや方法を相手にもっとも喜ばれる形で表現できる。
マイナスな感情にせよ、プラスの感情にせよ、圧縮し噴射時も制御するためには条件がありますよね。
多分3つあります。
まずはしっかりと受け止めること。感じること。
否定したりごまかしたりしたらちゃんと感じることができませんから変換し圧縮するパワーにすらなりえない。
だから、第1の条件は、感情はしっかりと受け止めること。
でも、それだけじゃダメ。
蛇口もそうですが水道管そのものが弱いと受け止めきれないし圧縮にも耐えられない。
破裂しちゃう。
ビリーは鍛えていました。
蛇口が閉じられていなかったけど、水道管は鍛えられていたんじゃないでしょうか?
それでも苦しいと思います。
つまり、第2の条件は、感情を秘める自分自身の耐久力です。
多分、多くの感情に流されやすい人は、どっちも鍛える必要がある。
わたし自身は間違いなくそうです。
自分自身という水道管と蛇口の強さ。
圧力をしっかりと感じながらそれを噴射するときの丁寧な調節を出来るようになるために必要な強さ。
その上で、圧縮した力を効果的に出力する知識やスキル。これが第3の条件。
映画「X-MEN」シリーズの中で自分の力を発揮するときの感覚として『怒りと集中力の間』という表現が出てきます。
それも、似たような感覚なんじゃないかな…という気がしますね。
自分の中の感情による圧力に負けない強さとそれを上手に力としてより効果的に外に出す技術。
忍耐と精神の技術。
その3点をイメージすると、かなり成長のしかたが具体的になる気がします。
漠然と「強くならなきゃ」と思うより、ステップアップできそうです。
全ての物語のために
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